これは、戦前に硫黄島に在住していて、昭和19年の島民の強制疎開の時に帰れずに硫黄島に軍属として残させて戦没した人たちの名前が刻まれた碑のオリジナルの方です。新しい方の碑も、同じ公園内の塔の近くにもっと大きい黒い石に名前が刻まれたものがあるのですが、数名の方の姓名の字に間違いがあって直そうとしている囲みの刻みなどがあることから、その新しい方の碑の写真は、この数年は撮らないことにしています。
私の祖父のすぐ下の弟や、二人とも18歳で硫黄島で散った祖父の甥(私の母の従兄)など親戚の名前も刻まれています。若くして地獄のような戦場で散ったことの無念に思いを寄せると何の言葉も出ません。
私の祖父のすぐ下の弟や、二人とも18歳で硫黄島で散った祖父の甥(私の母の従兄)など親戚の名前も刻まれています。若くして地獄のような戦場で散ったことの無念に思いを寄せると何の言葉も出ません。