JINCHAN'S CAFE

My essay,My life
エッセイを書き続けることが、私のライフワーク

LIVE SDD 2016

2016年04月18日 12時50分02秒 | 音楽
深夜テレビでたまたま見ることができた。
LIVE観覧には、スターダスト・レビュー目当てでここ2年ほど申し込んでいるのだけど、当たらず。。。
人気アーチストが一堂に会するだけあって、競争率高いんだねぇ。

やがてスタレビ登場!!

要さん、いつからサングラスを外して歌うようになったんだ!?
柿沼さん、少しお太りになられた気がするけど・・・ 甘いマスクは変わらない。
寺田さん、雰囲気そのまんま!(笑)
VOHさん、年食ったな~

結婚と同時に、LIVE会場から足が遠のき20年。自身がアラフィフの範疇に入ってきてるんだもの。そりゃメンバーも、年をとるよねぇ~
ってか、あの佐村河内さんみたいなキーボード奏者は、誰なんだ! (←こら)

子育てがやや落ち着き、LIVE自体には徐々に復帰していた。が、スタレビのチケットだけは取れない。。。 (T_T)
全盛期は過ぎてるし、メンバーはいいおじさんだし、なんでぇ~?と思うけど、相変わらずコアなファンが支えているのかなぁ。

そんな私にとって、こうしたテレビ放映は、ありがたかった。
サングラスを外した要さん、素敵だった。

さて、LIVE SDD。
SDD = STOP! DRUNK DRIVING という訳で、飲酒運転の撲滅を誓うLIVEだったのだが、今年で9年目になるのだそうだ。

自分の周りでは、随分前から当たり前になっていることが、未だ’徐々に減ってきています’という状況なのに驚く。
私自身はと言えば、飲む飲まない以前に、車の運転は向いていない気がして、長い間控えている。

家族には、’頑張って練習すればいいのに’と思われているのだろうが、技術面以外にも、不安要素があるのだ。
誤って人を傷つけたくないしね・・
自転車くらいが身の丈かな。

とはいえ、自転車だって車両の一種。
重大な事故を引き起こすこともある。
心せねば!

夜会

2015年05月26日 16時20分18秒 | 音楽
ゴールデンウィークが終わり、はや2週間が過ぎ-
月日の経つのは、早いですなぁ。
映画や行楽etc・・・友人たちと精力的に出かけていた、数か月前が懐かしいです。
GWを境目に、用事が立て込んで参りまして、どうもそれどころじゃなくなっちゃった。

じんちゃんは今、「戦う!書店ガール」ならぬ「戦う!図書室ガール」となって(いささかトウのたったガールなのは、許してくださいね)、仲間たちと奮闘しています。
きっかけは、図書室の存続危機。
一つの機能として学校に存在している以上、なくなることはないのでしょうが、利用者がいなけりゃ、開館すら難しくなってくる。。。
そんな状況を目の当たりにして、さすがにこれは、’どげんかせんといかん’と。

2年前までは、とにかく本が好き!と通い続けてくれた生徒たちがいました。
そういった一部マニアの心意気に、図書室が支えられていたのは事実。
本の紹介、ちょっとした試みへ、わずかながらでも反応がある。
勿論それで満足していたのではないけれど、圧倒的に不利な環境の下、伝わる人にだけでも伝われば御の字だという甘えが、どこかに存在していた。
しかーし! 図書室ってのは、マニアの為だけに存在している訳じゃないのよねぇ。。。
当たり前のことなのに、忘れてた。というより、見切ってしまっていた。

コツコツ積み上げてきたモノが、パッタリ途絶えて凹み。
’ああ、もうかつてのような生徒は、存在しないのか?’と嘆き。
学生に人気のライトノベル、市立図書館では十数人待ちの話題本が拡充され、面白くなってるんだがなぁ。
「もったいない・・・」 深くため息をつく。
肝心の生徒が来ない。先生も来ない。
’ったく、利用者がいなけりゃ宝の持ち腐れだよ!’などと、状況をスネたりして。

