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JINCHAN'S CAFE

My essay,My life
エッセイを書き続けることが、私のライフワーク

妻の条件

2007年07月21日 17時51分00秒 | 夫婦
 男性の方々に、お聞きします。あなたが妻に求める条件とは、何ですか?

・ 家族を愛すること(精神的ケアも含めて)
・ 家庭をしっかり守ること
・ 家事ができること
・ 子どもを育てること
・ 夜の××××(←こら。いえいえ大切なことです♪)

 こんな所でしょうか。もっとある?細かい事を言えばキリがないね~。

・ できれば美人が~
・ スタイルもよく~
・ 頭もそれなりに~
・ んでもって、やさしい人~
・ 欲いやーちょいエロかな(僕にだけ♪)

 そんなヤツおるか~!

 ちなみにうちの夫は「家事ができること」の要求度が高く、辛い思いをしております。これでも努力してるんだけどね~。たまーに主婦仲間へ、ちょいとグチるのですが、大抵の人が「家の事にうるさく口を出してくる夫は嫌だ」と言いますね。「うちは手も出さんけど、口も出さん。その方が楽でええわ~」とも。どうやら究極は、「口は出さずに、手だけ出せ」のようでございます。

 ーここからは、従来のじんちゃん節ー

 ちょっと前に、よく拝見させていただいている人生の大先輩のページへおじゃました所、’妻にするならこんな人’といった日記を目にした。「頭や器量はほどほどでよし。気立てがよく、家事ができれば」という内容だったかと思う。一般的に言えばそうなのだろう。しかしその言葉に、一抹の寂しさを感じたのも事実だった。結局ここへ落ち着くのかぁと。家事というのは、日々生活していく上で軽視できないもの。ただ事情が許すならば、他の人に任せられることでもある。そういう意味では、頭や器量はその人オリジナルのものなので、それに拘るのも悪くはないかと。

 頭なんかほどほどでええねん
      ↓
 その方が可愛げがあるしな
      ↓
 やっぱ従順が一番やで 
      ↓
 その方が守り甲斐もあるっちゅうもんや

 ヒネクレた私は、ついこんな論理展開をしてしまうのである。むちゃ被害妄想やねぇ。すんませんね。悪い方にばかり考えてしもて。結婚当初、見知らぬ土地へ飛び込んだ私には知り合いもなく、最寄の郵便局の文庫コーナーで、色んな本を乱読していた。それまで読みもしなかった作家の作品を手にして、未知の世界へ次々と魅了されていったのである。中谷彰宏、曽野綾子、堺屋太一。どれも新鮮な内容だった。

 ある日、夕食時の会話として、そんな自分の感想を夫に語っていた所、嫌な顔をされた。堺屋太一の経済本だったかな・・・取りだてて小難しい内容ではなかったのだが、’コイツ何言ってんだ?’みたいな空気がその場を支配したのである。私は、その時こう悟った。「専業主婦が賢くなっちゃいけないんだ・・・」と。中谷彰宏の how to 本も、軽いビジネス書のような内容だったが、そこに示されていた考え方や取り組みは、日常生活にも応用できる。だから、自分の身に置き換えて、面白く読んでいた。ちょうどその頃、仕事のグチをこぼしていた夫にタイムリーな部分もあったが、本人にあまり受け止める気がないので、伝えるのは止めにした。意地っ張りの夫は、人が「いいよ~」と勧めるものは、絶対避けて通る。かわいくない。男が女をかわいくねーと思うように、女だって男に対して、そう感じることがあるのだ。女になんか教えられたくない?男の沽券に係わるとでも?つまんない事で意地張ってるなぁ~と思うけれど、仕方がない。あっそ。別に押し付けるつもりもないし、乞われてる訳でもないから、「それじゃあ、ようござんす」と引くだけである。私はフェミニストじゃないし、テレビでその筋の理論をわーきゃー展開している論客などは、むしろ苦々しく見ている方なのだが、それでもそう感じるのだった。

 確かに、夕食の席の話題ではなかったのかもしれない。1日仕事をして疲れて帰ってきて癒されたい時に、そんな話は聞きたくないのだろう。でも、それはお互いさま。私だって、夫の職場のグチを受け止めていたのだから。専業主婦として家にいると、夫や子どもが色んな話をもってくる。楽しい内容もあるが、怒り、苦しみ、悩みも。そういった話をひたすら吸収していたのは、家族がまた笑顔で外の世界へ向かえるようにと、願えばこそ。私にだって、聞いて欲しい事はあるのだ。今、こんなものに興味があってね~こんなものに感銘を受けてね~本当は素直に、そんな他愛もない事を伝えたい。世の中の妻が求めているのって、意外とそんなことではなかろうか。それがままならないから、夫を見限り、自分の世界へ走る。うちの奥さん、ドラマばっかり見てトカ、趣味にハマって、なんていうのはこんな所が原因かと。

 ’夫として男として’という必要以上の気構えは、時として自分の固定観念へ、妻を閉じ込める結果になりかねない。現代の夫像でウケが悪いのは「精神的マッチョ」というのは、ここだけの話。’妻の条件’を提示される側としては、できそうな事、誇れる事を上げていただき、それを認めてもらえると幸せ♪かな。

 ちなみにうちの息子(小4)にも、未来の奥さんの条件を聞いてみた。

・ 美人(唇が薄い人)
・ たばこを吸わない
・ スタイルがいい
・ 気立てがいい
・ お金を大切にする
・ 家事ができる(料理が上手い)
・ 育児をしっかりする(子どもの教育)
・ 不倫をしない

 やっぱり母ちゃん、立つ瀬ないわ~  

 P.S.大変お優しく愛妻家の大先輩のお言葉を拡大解釈してしまい、重ね重ね失礼致しました。ヒネクレ者の若輩者をお許しくださいませ。

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「妻に求めるもの・・・できるだけ健康である事。 (じんちゃん)
2012-02-18 15:38:32
「妻に求めるもの・・・できるだけ健康である事。
家事といえども夫婦共同体ですから、時間があるときはKyonchiも手伝いますよ。当然口も出しません。
うちも専業主婦なので家に帰ると嫁さんは待ってましたとばかり話しかけてきますが、できるだけ耳を傾けます。
とくに娘の情報はきちんと聞いておかないと父親の役割を果たせませんしね~。」 (BY kyonchiさん)

「自分は妻は賢いに限ると思います。顔色を見ろとは言いませんが賢いと見抜けるのでは・・・
男なんて単純な生き物なのだから手のひらで上手く転がせると思うんだけどな~
転がされたいのは俺だけか~ 酔った勢いでレスしてみましたm(--)m」 (BY kunitakuさん)

「人生さまざま、十人十色です。男だから、女だからは通用しません。賢い妻、賢い女も魅力はあります。
例によっての独断・偏見です。’私は頭が悪い女です。だから、伴侶には私より頭の良い人を…’
素直で謙虚な女性、それでいてホドホドに自己主張をする、バーバは理想の女性…( ^)o(^ ) 」 (BY ジージさん)

「’思いやり’これが全てですよ!妻にも、子ども達にも、誰にでも、私が求めているもの。
人間思いやる気持ちがあれば、自然に身体と心が動きます。
それを観ているだけでも、良い気持ちになると思います!」 (BY 兄貴)

男性陣の意見を並べてみました。
限定された世界ではあるけれど、お仲間さんが少しずつ増えて、面白くなってきた時期。
ちなみに、ここで取り上げた中谷彰宏の本は、今でもよく手にしています。
意外?なことに、娘が参入(笑)。


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