OUR HOME ISLAND - いおうとう(硫黄島)

戦前に在住していた島民が、戦後の小笠原返還後も故郷に帰ることが許されていない硫黄島についての情報発信をいたします。

2013年、小笠原村、硫黄島への慰霊、墓参の旅(44) 祈念館での夕食

2013年08月07日 | 硫黄島・小笠原村
硫黄島で私たちが宿泊するのは平成14年にできた硫黄島平和祈念会館です。この会館には40人ほど泊まれます。一昨年は震災の影響による慰霊墓参の時期の9月への変更と硫黄島水不足で硫黄島には上陸できない行程でした。昨年は例年どおりの6月に行って上陸できましたが小笠原丸停泊場所の波とうねりの状況から宿泊予定だった私たちも全員が小笠原丸に一度戻って船内泊でした。従いまして、今年は、3年ぶりの祈念会館宿泊でした。
いろいろな関係者の方々の差し入れや準備などのおかげで、私たち内地から行ったメンバーや父島から参加したメンバーの調理や手伝いなどもあって、新鮮な食材を使った豪華な夕食で、にぎやかに夜を過ごします。宴もたけなわになった頃には、自衛隊員の方々が祈念会館に来て、舞踊を披露してくださいます。
硫黄島で釣りたての刺身は、採れた硫黄島島唐辛子しょうゆでいただきます。今回は刺身のさらに、父島の小笠原村議会議員の方が探して採ってきてくれた(ベテランの戦前に硫黄島在住で現父島在住の方に依頼(命令?)されて、、)ブーゲンビリアの花びらが添えられています。この日に採れた、青パパイヤのおひたし。他には、大なべで作って持ってきてくださったカレーなど、食べきれないほどのメニューが並びました。
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