その結果、新たにトヨタ自動車から開発を受託している自動車用エンジン3種類でも、出力試験で燃料の噴射量を調整し、見栄えのよいデータにするなどの不正が見つかったとしています。
具体的にどの程度やったのかを示さずこう言うのだけ書いてくる時点で特別調査委員会ってトヨタの言いなりでは?
ハッキリ言えばその資格が無い人達に調査させても改革なんかにならないでしょうに。
具体的な規格がどう言う物なのかで違って来ますよね。
国土交通省のものならそれは違法でその立場の人が判断しないとおかしいのですが。
仕様にうたっている数値にならないのに対してのテストの不正だとしても専門家がそれなりに規格と照合したらそれなりの話にならないと異様です。
豊田織機は23年3月、フォークリフト用などのエンジン4機種について、耐久試験で実測値ではなく推定値を使ったり、試験中に部品を交換したりしていたと公表した。国交省に約7万2000台のリコール(回収・無償修理)を届け出ていた。23年3月期連結決算には、リコールや仕入れ先への補償費用として207億円を引き当てた。
最低でもこんな感じの話にならないと異様さが浮き上がります。
こんな事を言っては失礼ですが、大企業に多い情報の出し方で不都合な話は出さないのでは?
豊田織機は、エンジンの出力試験時、量産用とは異なるソフトを使ったECU(電子制御ユニット)を使ってエンジンの出力性能を測定し、測定数値が安定するようにばらつきを抑えて報告していた。同社は「試験の際、燃料噴射量を調整し、出力・トルクカーブについて見栄えの良いデータ」にしていたという。
ここまで書くとそれかとなるのですが、これって報道する側の問題なのかもしれません。
ただ例の件があったので日本に限った話ではないようです。
注)この記事は2018年の物であり、要するにヨーロッパであれだけ騒いでいたのに今頃になって日本は大慌てするので情けない話です。
遣り方も似たようなイメージなので現実問題として制御が可能になってデーターの作り込みまで可能だから起きたような話です。
以前のように単純に検査するだけの作業で有ればバラツキで文句が親会社から出たかもしれませんが、バラツキの有るデーターをそのまま出すしかなかったのでしょう。
規格を通るのにそれ以上の事をする時点で何かの力が働いたか、逆にトヨタが組み込んだ自動車等でのテストで分からなかった?と言う話でもあるような気がします。
エンジンの単品試験と組み込んだ自動車の試験で双方で照合していれば見つかるとまで言いませんが何か長期に渡らなくても済むような特性に関する話し合いがあっても良かったのかと思います。