ゴールデンウィークが終わり、はや2週間が過ぎ-
月日の経つのは、早いですなぁ。
映画や行楽etc・・・友人たちと精力的に出かけていた、数か月前が懐かしいです。
GWを境目に、用事が立て込んで参りまして、どうもそれどころじゃなくなっちゃった。
じんちゃんは今、「戦う!書店ガール」ならぬ「戦う!図書室ガール」となって(いささかトウのたったガールなのは、許してくださいね)、仲間たちと奮闘しています。
きっかけは、図書室の存続危機。
一つの機能として学校に存在している以上、なくなることはないのでしょうが、利用者がいなけりゃ、開館すら難しくなってくる。。。
そんな状況を目の当たりにして、さすがにこれは、’どげんかせんといかん’と。
2年前までは、とにかく本が好き!と通い続けてくれた生徒たちがいました。
そういった一部マニアの心意気に、図書室が支えられていたのは事実。
本の紹介、ちょっとした試みへ、わずかながらでも反応がある。
勿論それで満足していたのではないけれど、圧倒的に不利な環境の下、伝わる人にだけでも伝われば御の字だという甘えが、どこかに存在していた。
しかーし! 図書室ってのは、マニアの為だけに存在している訳じゃないのよねぇ。。。
当たり前のことなのに、忘れてた。というより、見切ってしまっていた。
コツコツ積み上げてきたモノが、パッタリ途絶えて凹み。
’ああ、もうかつてのような生徒は、存在しないのか?’と嘆き。
学生に人気のライトノベル、市立図書館では十数人待ちの話題本が拡充され、面白くなってるんだがなぁ。
「もったいない・・・」 深くため息をつく。
肝心の生徒が来ない。先生も来ない。
’ったく、利用者がいなけりゃ宝の持ち腐れだよ!’などと、状況をスネたりして。
でもサ、過去に対して今がどうであるかなんて、現場に居続けた者(有志の保護者)だけがわかることで、
変わりゆく生徒も、担当の先生も、或いは校長でさえも-
知ったこっちゃないんだよね。それは責められない。
が、せめて現状は、認識しておいてほしいと思う。
だって、自分たちの問題なんだもの。
まずは、図書室の危機的状況をわかってもらおう。
そうして、私たちが知っている魅力を、伝えていこう。
これまでも、それなりにやっていたんですよ。
が、あまりに地道過ぎたと反省。
有志保護者の立場でできるのは、何やろ~
学校は我々に、どこまで求めてるんやろ~
こちらはこちらで、悩みながら事にあたっていたもんで。
だけどやっぱり、生徒を、先生を、校長を、当事者として巻き込んでいかないと-
状況は変わらない。
まぁ立ちはだかるものは色々あるのですが、挫けずやっていきます♪
教室に佇んでいた、希望の種(ニーズ)を見つけたから・・・
好きなことに関しては、しつこいのよ。 私は!!
ドラマ『戦う!書店ガール』が、恋バナから本バナへ戻り、さらにそこを通り越して組織の話になりまして-
うーむ。’実に興味深い。’
稲森(いずみ)店長には、頑張って欲しいですねぇ。抵抗勢力に負けないで~
しかしあの社長は、ホント人を見る目ねぇな。
セコい妨害を考える前に、あなたが退陣されてはどうか。
さて、タイトルの『夜会』へ、話を進めていきましょう。
と言うても、中島みゆきじゃあないんですよ。
話は、『繕い裁つ人』あ、いや『HAPPY バレンタイン♪』に遡るかな。
久方ぶりのRちゃんを交えての女子会、楽しかった~
ランチして、映画観て、お茶して、
4時間ちょっとにしては、盛り沢山の内容でした。
共に鑑賞した『繕い裁つ人』への反応を筆頭に、同時期に公開されていた『神戸在住』の裏話、
さらには人ごとでなくなってきた、病気&寿命の話など尽きなかったわ。
Rちゃんとは、お互い結婚してからというもの、なかなかタイミングが合わず、
去年の学年同窓会で、約20年ぶりに顔を合わせたのだった。
「1度目は独身だった人が、2度目に結婚して姓が変わり、3度目には旧姓に戻ってたなんてね。
その間私は、変わらずだけど。」 地元マスコミに就職して、仕事道を歩むEちゃんが、自嘲気味に笑う。
時折開催される同窓会も、出席し続けていると、そんなドラマがあるのか。。。
「いや、Hちゃんはその後再婚してるし! 大学や勤めていた頃の友人で、何人かが離婚しているの。
中には、恋多き女性だっていたよ。でも、彼女みたいに新しいパートナーとの生活へ、踏み切った人はいない。パワフルだわ~」
「いろいろあったものね。」
「渦中の時、一緒に旅行したよね。(笑)」
あれはまだ、上の息子が幼稚園の頃だったか-
独身の友人2名と、私たち家族と、Hちゃんは、北陸の温泉へ旅をしたのである。
それぞれ関西、愛知、東京からの合流だった。
今にして思えば、よくぞあんな企画が成立したもんだと恐れ入る。
成人男性1人を囲む4人の女、そうして子どもたち・・・
部屋付の仲居さんに、さぞかし不思議がられたに違いない。(アヤシ気な宗教ちゃうで!)
