言霊の攻撃性と親和性

誰の魂なのかわからない

しかし怖ろしいことに

言霊は狂人を口撃するために

さまよう弾丸として放たれる

いろいろの思いつく限りの言葉を

感触を感じながらはっせられる

そうやって

俺のような狂人が

少しでもひるんだら

その言葉たちと

いろいろの言葉群をもって

口撃を仕掛ける






しかし

気がついていただけただろうか

その言葉たちは同時に

言霊を放った本人自身も

嫌な言葉に違いないこと




こちらは全部あたっていなくても

ひるんでいればいい

そうすると言霊を放ったものが

同時に自分に刃を向けることになるんだ




そして

口撃の逆

愛するもののアイの言葉は

同時に自分へのやさしいアイの言葉となるんだ

やさしいアイの言葉は

放った自分の心にも響き

そしてお互いを幸せにする

あなたのアイの言葉がほんもんなら

ハートが熱くなりひびくんだよ

あなたの忠告がアイの言葉なら

ハートが熱くなりひびくんだよ

あなたにハートがないから

口撃にしか聴こえない

ハートのあるものども言葉には

ハートがこたえるんだよ

あいしています