陽も暮れかけていようという夕方の浦賀の渡し舟です。
浦賀の東と西を船で渡ります。乗るお客は数はそんなにいないものの行き来するたびにひとりかふたりは乗船するようで、渡し舟は忙しく行ったり来たりを繰り返していました。
乗船時間はほんの三分ほどです。あっという間に対岸にたどり着きます。狭い湾ですが、船上から見る景色はまた目新しく移ります。
浦賀ドッグの鉄塔が夕日に照らされていました。じきに日没を迎えます。
陽が落ちていきます。わずか三分のあいだの出来事です。
船は再び元きた対岸へと新たな乗客を乗せて来た海路を戻って行きました。
余談ですがこの船の海路は海上の私道にあたるそうです。横須賀市の管轄らしく海の上のきちんとした道路になっているそうです。今まで知らなかったですが海上にも公道とか私道とか存在するんですね。
東の叶神社をお参りしてから帰路に着きました。浦賀は時々訪れますが東側は初めて来ました、ちょっと遠くへ来たような気分になりました。古びた港町という風情がどこか同じ日本の知らない土地を彷彿させて楽しい小一時間でした。
また機会があったら東浦賀をじっくり探索してみたいなと思います。