福田達夫氏「新しい集団つくる」 安倍派源流創設者の孫（共同通信）
問題は『政治とカネ』であるのは昔から変わらないのです。
ただ、大きく違ってしまったのは金権政治だった方が縮小してもそれに入れ替わった勢力がカネ回りが良くなったと言うだけです。
その結果として勢力図こそ変わっても本質的な『政治とカネ』の問題が解決に至らないし、逆に一部は時代を遡るが如く悪化しました。
元の『政治とカネ』の問題が公共事業での優位な立場への贈収賄やその利権を確保する為の工作資金でした。
ところが、その民間活力が主となった時点で公共事業への関心は薄まりました。
ところがバブル崩壊や海外製造移管で公共事業への関心が戻って来ました。
中でも国の事務作業を下請けして派遣等で稼ぐ会社で結局のところそんなに『政治とカネ』の問題は新展開しただけで昔の土木事業から事務作業、システム構築などの方へ変異しただけで政治家の利権と言うのは不変でした。
そんな中でまた新しい集団をつくれば必ずまた利権絡みになる恐れはあります。
何故なら、群馬を例に挙げて失礼ですが小渕さんがやはりそう言う形で力を集めて地位をあげ、地元への還元を誘導し兼ねない状況でした。
本質的な問題が『政治とカネ』であるなら、そこをチェックするような法律が必要で自浄作用なないなら第三者機関による監視になるのでしょう。
新しいのを福田氏が管理して政治資金の入りと出を監査させて最低限政治資金規正法違反にならないようにするのでしょう。
問題はその後なんです。
一部で囁かれていた安倍晋三氏はキックバックに反対していたと言う噂が本当でその後に五人衆で解禁し直したなら、トップが変わると路線変更されてしまう恐れがあります。
自民党が直接若手に餅代や氷代を出すようにして本人達にもコネをつけさせて選挙資金を遣繰出来る力を付けさせれば派閥自体は本当に政策集団になっても良いのでしょう。
政策集団に特化する為には反対に金の面を第三者に監査して貰って贈収賄、買収などにならないようなカネの流れが違法でないようにしないといけないのです。
結局、過疎化する地方で政治的にフォローするような仕組み作りをして政治家が動かなくても必要な分は交付するようにしないと陳情される状況です。
数や当選回数で権利を得ないとそれは成立しないのです。
これまでの問題をクリアにしない限り、また起きる構造なのかと思います。
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