JINCHAN'S CAFE

My essay,My life
エッセイを書き続けることが、私のライフワーク

ミセスシンデレラ

2007年05月07日 22時46分00秒 | ドラマ

 美容院へ行った。ただ今’小粋な母ちゃん’目指して改造中なのだ。コンセプトは、日頃からできるオシャレ。小さな子どもを抱え、日常的に美を保つのは大変なのだ。10年先、息子とこじゃれたバーで酒を飲むのが今の夢。それ故、彼にも「はーっ 男前!」と毎日呪文をかけ続けている。約束、覚えていてくれるかなぁ。それまで小粋な母ちゃんをキープしておかなくては…

 それにどこに素敵な出会いがあるやも分かりませんしね♪

 目指したい女性の目標も決まった。羽田美智子である。いささか般若といえなくもない顔立ちだが、お利巧な金太郎ちゃんのようでもあり可愛いー♪ あの、ちょっと甘えたような話し方がたまらない。私がオッサンだったら、何でも買っちゃうね。あっ、決しておねだり上手な女になりたいって訳じゃないですよぉ~。

 さて、帰りに書店へ寄り『週刊現代』の記事をチェック。「春の新ドラ A級戦犯女優は誰だ」各ドラマが大ウケ、小ウケ、大ゴケ、小ゴケと選別されていた。真剣な表情で、食い入るように記事を読む。あらあら、小粋なミセスのハズが~

 しかし主演女優だけに責任を求めるのは酷だな。作品の出来不出来はスタッフにも左右されるし、チームワークも…それに放送時間帯として有利な枠、不利な枠というのがある。各々の条件を鑑みながら判定してほしい所。(内容もネ!)

 『帰ってきた時効警察』は、深夜で10%以上の数字を叩き出している。 お見事。広く一般にウケなくても、マニアを刺激すれば数字がとれるという事か。麻生久美子、やはり評価されているねぇ。私が応援しているドラマは、例のごとくダメドラの烙印を押されていた。「ほっとけ!」軽く悪態をつく。あらあら、ミセス羽田美智子が~

 週刊誌といえば、昔上司から食事の誘いを受けた同僚が、「○○課長ったら、待ち合わせ場所にアサヒ芸能を抱えてくるのよ!」と、ぷんぷんしていた事があった。’女の子とのデートにアサヒ芸能は禁物なのだな’というマメ知識がクスッと記憶に刻み込まれたエピソードである。彼女は何だったら許せたのだろう。文春&新潮ならOKだったのだろうか…大衆&実話もアサ芸同様、きわどいラインだな~

’いいじゃないか!アサヒ芸能。浅草キッドも連載しているヨ’などと、今なら前向きに解釈する余裕と図太さがあるが、うら若き乙女には、あまり関わりたくない領域だったのだろう。中身は’オッサン’のこの私でさえ、未だに手にとるのがはばかられる。余程好奇心を掻き立てられる内容なら、恥を忍んでエイッと手に取りますがー。へへっ。

 やっぱりダメだぁ。小粋なミセス…奥様雑誌よりオヤジ雑誌の方が、腕にやさしいのよね♪


ふくれっつらの女

2007年05月05日 15時11分00秒 | ドラマ

 かねてより友人に勧められていた『時効警察』を見る。第2部の3話からという遅まき加減だが親子共々面白く拝見。推理モノとしてはまずまずだけれど、警官たちの軽妙なセリフや小ネタ設定が笑いを誘う。『トリック』手法ね。ラストで人間ドラマにまで昇華できれば、かなりの満足感が。脚本家の力量が試される所だなぁ。

 1話完結なので、その回のゲストによって、仕上がりに影響が出る。そういう意味では、第3話の杉本彩は「ちょっとね」だし、第4話のともさかりえは「よしよし♪」だった。杉本彩のあの思わせぶりなセリフ回しは、何なのだろう。この所、いつ見ても一緒という気が…まさか、『花と蛇』もこの調子でやっているのではあるまいな、といらぬ心配をする。回によって脚本・監督が変わるのも、作品の出来にばらつきがある理由かもしれない。その辺も含めて今後見ていきたい。

 ところで、主人公オダギリジョーの横でふくれっつらを展開する麻生久美子がいい。映画『涙そうそう』では、’気味の悪いアダムスファミリーだね(ビジュアル的に)’といった評価を下していたのだが見直した。役柄のキャラクターに負う所が大きいと思うが、初めてカワユイ♪と思えた。『涙そうそう』ではねー妻夫木くんを挟んで長澤まさみと微妙な三角関係に陥る役だったんだけどねーどう見たって長澤まさみの方が可愛かったんだよねぇ。’美貌の令嬢で医大生’ という役柄で、「どうして、あなたほどの人が妻夫木くんなんかを…」という設定なんだけど、むしろその質問は、妻夫木くんに聞きたい位だったよ。

 とにかく、おみそれ致しましたーっ。

 引きの演技で麻生久美子の魅力を引き出すオダギリ ジョーもよし♪映画賞授賞式の彼を見ていて、自己主張の強い人かと思っていたけれど、芝居においては意外と場をわきまえられる人なのかも。『セクシーボイス…』の松山ケンイチにも、同様の謙虚さを感じる。寿々花(大後)ちゃん、ホレるなよ。


よろめき夫人

2007年05月03日 20時58分00秒 | 芸能ネタ

 楽しいコメント、あーりがーとさーん! ’こんな片隅ドラマを取り上げて’’こんな古臭い表現で’「分かってくれる人がおるんやろか?」と、毎度気をもみながら書いているのですが、いらっしゃるものなのですネ。

 さて、今回はCMから。

 『キンチョールジェット』のトヨエツに笑える。が、それと同時に、映画『愛の流刑地』の彼に多少なりとも色気を感じ、うっとりしてしまった私は何だったのだろう…という思いも禁じ得ない。せめてもう数ヶ月、オンエアまで期間をあけていただきたかったなー。’見ているだけで不愉快になるCM’ としてネットで取り上げられたりもしているが、まぁそこはご愛嬌。

 しかし、あの設定(女にキンチョールジェットをダシに10万円ねだる男の図)、トヨエツの’ねっとり感’がたまらない。濃厚な香りに、’いや~ん’と顔を覆いながらも、指の隙間からのぞき見てしまいそうな…「本当は見たいんだろっ。シッシッシッ」 と、迫り来るようなCM。気持ち悪いのにクセになる。ターゲットは、やはり人妻?あのCMのトヨエツに何人の人妻がよろめき、キンチョールジェットを買いに走るのか、見ものである。