JINCHAN'S CAFE

My essay,My life
エッセイを書き続けることが、私のライフワーク

生誕100周年

2009年01月20日 08時10分00秒 | 映画
 今年初めてのエッセイ。さて、どんな内容で幕を開けようか、迷っていたんですよ。映画評にするのか、ドラマ評にするのか、或いは身辺雑記のようなものがいいのか。いろいろ考えたのですが、こんな話題で始めてみたいと思います。年が明け数日経った頃、新聞で週刊文春(1/15日号)の広告をチェックしていて、あるタイトルが目に留まりました。『HERO』『ごくせん』一挙再放送って何だよ。確かにやってたな~。年末の日中を使って、これでもかという程に。ったく、どこぞの局の12時間時代劇か!もうね、テレビの前に軟禁状態(泣)。私じゃありませんよ。子どもたちが。そうして彼らを最もハマらせたのは『HERO』でも『ごくせん』でもなく、『相棒』 やったー。

 おじさま雑誌は、おじさまが見る番組に甘いですね。若者番組と共に、切り込みましょうよ。新春スペシャルに続き、まだまだ進む ’Season7’。しつこいっちゅーねん。おっと、楽しみにしておられるお仲間さんもいらっしゃるので、この辺にしておこう。スペシャルドラマといえば・・・『必殺仕事人2009』に『金田一耕助シリーズ 悪魔の手毬唄』なんてのも放送されまして、こいつぁ~春から~縁起よろしくないて!人、殺されてるて!!ムフフ笑いをしながら、眺めていたじんちゃんです。(←キモっ←ほっとけ)『必殺仕事人』は、レギュラー枠でも始まりました。今期のテレビ朝日系列ドラマ。『相棒』『特命係長 只野仁』『必殺仕事人』。分かり易いラインナップやなー。おじさまを狙い撃ち。銀座のお姉ちゃんの流し目のように。撃てよ~撃てよ~撃て撃てよ~中日ドラゴンズか!仕事は減ってる、遊ぶ金もない、家帰ってテレビでも見るかーという昨今の事情を睨んでいるのかな。

 さて先日は、久しぶりに映画を楽しんできました。『k-20 怪人二十面相・伝』です。『ALWAYS 三丁目の夕日』のスタッフがおくるというふれ込みだけあって、長屋の住人のおももちが昭和30年代。江戸川乱歩の世界に(原作は北村想さんです)、『三丁目・・・』のムードを持ち込むな~なんて箇所もあったのですが、ぐんぐん惹き込まれていきました。「松たか子を抱いてのワイヤーアクション、金城くん重そ~。」「それを言うなら、『犬神家の一族』(映画)の松嶋菜々子。お姫様だっこした役者さん、ヨロめいてたもん。別の意味で。」人のことは言えない。つーか、どこ見てんのよ~。

 松たか子のコメディエンヌぶりがいい。ドラマ『役者魂』の頃から感じていたのですが、彼女はこういうキャラが似合います。スットコドッコイやねん。ソファーにプレイメイトのごとく寝そべり、婚約者(明智小五郎)の気を惹くんだけどもね、その手が通じると思っているのは己のみよ。あはは。じんちゃんみたい・・・やかましいわ!そんな彼女をぐっと抱きとめるのは、二十面相に間違われた青年(金城武)。明智に向かって語る、こんなセリフが印象的でした。「彼女は白い鳩。大空を飛びたがっているんだ。どうか羽ばたかせてやってほしい。」

 去年から考えていた’男らしさとは’。答えの一つが、ここにある気がした。女性の脚本家ならではの言葉なのでしょうね。監督・脚本を手がけた佐藤嗣麻子さんに話を持ち込んだのは、プロデューサーのおじさまだそうですが、’彼女に任せてみよう’そう思う心が粋だな。 私の中で、主人公金城くんとダブりました。映画制作の現場は、古くからのしきたりが残る男社会だと思われるだけに、勇気あるご決断だったかと。評判もよく、実績を作ってしまったのだから、大したものだ。

