これは、硫黄島の医務課壕の中です。ここ医務課壕には硫黄島に行く度に必ず中に入ります。整備されていて入って中まで進みやすい壕だからです。
もう10回ほど、入っていますが、そのたびに、一緒に行って入ったメンバーたちと、「どうして中がこんなに熱いのか」と同じ感想を漏らし合います。入る前の外の気温も非常に高くて暑いことが多いのですが、入ってしばらくまっすぐ進んでから左に曲がる場所から先、急に温度が上昇します。見学者が進める一番先まで行くとサウナのような暑さです。戻ってきて、外の温度とそんなに変わらない、曲がる地点まで来ると、ひんやりと涼しいと感じるほどで、安心します。 そこで、皆で、「外は涼しい!」と言います。入る前までは、「暑い!」を繰り返していた外気温を涼しいと感じるほど、壕の奥の暑さは過酷です。
戦争当時と今とで同じ温度であるかは分かりませんが、これだけの総面積の壕を、これだけの地熱のある島にめぐらせたのですから、多くの壕では耐え難いほどの熱さだったと思います。それを掘り進めて地下要塞化した人たちと、ここに潜んだ兵士たちがいたことを思うと想像を絶する苦しさだったと思い、言葉になりません。
特にこの医務課壕には病人や怪我人の方々が収容されていたそうです。
今年は特に、壕の中の写真が、多くは照明具合が悪かったりピントが全く合っていなかったりで、公開できそうなものは、ほんのわずかしか撮影できませんでした。
もう10回ほど、入っていますが、そのたびに、一緒に行って入ったメンバーたちと、「どうして中がこんなに熱いのか」と同じ感想を漏らし合います。入る前の外の気温も非常に高くて暑いことが多いのですが、入ってしばらくまっすぐ進んでから左に曲がる場所から先、急に温度が上昇します。見学者が進める一番先まで行くとサウナのような暑さです。戻ってきて、外の温度とそんなに変わらない、曲がる地点まで来ると、ひんやりと涼しいと感じるほどで、安心します。 そこで、皆で、「外は涼しい!」と言います。入る前までは、「暑い!」を繰り返していた外気温を涼しいと感じるほど、壕の奥の暑さは過酷です。
戦争当時と今とで同じ温度であるかは分かりませんが、これだけの総面積の壕を、これだけの地熱のある島にめぐらせたのですから、多くの壕では耐え難いほどの熱さだったと思います。それを掘り進めて地下要塞化した人たちと、ここに潜んだ兵士たちがいたことを思うと想像を絶する苦しさだったと思い、言葉になりません。
特にこの医務課壕には病人や怪我人の方々が収容されていたそうです。
今年は特に、壕の中の写真が、多くは照明具合が悪かったりピントが全く合っていなかったりで、公開できそうなものは、ほんのわずかしか撮影できませんでした。