でもサ、過去に対して今がどうであるかなんて、現場に居続けた者(有志の保護者)だけがわかることで、
変わりゆく生徒も、担当の先生も、或いは校長でさえも-
知ったこっちゃないんだよね。それは責められない。
が、せめて現状は、認識しておいてほしいと思う。
だって、自分たちの問題なんだもの。

まずは、図書室の危機的状況をわかってもらおう。
そうして、私たちが知っている魅力を、伝えていこう。

これまでも、それなりにやっていたんですよ。
が、あまりに地道過ぎたと反省。
有志保護者の立場でできるのは、何やろ~
学校は我々に、どこまで求めてるんやろ~
こちらはこちらで、悩みながら事にあたっていたもんで。

だけどやっぱり、生徒を、先生を、校長を、当事者として巻き込んでいかないと-
状況は変わらない。
まぁ立ちはだかるものは色々あるのですが、挫けずやっていきます♪
教室に佇んでいた、希望の種(ニーズ)を見つけたから・・・
好きなことに関しては、しつこいのよ。 私は!!

ドラマ『戦う!書店ガール』が、恋バナから本バナへ戻り、さらにそこを通り越して組織の話になりまして-
うーむ。’実に興味深い。’
稲森(いずみ)店長には、頑張って欲しいですねぇ。抵抗勢力に負けないで~
しかしあの社長は、ホント人を見る目ねぇな。
セコい妨害を考える前に、あなたが退陣されてはどうか。

さて、タイトルの『夜会』へ、話を進めていきましょう。
と言うても、中島みゆきじゃあないんですよ。
話は、『繕い裁つ人』あ、いや『HAPPY バレンタイン♪』に遡るかな。

久方ぶりのRちゃんを交えての女子会、楽しかった~
ランチして、映画観て、お茶して、
4時間ちょっとにしては、盛り沢山の内容でした。

共に鑑賞した『繕い裁つ人』への反応を筆頭に、同時期に公開されていた『神戸在住』の裏話、
さらには人ごとでなくなってきた、病気&寿命の話など尽きなかったわ。
Rちゃんとは、お互い結婚してからというもの、なかなかタイミングが合わず、
去年の学年同窓会で、約20年ぶりに顔を合わせたのだった。

「1度目は独身だった人が、2度目に結婚して姓が変わり、3度目には旧姓に戻ってたなんてね。
 その間私は、変わらずだけど。」 地元マスコミに就職して、仕事道を歩むEちゃんが、自嘲気味に笑う。
時折開催される同窓会も、出席し続けていると、そんなドラマがあるのか。。。
「いや、Hちゃんはその後再婚してるし! 大学や勤めていた頃の友人で、何人かが離婚しているの。
中には、恋多き女性だっていたよ。でも、彼女みたいに新しいパートナーとの生活へ、踏み切った人はいない。パワフルだわ~」
「いろいろあったものね。」
「渦中の時、一緒に旅行したよね。(笑)」

あれはまだ、上の息子が幼稚園の頃だったか-
独身の友人2名と、私たち家族と、Hちゃんは、北陸の温泉へ旅をしたのである。
それぞれ関西、愛知、東京からの合流だった。
今にして思えば、よくぞあんな企画が成立したもんだと恐れ入る。
成人男性1人を囲む4人の女、そうして子どもたち・・・
部屋付の仲居さんに、さぞかし不思議がられたに違いない。(アヤシ気な宗教ちゃうで!)

事情は伏せられていたが、当時Hちゃんは道ならぬ恋を進み、ごたついている最中で-
旅先にも、旦那さんから電話が入っていた。
友人の立場としては’無粋なり’と感じたが、離れゆく妻の心を、必死でつなぎ止めようとしたのだろう。
就寝前、「ちょっと話してくるわ。」と部屋を出て言ったまま、1時間が過ぎ-
「帰ってこないねぇ。。。」 「私、見てこようか?」
それから、また時が過ぎ、気にかけていた友人は、とうとう寝落ち。
私もまどろみかけた頃、ようやくHちゃんが戻ってきた。
「大丈夫だった?」 布団からEちゃんの声。
「心配かけてごめん。多分私たち、離婚になると思う。」
一つの恋から派生した熱風が、2つの家庭を呑みこみ、吹き飛ばそうとしていた。
傷つけられる側には、遠く及ばぬかもしれないが、わがままを通す側も、辛そうだった。
私は、あの時の彼女の憔悴ぶりを覚えている。
「今は、お互いしんどい時期だから。大切な決断は、もう少し冷静になってからの方が。」
’Eちゃん、ええフォローしてるやん’ 寝たふりをしつつ、そっとエールを送ったものだが。

