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兵庫県以外でも知事に真面目な人が就いたら…

2024-11-29 06:04:00 | その他気になった事
兵庫県知事選挙の件がワイドショーやネットの一部で騒がれています。
ただ、他の都道府県が問題がないかと言うと下記のような状況です。

都道府県の財政で言えば、東京都以外はすべて財政指数は芳しくないのが実情です。
つまり、今回の斎藤知事のように財政を真剣に考えてしまうと結果、苦しい財政から不満は出てくる構造なのかと推測されます。

減税するには条件があって名古屋市はそれをクリアしたそうです。

また、知事が長年同じ人だと業者も固定してしまい兼ねません。
それが住民から疑問視されるのか地域政党化される事例もあります。

これまで政治に無関心で見過ごされてきた事でもネットとかで問題提起されると反応する事が起きる可能性は高まっています。
原因はマスコミが政府批判や行政批判をしているように見えても詳細を精査してみないと分からなかった事が多いのでしょう。
ところが、雑誌やオンブズマンによる指摘があっても故意に粗探しはしてこなかったように思います。

一つにはこれまでの国内の優秀な大学出身と言うだけでなく、海外の大学院、海外での労働経験などからドライと言うか言うべき事は言う人が増える傾向なのかと思われます。

それに仕事場によっては査定の交渉資料など自分で作るようになると交渉するのが当たり前になります。
それと同時にグローバルスタンダードな規格は評価シートを作成するので数値化など感情などではなく話し合い易い物も出て来ているのでしょう。
それにエントリーシートなどで自己アピールをする癖がつくとやはり交渉能力や表現力が重視されます。

また、アメリカ大統領選挙の影響で能力と言うだけでなく、いざと言う時の危機管理能力が問われます。

そうなると必然的に自治体の状況把握とその問題点の対策はセットで訴求され、かつドライに数値化した指摘になってきます。

反対にそれまでぬるま湯に浸かっていた年齢層からすればこの指摘は腹立たしいのでしょう。
だって自分達は上手くやってきた少なくとも国際的な経済環境や災害等の問題、少子化が問題であってこれまでは問題を顕在化しなかったのですから。

要は普通なら、頭の良い後輩や新人が犠牲と言うか苦労してその穴を埋める、または障害となる問題を解決するのが従来でした。

おそらく定年退職するくらいの年の人は残念ながら国の為に即現役の状況で当時大学院やまして留学なんてしなかったのですから。
それでも国際規格程度なら取得するだけの能力を持ち、それなりには問題なくやってこれたのに本格的な手法や能力の持ち主がドライにしかも選挙で来た日には相当に嫌なのでしょうね。

無駄を省くだろうし、デジタル化やペーパーレスも推進され、つまりはマニュアル化されたシステムで仕事が管理され、人の出る幕は減るのでしょう。
そして人事評価も交渉となれば慣れていないと熟すのは苦手かと想像されます。

窓口業務も機械化されたり、外注化と言うかコンビニで出せたりすると人員の削減は増えます。
また、民間で言う顧客が役所だと住民などですからクレーマー的な場合に負荷も増えます。

都会など移動が多い場合、そこに住むか否かは比較されますよね。
行政サービスについても例外でなくなるとそれこそ社会的な人口流出になります。

安芸高田市の元の市長の例からしても馴染めない人から文句が出るのも当然です。
そして対立する構図になり終いには追い出すような事になり兼ねません。

ただ、総裁でも判明している通り、能力が足りないのにトップにつける訳にもいかず、結局はそれ相当な人物が選ばれてしまいます。

改革能力だけでなく、必要なのは説明で角が立たないような表現力と言うか人間性なのもきついですね。
地元の訛りで語れるのはプラスなようです。

ちょっと話は逸れますが、これらを批判する側でも同じような事が言えます。
コメンテーターは確実に視聴者と同じような立場だとそれは専門知識かわ不足していてもスルーされます。
ネットの批判的な動画配信者でも声が聞き易いとか、ハズレが少ないとか内容は当然なのでその次の点で再生回数が伸びます。

だから、議論になってもそれなりの絵面で話も分かり易く進展させるのがいいとなります。

たいてい、聞き難いとか、見づらい、分かり難いと伸びないし、またおすすめにも登場しなくなります。
残念ながら、公平とか言う割にスキルで判断されますし、ビジュアルも影響します。

テレビが可哀想なのはそれまでの容姿で保てた視聴率もルッキズムと言われて難しくなりましたよね。
更には多様化とか視聴者が求めてもないのに訳の分からない奴を出演させてしまうポリコレが反対に不快にさせます。

グローバルスタンダードの割に太いパイプのある事務所とは仲が良いのか多く出演させてしまいます。

話を戻して地方行政で選挙で選ばれる知事と従来型の行政の役人はマッチングが合わない中で対立する構図が明確だと排除級の話になります。
それは時代が変化した事もあれば、グローバルスタンダード自体が変化した事もあるのかと思われます。
例えば、AIまでいかなくてもデジタル化でシステム設計されて変革されます。
それに環境や国連のSDGsなど盛り込まれる時にそれまで許されていたような物に制約が掛かります。

そう考えると別に地方政治と行政みたいな話ではなく、日常でもコンビニ袋の有料化みたいになっています。
年寄りからすれば効率が悪い使いづらいセルフレジさえも常識になりつつあります。

逆らえない中でも遅延させて自分だけは従来の恩恵を受けたい願望は有るのかと勘繰ってしまいます。

世の中そのものが過渡期で将来どうなるのか見えてきません。
もう少し固まれば、自然とそっちへと移行するのでしょう。

それで思うのが共通テストみたいな事で合理化したけれど、社会的にはその成果や恩恵に預かれたのか疑問です。
あまりに広く浅くになって、また最近の傾向を取り入れた学部とか発生して高齢者の我々には理解し難いです。

某大学の派生した新学部出身で世の中にマッチングしたのでしょうけど、今回の知事選挙のエポックメーカーになった人がいます。
PR会社の社長はそんな感じがしてしまうのは私だけ?
とでも言いたくなるような高齢者にはとてもついていき難いタイプです。

そう言えば、テレビの解説者の一部もとても分かりづらいと言うか従来に比べて異質です。
原因はトレンドを意識したキャスティングで浅く広くに近いような守備範囲の広いまた好き勝手が言える立場の人です。
従来から評論は好き勝手言うだけで実現性や後々の検証はないのが当たり前です。
詳細を詰めて話せる訳でもなく、下手すれば簡単な取材の裏取りさえも失念されます。

最近のネットの批判的な話の中で例に挙げられる人が決まっていてその人達の共通点は現役世代に不都合な状況を作り出した人達です。

地方行政で選挙で選ばれる知事と従来型の行政の役人はマッチングが合わないと言うのは今後の状況の変化でどうなるのかは分かりません。
ただ、従来型のままで変化しなくても、また真面目に改革を成し遂げても、将来不遇な立場に置かれた人からすればその時の危機管理能力が悪いみたいな話になるのでしょう。

過去の出来事からも現在の課題はかなり厳しい物になっています。
少子化や物価高騰だけでもハンデなのに更に加わると結果住民には面白くないような状況になるのかもしれません。

妥協以前にコミュ力を上げてでも打破しないとまた元に戻るか、または勢いを失って余計に大変な状況になる恐れも高まります。
対立よりも危機的認識わ共有して変革させないと究極の話がそこに住むより他へ移住されてしまうような物言わぬ行動に出られてしまうのでしょうから。




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