アタマから溢れんばかりに
わいてきていた
いろいろな考えは
考えることを
やめようとしたことで
おさまり
同時に幻聴も
おさまっていった
夢の中で友人が
おいらに向かって謝った
謝った理由はわからない
夜に見る夢の方も
最近は穏やかになりはじめている
考えがわいてくるのは
あまり良くないことのようだ
自主的な思考ではないのだろう
自分でこれについて考えると
考えているものでもないのだろう
わいては消えるのだろう
考えないようにしてから
頭の中がだいぶ楽になった
考えがわくのは
自力でとめないととまらないのだろう
なかなかむずかしかった
父は早くからおいらに無になれと言っていた
それを聞かずにいたのだ
うん
無
簡単そうでむずかしい