事情は伏せられていたが、当時Hちゃんは道ならぬ恋を進み、ごたついている最中で-
旅先にも、旦那さんから電話が入っていた。
友人の立場としては’無粋なり’と感じたが、離れゆく妻の心を、必死でつなぎ止めようとしたのだろう。
就寝前、「ちょっと話してくるわ。」と部屋を出て言ったまま、1時間が過ぎ-
「帰ってこないねぇ。。。」 「私、見てこようか?」
それから、また時が過ぎ、気にかけていた友人は、とうとう寝落ち。
私もまどろみかけた頃、ようやくHちゃんが戻ってきた。
「大丈夫だった?」 布団からEちゃんの声。
「心配かけてごめん。多分私たち、離婚になると思う。」
一つの恋から派生した熱風が、2つの家庭を呑みこみ、吹き飛ばそうとしていた。
傷つけられる側には、遠く及ばぬかもしれないが、わがままを通す側も、辛そうだった。
私は、あの時の彼女の憔悴ぶりを覚えている。
「今は、お互いしんどい時期だから。大切な決断は、もう少し冷静になってからの方が。」
’Eちゃん、ええフォローしてるやん’ 寝たふりをしつつ、そっとエールを送ったものだが。
「いやあれは、新しいパートナーからの電話じゃなかったっけ?」
「あり得ない。だったら、何であんな重苦しい雰囲気だったのよ~」
何故ここで、我々が、今更モメる!?
まぁそんなハラハラした過去の出来事も、落ち着く所へ落ち着いたかなと。
数年後、寝落ちした友人の挙式で、再び合流を果たした時には、胸がいっぱいだった。
東京から駆けつけたHちゃんは、可愛いらしいチビくんを連れていた。
あれから6年、チビくん大きくなったかなぁ。
さて、名残惜しくも友人と別れた後は、近隣のホテルへ。
この日はね、南佳孝のバレンタインライブがあったんです。(*^_^*)
旧居留地のE.H.BANK(レストラン)でのライブから3年。
例年神戸のホテルに来ているのは知っていたものの、なかなか出向けず・・・
ようやく念願叶っての参加となりました。
トワイライトタイムと、ナイトタイムの2部制。
じんちゃんはトワイライトタイムに参会したのですが、30階のスカイラウンジから刻々と変わりゆく夕景を眺めるのは、とっても素敵でした。
佳孝さんは、神戸にコアなファンがいるようで、ライブ中お約束のように声がかかるのね。 男性から。 (^_^;)
1時間のディナータイムと、1時間20分位のライブで1万円。
これは安い!と飛び付いたのですが、(だってディナーショーだと3万円とか5万円するでしょ?)
料理もお酒(←こちらは別料金)も美味しく、ステージも最高で、大満足のひとときでした。
嬉しかったのはね、当日限定のオリジナルカクテルがあって、それぞれ佳孝さんの歌のタイトルがついているのです。
これは、ファンにはたまりませんわ~
『モンローウォーク』 『スローなブギにしてくれ』など、往年のヒット曲が並んでいましたが、じんちゃんは・・・『Scotch and Rain』
’スコッチウィスキーベースの琥珀色がハードボイルドなショートカクテル’という説明書きにウケまして。
まったくどこの北方謙三だよ。
Rちゃんからは、「テレビのCMで見たよ。少し太ったのでは?」と、そのルックスをツッコまれていた佳孝さんですが-
悪くなかった。実にいい具合に、枯れてはりました。(爆)
ピアノとギター(佳孝さん)とウッドベース(バカボン鈴木さん)のトリオ演奏。
時にJAZZ風、時にボサノバ風で、グッとキメる佳孝節は、やっぱいいよぉ。
会場は、中高年のお客さんでいっぱい。
えっ!?こんなに??って、ビックリしちゃった。
男女のカップル、女同士の友だち、4人位の混合グループ、おひとりさんもおられたし。
最近、中高年が元気ですよぉ。
八神純子や浜田省吾のライブもそうだけど、日頃どこに棲息しているのかという位、ファンが集結してくる。
テレビの視聴率や、CDセールスでは、見えてこないものもあるのでしょう。
そうして『繕い裁つ人』の夜会じゃないが、オシャレをして晴れの舞台に来られてる方、多かったです。
(映画では、日頃茶の間ではっぴを来てタイガースの応援をしている父ちゃんや、
汗にまみれアイロンがけをしている母ちゃん、縁側でちんまり座ってる爺ちゃんが、
中谷さんが仕立てた素敵な洋服に身を包み、年に1度の夜会へ、出掛けていくのでした。)
会場には、冬なのにノースリーブのワンピなんて強者もいたりして。 きっとご自宅から、お車なんでしょうねぇ。
スーツ姿の男性も、そこここにいて、カッコいいなぁと。
バレンタインにちなんでカバーした『君の瞳に恋してる』が、バッチリ場を盛り上げていたわ。
帰りにバスを待っている間、奇しくも佳孝さんがFM COCOROでやっている「NIGHT AND DAY」という番組が放送中で、夫のスマホから聞かせてもらいました。
佳孝さんも若い頃は、シブい語り口だったんだがな~
やはり寄る年波には勝てないのか、どこかの御隠居風でした。 (←こら)
https://www.youtube.com/watch?v=AugHi4Fx1sI
P.S.
中森明菜が最新アルバム『歌姫4』で、佳孝さんの『スタンダード・ナンバー』をカバーしてますね。
薬師丸ひろ子に提供した『メイン・テーマ』ではなく、同じシチュエーションを、彼自身が男目線で歌った『スタンダード・ナンバー』。
それを、女性の明菜があえて歌うって所がシブい。