「いやあれは、新しいパートナーからの電話じゃなかったっけ?」
「あり得ない。だったら、何であんな重苦しい雰囲気だったのよ~」
何故ここで、我々が、今更モメる!?
まぁそんなハラハラした過去の出来事も、落ち着く所へ落ち着いたかなと。
数年後、寝落ちした友人の挙式で、再び合流を果たした時には、胸がいっぱいだった。
東京から駆けつけたHちゃんは、可愛いらしいチビくんを連れていた。
あれから6年、チビくん大きくなったかなぁ。

さて、名残惜しくも友人と別れた後は、近隣のホテルへ。
この日はね、南佳孝のバレンタインライブがあったんです。(*^_^*)
旧居留地のE.H.BANK(レストラン)でのライブから3年。
例年神戸のホテルに来ているのは知っていたものの、なかなか出向けず・・・
ようやく念願叶っての参加となりました。

トワイライトタイムと、ナイトタイムの2部制。
じんちゃんはトワイライトタイムに参会したのですが、30階のスカイラウンジから刻々と変わりゆく夕景を眺めるのは、とっても素敵でした。
佳孝さんは、神戸にコアなファンがいるようで、ライブ中お約束のように声がかかるのね。 男性から。 (^_^;)
1時間のディナータイムと、1時間20分位のライブで1万円。
これは安い!と飛び付いたのですが、(だってディナーショーだと3万円とか5万円するでしょ?)
料理もお酒(←こちらは別料金)も美味しく、ステージも最高で、大満足のひとときでした。
嬉しかったのはね、当日限定のオリジナルカクテルがあって、それぞれ佳孝さんの歌のタイトルがついているのです。
これは、ファンにはたまりませんわ~
『モンローウォーク』 『スローなブギにしてくれ』など、往年のヒット曲が並んでいましたが、じんちゃんは・・・『Scotch and Rain』
’スコッチウィスキーベースの琥珀色がハードボイルドなショートカクテル’という説明書きにウケまして。
まったくどこの北方謙三だよ。

Rちゃんからは、「テレビのCMで見たよ。少し太ったのでは?」と、そのルックスをツッコまれていた佳孝さんですが-
悪くなかった。実にいい具合に、枯れてはりました。(爆)
ピアノとギター(佳孝さん)とウッドベース(バカボン鈴木さん)のトリオ演奏。
時にJAZZ風、時にボサノバ風で、グッとキメる佳孝節は、やっぱいいよぉ。
会場は、中高年のお客さんでいっぱい。
えっ!?こんなに??って、ビックリしちゃった。
男女のカップル、女同士の友だち、4人位の混合グループ、おひとりさんもおられたし。

最近、中高年が元気ですよぉ。
八神純子や浜田省吾のライブもそうだけど、日頃どこに棲息しているのかという位、ファンが集結してくる。
テレビの視聴率や、CDセールスでは、見えてこないものもあるのでしょう。
そうして『繕い裁つ人』の夜会じゃないが、オシャレをして晴れの舞台に来られてる方、多かったです。
(映画では、日頃茶の間ではっぴを来てタイガースの応援をしている父ちゃんや、
 汗にまみれアイロンがけをしている母ちゃん、縁側でちんまり座ってる爺ちゃんが、
 中谷さんが仕立てた素敵な洋服に身を包み、年に1度の夜会へ、出掛けていくのでした。)
会場には、冬なのにノースリーブのワンピなんて強者もいたりして。 きっとご自宅から、お車なんでしょうねぇ。
スーツ姿の男性も、そこここにいて、カッコいいなぁと。
バレンタインにちなんでカバーした『君の瞳に恋してる』が、バッチリ場を盛り上げていたわ。

