OUR HOME ISLAND - いおうとう(硫黄島)

戦前に在住していた島民が、戦後の小笠原返還後も故郷に帰ることが許されていない硫黄島についての情報発信をいたします。

6月27日 第155回 TOEICを受けてきました。

2010年06月27日 | TOEIC
投稿記事内容の前に、まず、この写真の説明をいたします。
これは、今年の硫黄島から離れる時に小笠原丸が一周している時に太平洋に沈む夕日を撮影したもでのす。時間は、もうすぐ船上からの慰霊の献花が行われるという時で、小笠原丸と硫黄島、夕日の位置関係は、小笠原丸が硫黄島の西南端にある擂鉢山(すりばちやま 
*注)の南側を回り終わろうとしている時、小笠原丸の左側に擂鉢山の南西側が見える時間帯に、船のデッキの左側から左前方の西空を撮影しました。

( *注 : 「「擂鉢山」と書いても知っている人は読めるだろうが知らない人は読めないと思う。)というご指摘をいただきましたので、読み仮名を入れました。)

「夕日」で思い出しましたが、小笠原村発行のパンフレットに、「夕日に向かって少年兵たちが「故郷の廃家」を合唱する姿を陰から見ていた市丸少将が涙した。」というエピソードが載っています。(最初に「故郷の廃家」について書いた時にもそのエピソードを紹介しました。)

今回の硫黄島訪問の二日目のお昼、厚生館で昼食を取ったあとの休憩時間に、すぐ隣の資料館を見学できるように開いて下さった時に、流してくれていたビデオは初めて見るものでした。その中で、生還なさった方が、「市丸少将が少年兵達が唱歌を歌うの聞いているところに行ったら、「これ以上、先に進むな。」という合図を受けた。市丸少将は、とても心配そうにしていたが、歌い終わって出てきた少年兵達の顔が笑顔だったのを見て安堵していたようだった。」という証言を話してくれていました。
この島で「こんなに多くの年少の兵士達を死なせてしまうのか。」ということに思いを至らせた将官たちの気持ちはいかばかりだったでしょうか。



6月27日 第155回 TOEICの結果について


TOEICは体調、始まってからのリズムがとても重要ですが、会場の環境にも大きく影響されます。大きなくくりでは会場の運営全体(監督者がスムーズに運営しているかどうか)の一部だと思いますが、音声が聞こえやすい音響設備であるかどうか、座りやすいか、机の面積や高さは十分・適切か。咳払いやその他の騒音をたてる人はどうしても混ざるので大教室すぎないかどうか、などです。

本日の会場は、前回と同じ、神奈川県横浜市鶴見区にある大学の校舎でした。これまでに、TOEIC会場に選ばれた回数はそれほど多くはなく、私が数年、受け続けている中では、今回の二回連続の前には二回ぐらい会場となったことがありました。
同じ大学でしたが、先月と比べると本日の方が、全然、良い教室環境でした。先月は大教室で、椅子は机と一体となっていて引き出して座るタイプで座りにくく、机の面も奥行きが短くて不十分でした。今日の教室は、普通のセパレートの机に椅子が三脚ずつで、真ん中の一つを空けて両側に座る配置でした。「同じ会場なのに、環境が良いかどうか、かなりの差があるな。」と思いました。 (幸い、選挙公報カーに妨害されることはありませんでした。)

結果は、これまでのに数年、数十回受験した中でも、後半のReadingのパートで最も多くのやり残しを出す時間不足で終わってしまいました。先月は、ぴったり、時間内に終わらせましたので対照的でした。

前半のListeningでは、いつものように、「かなり聴き取りにくいアメリカ以外の発音」が含まれていて少し苦しめられました。前半の最後のパートのⅣは、リズムよく、「先へ先へと問題文を読む」ことができたせいもあったと思いますが、いつもより難易度が低かったと思います。

大きな時間不足になってしまった後半のReadingは、PartⅤはいつもより難易度が高く「見てすぐに正解が分かる問題」が少なく時間がかかってしまいました。PartⅥは基本的な問題でしたので全問正解できたと思いますが、正解として選ぶ単語としてはやや難易度が高い、
commendを選ぶ問題がありました。その問題の選択肢には admonishという単語もあり、「知っている人は違うと正解候補から外せても知らない人ではひっかかってしまいそう。」という問題がありました。
PartⅦは、前半から、「時間を使わせる問題」が多く、「こんなので引っかかっていたら最後まで行けないので、どれでもマークして先に行かないと。」を分かってはいても、止まってしまう問題が多かったです。まだ、30マーク分ぐらい残っているところで、「これは今日は最後まで行くのは無理。ここで焦るとさらにひどい結果になる。」と、全問をやりきることを諦めるほどでした。


今回の受験より先に、先月の第154回の結果が送られて着ました。
前半Listening415、後半Reading475の890でした。
これまででは、後半Readingでの最高スコア485(一度)、二番目は455(二度)でしたので、歴代二番目の好スコアでした。ところが、前半が415とかなり不本意な出来(あまり自信はなかってですが)でした。
TOIECのスコアリング方法は、正解数(素点)の数を偏差値化してからスコア換算する方法で、平均でも、前半(Listening)の方が、後半(Reading)より高くなります。例えば、同じ85問正解でしたら、前半(Listening)の方が後半(Reading)より高スコアになります。後半で高い点数を取るのはかなり難しいです。
私の場合には文法問題には自信がありますので、「時間内に終わるかどうかの勝負」なのですが、前回はうまく終わらせることができて、手ごたえどおりの高い点が取れたのですが、今回は、あれだけ時間不足だったので、さんざんなスコアだと思います。前半と後半の両方をそろえることが至難であることを含めて、TOEICは「奥が深いな。」と思います。その思いがある限りは、TOEICを受験し続けようと思っています。7月は休むことにしましたので、次回は9月の第157回です。

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