おおげさでへたれのおっさんは絵を描くのが好きだった
道具さへあればどこでも描ける絵というものが
たいそう好きだった
おっさんは日常の何ともないものを描き始めた
季節の食材の絵を描き始めた
最初は両親に絵手紙として描いていた
ふさいだ生活だけしてるんじゃない
何もないところでもこうやって生活を楽しんでるよ
そういったメッセージを送りたかった
親に心配をかけないでおこうと始めた絵だけど
だんだんと描くことが面白くなり
いろいろと描き始めた
しかしおっさんは彼女に絵の面白さを伝えたかった
最初はひとりで描いていた
しばらくしてふたりで描くようになっていく
生活は変わり始めていた
思いを詩にして背景を描いたり
好きな字を習字して背景を描いたり
チャームを作ろうと言って絵を描いたりと
楽しみ始めた
何にもないところから楽しみが生まれた
親に心配をさせないと始めた絵が
ふたりの生活の楽しみのひとつになっていた
ふさぎこんでいたときから
生活がだいぶ変わっていることに
少しずつ気がつき始めた
道具さへあればどこでも描ける絵というものが
たいそう好きだった
おっさんは日常の何ともないものを描き始めた
季節の食材の絵を描き始めた
最初は両親に絵手紙として描いていた
ふさいだ生活だけしてるんじゃない
何もないところでもこうやって生活を楽しんでるよ
そういったメッセージを送りたかった
親に心配をかけないでおこうと始めた絵だけど
だんだんと描くことが面白くなり
いろいろと描き始めた
しかしおっさんは彼女に絵の面白さを伝えたかった
最初はひとりで描いていた
しばらくしてふたりで描くようになっていく
生活は変わり始めていた
思いを詩にして背景を描いたり
好きな字を習字して背景を描いたり
チャームを作ろうと言って絵を描いたりと
楽しみ始めた
何にもないところから楽しみが生まれた
親に心配をさせないと始めた絵が
ふたりの生活の楽しみのひとつになっていた
ふさぎこんでいたときから
生活がだいぶ変わっていることに
少しずつ気がつき始めた