帰りにバスを待っている間、奇しくも佳孝さんがFM COCOROでやっている「NIGHT AND DAY」という番組が放送中で、夫のスマホから聞かせてもらいました。
佳孝さんも若い頃は、シブい語り口だったんだがな~
やはり寄る年波には勝てないのか、どこかの御隠居風でした。 (←こら)

https://www.youtube.com/watch?v=AugHi4Fx1sI

P.S.
中森明菜が最新アルバム『歌姫4』で、佳孝さんの『スタンダード・ナンバー』をカバーしてますね。
薬師丸ひろ子に提供した『メイン・テーマ』ではなく、同じシチュエーションを、彼自身が男目線で歌った『スタンダード・ナンバー』。
それを、女性の明菜があえて歌うって所がシブい。

華原朋美コンサート

2014年10月14日 14時41分00秒 | 音楽
9月27日神戸国際会館で開催された、華原朋美コンサートへ行ってきました♪不惑の年代にして、9年ぶりの全国ツアー。これを快挙と言わずして何と言おうか!しかーし、やはり自ら体験するまで、わかりませんものね。一抹の危惧もあったけれど、見事に吹っ飛んだ。アイドル時代のファンとは異なる層をも取り込み、結構な盛況ぶりでした。

面白い趣向だったのが、大団円を迎えていたドラマ『花子とアン』にちなんだ朗読劇。『赤毛のアン』の主人公の独白を、AKBの渡辺麻友が読み上げ、そこへ朋ちゃんが自分なりの想いを重ねていく。ミュージカルでアンを演じた縁もあり、溶け込み易い設定だったのかな。かつての恋、クスリに頼ってしまったこと、そこから立ち上がり今に至るまで。とても素直に、しんみりと語っていたよ。

イケイケだった頃には、したたかな女の子に映っていた。意外と根は純情。おまけに不器用で、世間知らずだったのネ。相手も不器用。そうして彼のそんな所が、彼女の心の回復を、より遅らせたのではないかしらん。フラれる側だって、前へ進みたいんだよ。自分なりに気持ちに片を付け、終わらせたいのだと思う。そこから逃げていたのは、フッた彼の方じゃないのかな。昨年冬、15年ぶりにステージでの共演を果たしたけれど、そんな機会でもなけりゃ、ずっと向き合うのを避けていただろう。

蜜月の時には誰だって優しくなれる。二人の間に軋みが生じてから、どんな対応がとれるか?それが人間力だと、私は思ってる。15年の時を隔てた、再会の場。精一杯大人の対応を心掛けた朋ちゃん VS 差し出された手に、形ばかりの反応しか返せなかった元カレ。そんな構図に何あの温度差!冷たっ!!と、腹立たしさを禁じ得なかったのだが、男ってヤツは女が想像している以上に、融通の利かない生き物なのかも。それはそれ、これはこれって態度、ホントとれないよね。ってか、親密さをアピールしていた人ほど、こうなってしまうのは何なのだろうと、テレビを見ながら、つらつら考えてしまった。

しかし元カレのそんな態度も、再会をきっかけに、少しずつ和らいでいったようで。今回のツアーでは、花束を贈るまでに。ようやく心の余裕が出てきたのかな。


輝く白い恋の始まりは とてもはるか遠く昔のこと
anytime I believe your smile
どんなときでも あなたの笑顔捜してた (『I BELIEVE』)

自分を守ってる全てから守ってる どうして?
進化することなんて ほんとは全然恐くない
(『keep yourself alive』)

くじけたことがあったあの丘
もう一度超えることが必要(『save your dream』)


かつての彼が、メロディーと共に紡いだ歌詞の世界は、今の彼女にこそ相応しい。一つの時代を創ったアーティストならではの洞察力で、先を見通していたのか?或いは、朋ちゃん自身が経験を重ねる中、彼の言葉が血となり肉となり、身体に溶け込んできたのか?若い頃はね、形ばかりで、内容が伴っていなかった気がするんですよ。とにかく勢い(メロディー先行)でもっていってたというか。

