何度も麓を通りながら、なかなか見学する機会の無かった佐用町平福の「利神城址」に行って来ました。14世紀に築城された山城で(麓から眺めると)なかなか立派そうに見えるのですが、史跡指定を受けてない為か?登山道は良く踏まれていますが整備されてなく登山道入口には「登山はご遠慮ください」と書かれた看板がありましたが、自己責任で登って来ました。
12時ちょうど平福駅前の道の駅に駐車して出発、山上の城跡を眺めながら駅前を右折れします。
100mほど南下してガードをくぐります。入口に「登山はご遠慮ください」の看板がありますが、そのまま進みます。
ジグザグに付けられた登山道を登って行き、麓からも見える大きな看板の脇を通りどんどん上へ。
尾根上は、こんな道が続きます。
こんないい雰囲気の所もあります。
はしごが架った古墳?の脇を通り上へ。
40分で城跡の広い場所に出ました。
ここから本丸めがけて登りますが、看板に書いてあったように石垣が崩れてやや危険箇所がありました。ちょっと手を加えれば危険も無くいい名所になると思うのに佐用町がなぜ整備しないのか、なにか理由があるんでしょうねえ。
本丸には四等三角点があります(373.3m)
竹田城のミニチュア版のようです。
南側(佐用町)の眺望もなかなかいい。
西側の平福の町並みを眺めながらラーメンを食べます。
下山は矢印の方向へ、城の東側に回込みそこから下ります。
東側に付けられた狭い道は「搦め手道」でしょう
ロープ伝いに急坂を注意しながら下ります。砂に小石が混ざった崩れやすい道を注意しながら降ります。
鹿ネットのあるところで広い道に出ました。
鹿ネットから2、3分で地図にある広い林道に出ました。以前はここからも(正式な)登山コースがあったらしく古い案内板がありました。あとは車が通れる広い林道を歩き平福の町に戻った。6km弱2時間半ほどの歩きでしたがのんびり出来ていい歴史探訪でした。