硫黄島の硫黄ヶ丘に続く道に面している森野中の、サンスベリアが大量に群生している場所の写真です。かなり大量に繁茂していました。戦前から硫黄島にあったものなのか、戦後に誰かが持ち込んだものであるのか分かりませんが、これまでの十数回の硫黄島訪問では、気が付いたことはありませんでした。
前回載せた、舗装道路から硫黄ヶ丘に向かう未舗装道路が分かれる三叉路には、元山砲台群の場所であったことを示す碑があります。これらの、部隊名や戦跡の場所を示す石碑は硫黄島中にかなり多くあります。これらの碑(石柱)は、硫黄島協会が建てたものです。
滑走路から南側に向かう舗装道路から硫黄ヶ丘まで続く道が分かれる三叉路です。毎年、この場所で、一日目の午後の里帰りで元山集落チームとして硫黄ヶ丘に行った私たちは、島内を循環するマイクロバスに拾ってもらいます。
硫黄島の硫黄ヶ丘の近くの森です。戦前に母が産まれて育った元山集落にあった家に一番近いところで行けるばしょはこのあたりですので、硫黄島に来た最初の頃には森の中に入って、何か家があった手がかりなどが見つからないか探したこともありましたが、見つかりませんでした。
硫黄ヶ丘の入口近くにある黒焦げになったタマナの木を、前に紹介した時とは別の角度から。この写真の背中側が硫黄の噴出しているあたり、右側斜め後方向が船見岩で、正面奥側がサトウキビも生えている、硫黄ヶ丘入口(バスが停まるところ)です。
硫黄ヶ丘の入口から見て、船見岩の後側のあたりの硫黄ケ丘の北よりには、戦前の硫黄島の産業の一つでもあったレモングラスが自生している場所があります。戦前はレモングラスをしぼってオイルにしたものを産物としていたそうです。良い香りがします。
ここから移殖して、宿泊場所の平和祈念会館の裏側でもレモングラスが育てられています。干してもしばらくは良い香りがします。
父島ではレモングラスティーも売られています。
青パパイヤにレモングラスに硫黄島島唐辛子が採れますので、ソムタムなどのタイ料理が作れる食材が硫黄島で手に入ります。
ここから移殖して、宿泊場所の平和祈念会館の裏側でもレモングラスが育てられています。干してもしばらくは良い香りがします。
父島ではレモングラスティーも売られています。
青パパイヤにレモングラスに硫黄島島唐辛子が採れますので、ソムタムなどのタイ料理が作れる食材が硫黄島で手に入ります。
別の角度、西側に下りた場所からの、船見岩です。一番上に上りやすい場所は例年のとおり相当に大きなリュウゼツランがあって危なかったので、今年は上る時にも西側から回り込みました。その上り口まで通った場所が、かなり地面が柔らかく熱くて踏むと沈む場所が多かったので一歩ずつ身長に危なくない場所を探しながら歩きました。