茂木派、政策集団移行へ 政治団体は当面維持、裏金事件(共同通信)
茂木派幹部は取材に「党改革の中間報告に沿い、金と人事から決別した政策グループとしたい」と述べた。
問題はそれを立証出来るだけの透明性の担保なのですが、それが出来るくらいなら派閥が金を握らなかったのかと思います。
人事はあからさまに大臣ポストの要求などしていたのでしょう。
また、政策を成立させる上で必要な取引もあったように見えます。
つまり、派閥推薦方式の人事にしてもそれに代わる制度や評価をしないと世代交代も進みません。
まして選挙資金繰りに困るような若手政治家を党として支援出来ないとなかなか良い政治家が実力を持つようにはならないのです。
口で説明すると簡単ですが、人やカネはどうやってもコネや実力に靡(なび)くのでしょう。
それを完全に断つのが難しいから、派閥ではなくする為に別の制度的な支援を作らないのです。
それと結局裏帳簿みたいに隠れた形で取引されてしまわないような透明性確保の口座取引とかをやらないと政策集団だと立証されません。
高い理想を掲げるよりも本音の部分で必要な支援や評価を代替しないと結局元の形に戻ってしまうのです。
リクルート事件で一度出直した筈なのに長年経つとこうなっていたのですから。