 ところで今年2009年は、太宰治・松本清張の生誕100周年♪もう、じんちゃんウハウハよ。映画で、テレビで、彼らの作品が見られる~。この二人、作家としての活動時期はかぶっていないそうで・・・太宰が亡くなり、2年後に清張がデビューするのかな。だからでしょうか?全く違う時期の作家に見えます。清張さん、カンペキ現代作家だものなぁ。生き続けていれば旬になるんだね。継続は大切だ!という訳で、今年もコツコツ頑張ります。年末にひとつ年を重ね、41歳になったじんちゃん。文字通りヨイ年になりますよう。みなさま、よろしくネ。



1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「生田斗真の’人間失格’は賛否両論だね。 (じんちゃん)
2014-11-27 10:29:00
「生田斗真の’人間失格’は賛否両論だね。
葉蔵は松山ケンイチにやって欲しいって声がとても多いみたいです。
私もよう見らんかもしれんなぁ・・・
清張さんも、子供の頃に見た映像がトラウマで(^^ゞ 怖いねん(笑) 」 (BY すずちゃん)

「私も本を読んだ段階で勝手に登場人物を想像してキャストを作り上げてしまうんで・・・・・
本⇒映画・ドラマはガッカリが多いな(^^ゞ   
なのであまりに感動した本は、映画化されても見ないタイプです(^_-) 」 (BY コスモスさん)

「いよいよ、じんちゃん節炸裂ですね!
待ってましたよ~~~! こうでなくっちゃ!ね!」 (BY 兄貴)

「お誕生日、おめでとうございました。
じんちゃんの姿がみえないと、なんだか、さびしい今日この頃のチヤなので、
身体には、ぜひ気をつけてもらいたい。(自分の希望か!?)
あたしも松本清張好きだよ。何冊かよんだけど、題名がでてこない今日この頃。やべぇ~」 (BY チヤさん)

「お誕生日おめでとうございます。
これからも、魅惑の人妻らしく頑張ってください。」 (BY ギャツビイくん)

「誕生日が過ぎてから言っても遅いぞ(;^◇^)ノ
その時に言ってくれなきゃプレゼントしないんだぞ(゜∇^*) テヘ♪」 (BY なおさん)

「今年最初のEssayは ドラマand映画評なのかな^^
『K-20』 面白そうだけど じんちゃんの採点は何点?

あ!! 遅れましたが
41歳のお誕生日 (/ ̄ー ̄)/‥∵:*:☆*゜★。::*☆オメデトォー!!

でも・・・
41と言うことは S40年代生まれですよね?
それにしては 30年代の話題に詳しいなぁ~~(笑)」 (BY 鞍馬さん)

「男らしさ・・・
私もね、ずっと考えてるんです。昨年のじんちゃんのエッセイ以来・・・  

でも、考えれば考えるほど分からなくなります。
男とか女とかどっちかに限定する何かというのが思いつかなくて・・・。

それに【男らしさ】というより、好きな男にはこうであって欲しい・・・
みたいな【私の願望】になっちゃうんですよ~。(笑)」 (BY はるかさん)

「’必殺仕事人’おじさまだけじゃなく私も狙い撃ちされてますよ(笑)
年末頃から再放送の’水戸黄門’’暴れん坊将軍’にハマッてる私って・・・
カレージョ姿でこれらの番組観てるって、年明け早々マズイなぁ(-_-;)」 (BY みーちゃん)

「じんちゃんへのコメント、いつも遅くなってしまって
(だって、腰を入れて読まないといけないから)
(腰は1つしかないから…他所で使ってると、なかなかこっちで使えない…)
会社で、よくもこんなコメント書いとるは~
松たか子はいいね。前書き長くてコメントこれだけか~って言わんといてな」 (BY 徹さん)

「最近、映画を見てない(>_<)
が、韓国ドラマのチュモンを見始めたら止まらない。
今年もじんちゃんのエッセー楽しみにしてま~す。(^^♪」 (BY すずさん)

「HEROしつこく見ましたよ。
面食いなんで・・・
で、ラブシャッフルにはまる予感・・です。」 (BY かずこさん)

私にしては短めで、上手くまとまったエッセイかしらん。
こうして過去を振り返り、当時のコメントを入れつつ、何度目かの推敲をしているのですが、
ほとんど直さなかった~
誰が、いつ、読んでくれるかわからないので、かつてのエッセイも大切にしています。(^^)
返信する

コメントを投稿