虚像

自己増殖するネット世界

同じく勝手に作り出される精神障害者の姿

生の姿はあまり見られない

映像が作り出した虚像を一般化し

市民は騙される

危険なのかボクたちは

誰もがなりうる病気なのに

かかわりたくないと逃げ去る

一生涯がその状態じゃない

アメリカではもっと理解されている

知的障害の人も精神障害の人も

ましてや害虫呼ばわりはしない

挑戦者たちとしてとらえる

試練を課された人ととらえる

ボクたちがいつも障害を感じるほうで

君たちからして害のあるものじゃあない

ドラマでも良いから作って見せてくださいよ。

聾唖の人、知的障害の人、目の不自由な人

とりあげられるのは

そんな人の感動のテーマばかり

精神の障害を、

ボクたちが課されている試練を

物語にしてください。

悪いほうのイメージばかり書かないでください。

必ず悲劇にするのもやめてください。

あるサイトでボクたちが世間を疎んじると

書いてありましたが

実際入院を体験し出てきた人たちは

社会とかかわりたいけれども

コミュニケーションがうまくとれなくなっていて

という場合のほうが多い。

メンタルの波は普通の人よりも激しい。

脳内物質がそうさせるのだけれども

ある意味でネガティブな言葉に

感じやすくなっている。

気にしすぎたりもする。

考えすぎてポジティブな言葉に

気がつかなかったりする。

そして理解の仕方が偏っているときもある。

何がいいたいんか忘れたけど

そう精神障害者のイメージの虚像を

拭い去ったとき自殺者は減るかもしれないよ。

…ジンクス

ボクは西を向いて謝ると何か良いらしい

西を向いて悪口を言うと悪いらしい

西に向かってできるだけよい言葉を吐きたい

なんていうジンクスなんだろう

ためしに今度は西に向いて

お金持ちになりたいといってみよう

いやホームページ作りの勉強が

うまくいきますようにといってみようか

なぜ西に向いてなのかはわからない

過去のことは西に向いて謝るのかな

そしたら未来についてお願いするには

東に向いて願うのかな

こういうのは妄想やなあ

ジンクスじゃない

なんかよ～わからん

…夫婦の間は

なんか知らん妻が機嫌が良かった

僕に話しかけてきた

許してもらえたのか

おいらにはわからんが

その顔見てたら

許さなあかんとこちらも思った

おいら夫婦は相互依存してるのかもしれない

お互いに怒ったときは怒り

笑ったら笑う

しんどいけれども

これがボクらのスタイルなんかなあ

なんか親にもいくつになっても心配かけて

つくづく親不孝やなあ

まだおいらが大人になってないんやなあ

アダルトチルドレンっちゅうやつかな

精神の統合失調になったけれども

ある意味発達障害があるのではと

つくづく思う