三浦半島ぐだぐだ日記

三浦半島を中心に日常とその時訪れた場所を綴っています。

突撃!嵐の宮古島

2017年09月19日 12時37分08秒 | 旅行

台風18号が宮古島に上陸した翌日の九月十四日、予約したツアーが中止にならなかったという理由で三泊四日の宮古島旅行を決行してきました。

50年に一度の大雨とか大変なことになっていた宮古島ですが、現地がどんな状況になっているか詳しい情報もないままとりあえずは空港へ向かいました。

羽田空港は相変わらずのにぎわいでしたが、待ち時間に震度3の地震が起きたりしょっぱなからなんだかとんでもないことになりそうな予感です。

飛行機は多少揺れたものの特にトラブルもなく那覇空港を経由して宮古島にたどり着きました。

しかし想像してたより台風の被害はすごかったようで島内の九割は停電しているという状態で、レンタカーの契約も暗闇の中お店の店員さんがiphoneの懐中電気で照らしてくれる中の異様な契約となりました。

暗がりの中の契約を終えて車で宮古島市内に繰り出てホテルに向かうのですが、当然停電なので信号も消えています。

こんな状態ですので交通量も全然なかったのは幸いでしたが、島内至る所で木が根こそぎ倒されていたり、台風の威力の凄まじさを感じます。

こんな真っ暗なのは東日本の震災の時以来の体験です。

ホテルに着きましたが、ホテルも停電まっただ中で、ロビーと通路の電気だけは非常用電源で確保したようですが、各部屋は電気もついていません。当然エアコンも使えません。水も何とか出ますが、タンクが空になれば断水になるとのことでした。

ホテルの通路だけが恍惚と灯っています。周りの景色とか確認のしようもないです。

たまたま持ってきていた懐中電灯でしのぎます。

夕飯がまだでしたので非常電源でなんとか営業しているホテルのレストランに予約を入れてかなり遅い食事をとりました。

ろうそくの明かりでの食事です。宮古島からしたら十分災害の中なので、贅沢は言えません。

それでも沖縄の郷土料理にありつけました。ゴーヤーチャンプルーと、島豆腐チャンプルーです。

こんな非常事態の中でも食事ができるのは本当にありがたいです。

ロビーも暗いです。ホテルの従業員だけが対応に追われて忙しそうでした。

エアコンの効かないのは仕方ないので、部屋が五階ということもあり、窓を開けての就寝です。見えない状態でしたが目の前は海ですので、波の音だけが部屋に響き渡っていました。

朝になりましたが停電は解消されません。まだ島内ほとんどが停電から復旧していません。それでもこれだけの朝食をとることができました。

陽が昇り、部屋からの景色です。こんな素晴らしかったのね~~。

前の浜に下りてみました。

まだ台風後ということもあって海水は濁り気味で、風も強いですが、天気は回復してくれて、いい青空です。

今回三泊お世話になったホテル、ベイサイドマリーナです。

隣はドイツ村という施設です。お城が隣に見えていました。

ここはわりと穏やかな海でしたがほかはかなり荒れた海の様相でした。

ホテル玄関側の前はさとうきび畑でしたが台風によってなぎ倒されていました。島中のさとうきびは今回の台風で全滅だそうです。

まるで三浦の景色な気もしますがここは宮古島です。

台風によって木々はめちゃくちゃでした。従業員は清掃にてんやわんやです。

気を取り直して本日の観光をスタートさせます。まずは島の端にある「東平安名崎」(ひがしへんなさき)に向かいます。車を走らせていると、島の鳥が何度も車の前に飛び出してきたり、道路をのんびり歩いていたり、鳥には注意しないとなりませんでした。これも宮古島ならでは的な感じです。

道路脇にこの実のある木がずらーっと植わっていました。パイナップルかな?と思ったのですが、何かは結局分からなかったです。

東平安名崎に行く途中の海です。台風後ですが、かなりブルーな海です。

もう少しで東平安名崎です。

道路脇にたくさんパイナップルっぽい木が並立しています。

南国に来たなーと思わせる色です。

しかし風は強くてものすごいです。

東平安名崎に着きました。

ここから見る海はかなり荒れています。

東平安名崎の灯台です。

海の色がもう東京湾のそれとは別世界です。

公園内にもパイナップルもどきの木があちこちで見られました。

この突き出してる岩群も沖縄の海ならではな感じです。

東平安名崎は朝陽に有名なスポットだそうです。

最終日に朝陽を見に東平安名崎を訪れましたが、次回にでも。

 

 

 


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