でも最近は、一つ一つの歌詞が説得力を持って、心に響いてくる。だから聴いていて楽しい。’決して昔をなぞってるんじゃない。彼女は、今を歌ってる。’じんちゃんは、そう感じているヨ。

会場を埋め尽くしたのは30代〜50代-中高年ド真ん中-の男女でした。このところ、この世代がアツい!浜田省吾や八神純子のコンサートでも、一体どこにこんなにファンが(その熱意と共に)潜んでいたのかという位、集結しています。テレビの歌番組やCDセールスからは、量れない実態ですねぇ。音楽は、若者だけの文化じゃないゾと。

往年のヒット曲&カバー曲で、飽きさせない構成。一番ノリノリで盛り上がったのが、『恋しさとせつなさと心強さと』って、それ篠原涼子の歌やん!JUJUの『やさしさで溢れるように』も良かったな。パワフルな表現力で、山あり谷ありの人生を潜り抜けてきた朋ちゃんならではの、SOULを感じた。

本編ラストは、『DEPARTURES』
どこまでもー限りなくー
降りーつもーるゆーきと あなたへの想い~♪
不覚にも涙がこぼれました。朋ちゃんは、今でも小室さんが好きなんだ。それでもひたむきに前を向き、歩いていこうとしているんだ。そんな風に感じられたから。

いつか…懐の広い男性と幸せになってほしい。関係がアヤシくなった時、相手より自分のプライドを守るような人でなくね。「昔だったら傷ついているだけだったけど、最近はそれを笑いに変える余裕が出てきました。」もっとしなやかに もっとしたたかに。懐かしの映画じゃないけどサ。頑張れ朋ちゃん。

今月はカバーアルバム第2弾が発売。その中の一曲『難破船』を創った加藤登紀子からは、かつて歌番組で一緒になり、直接エールをもらったのだそう。「朋ちゃん、難破船(辛い恋)を経験した女はね、強いのよ。」グズグズになってしまった時期もあったけど、スッと立ち上がった。そんな彼女こそ、僕らのSTARなのだ。


OGPイメージ

華原朋美 - カバー・アルバム第2弾「MEMORIES 2」全曲ダイジェスト

「MEMORIES 2 -Kahara All Time Covers-」特設サイト:http://po.st/kaharam2
「HOWE...

youtube#video

 

のっち♪

2009年03月23日 08時14分00秒 | 音楽
 桜の花も、ほころびかける今日この頃。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。じんちゃんは、前回の創作『ti amo』で精力を使い果たし、脱力気味でございます。コラボの相方(そう。あの創作はコラボだったのですよ。気付いてました?)ギャツビイくんは、早くも次へ向かって歩みを進めているようで・・・。若いてよろしいなぁ。若き血。YOUNG BLOODS。佐野元春ねむ♪いやいや、そこは慶應義塾大学応援歌でしょう・・・って、やかましいわ。すっくと立ち上がり身じまいを整え、タバコの一本でもくわえながら、ぶらり出て行ける男と違ってねぇ、女は、その余韻を楽しむ生きものなんですよっ。(注:俗に未練がましいとも言う)一糸まとわぬ姿で、プレイメイトのごとく、肩肘ついてベッドに寝そべっておりますが。「パンツくらい履け!」ご声援、ありがとうございます♪では、軽くガウンを羽織らせていただきましょう。うふっ。天女の羽衣ね。そう思っているのは、己のみ。おかしいなぁ。ここへかけといたのに、誰も盗んでくれへんわ。せめてここは、ドラマ『ラーブ シャホゥ』の魅惑の人妻、小島聖のイメージで。ギャツビイくんは松田翔太か!

 あのオバハン、あることないこと言いおって。 叱られるのがオチなので、もうやめとこ。たまに聞かれますの。おじさま方から。「で、あの若者とはどうなの?」と。心配されてるのか、俺~ (←チヤさんの日記か)声を大にして言いますよ。「フラれッ放しの人生でございます。」その尻をコーンと蹴り飛ばされ、ズベッと転び、「やだやだやだ~」往来(=Cafe)の真ん中で足をバタつかせている。それが私の芸風なんですから。みなさまに、あははと笑われてなんぼ。それで、いーのだ。最近は、何やらドツキ漫才の様相を呈しておりましてね。愛人枠から始まったというのに、どこで、どう間違えたのか。ラマン(若者)・・・それは、遠くにありて思うもの。チヤさんの戦略は正しいな。『ti amo』の創作秘話として、自分自身のこと、ギャツビイくんのこと、お話したいのですが、もうちと熟成させてからにしようと思います。間もなく、Cafe活動2周年でもありますし。日頃お世話になっている、お仲間さんへの感謝も兼ねて、書いてみたい。しばし、お待ちくださいませ。という訳で、脱力後のユル~イ状態でも、できる話題はないものかと、つらつら考えてみた。

 このところ、車に乗って遠出する機会が増えたんですね。と言っても、私はペーパードライバーなので、助手席で過ごすばかり。これだって結構気を遣うのよ。運転手が睡魔に襲われんように。我が家の場合は、一般道を走っている時はラジオ、高速に乗る辺りから、少々スピード感のあるCDアルバムへと、その背景を変えていきます。有名アーチストのベスト版なんかもいいねぇ。お互いに口ずさめる歌が多い。サザンの『海のYeah!!』ユーミンの『Neue Music』ドリカムの『BEST OF DREAMS COME TRUE』など。古いですか?おっちゃん、おばちゃんは、王道を守るんですよ。うちのカーコンポ、購入の際に、MD機能を切り捨て、テープにしてもろたんです。膨大な思い出を、最新の機器に移すのが、めんどくさくって。道理でエッセイでも、過去ばかり振り返っているはずだぁー。うるさいわぃ!ブームって奴は、冷静に眺めていると、ぐるりと一回りして、元に戻ったりするからネ。20年位前の『必殺仕事人』のサントラを車中で聴いていたら・・・子どもたちにウケた。ムフフ。参ったか。私の愛しの人も、ぐるりと一回りして、元に戻らんかしらん。不埒な考えが頭を過ぎります。ダーツか!

 ちなみに、こんな曲が入ったテープも、実家から持ってきたよ。
ttps://www.youtube.com/watch?v=Y5uiE28rpdU>
帰路のBGMにしまして。「うりゃ~黒岩軍団の追跡じゃあ!踏み込め~」 (←私)「ダメ。白パトがいる。さっきも捕まってた。」 (←夫)「こっちが追跡されるがな。てへっ。」 (←私)確かに眠気はふっとびますが、気分が高揚し、違う意味であぶない。悪いクスリか!「これ何だっけ?特捜最前線?」ズルっ。いかな私でも、特捜最前線のサウンドトラックを所有する程、マニアックではありませんよ。’あーのーひーとーはァァ あのひとーはァァァ わーたーしー だけの じゅうじかァァァ~’歌い上げてたらコワいでしょ。セーラー服の乙女が。黒岩軍団だって、背伸びして再放送で追っかけてたんだから。(世代的にド真ん中なのは、大門軍団♪)

 学生時代。たまーにだけど、放課後職員室で先生と雑談をすることがあった。「テレビで聴くあの曲、かっこええなぁ。」夢中になっていた刑事ドラマやアニメのテーマ曲、あれやこれやを数え上げていたら、「大野雄二の作品だね。」ドラマや映画を味わう視点に、音楽という要素が加わった。それをはっきりと意識したのは、この時からだと思う。ただ漫然と享受するだけでなく、誰の作品によるものかという視点。それが監督であれ、脚本であれ、意識してみるということ。先生は教えてくれた。数学の公式は忘れてしまっても、こういった言葉は記憶に残っている。そうして、そんな積み重ねが、今の私を形作っているんだろうな。ギターを弾く数学教師、その愛称は’のっち♪’。忘れられない恩師である。

 このテーマ曲も、かっこよくね?子どもたち曰く「ルパンみてぇ~!」。同じ大野作品だものネ。ドラマの方は、その映像センスもシブかった~。バキューン、バキューン、バキューン、バキュ~~ン。拳銃の音と共に画面が縦に4分割され、それぞれの刑事のキメのポーズが出るタイトルバック。 懐かしく思い出します。
https://www.youtube.com/watch?v=CLzNxre-Wig