変調で済まされるのか、それとも本格的に製造業が雇用を減らして行くのか際どいところだと思います。
国際競争力の低下は他国で日本並みの物を生産できるのですから、価値は薄れてきます。
問題は独創性オリジナルや他にない技術、品質なのですが、それも怪しいです。
それに日本人を雇用するまでもなく、外国人労働者が短期で働いてくれるならそちらの方が法律的にも難しくないのでしょう。
基本的に高級品を生み出すだけの収益がないと海外との差をつけられるだけの投資や
開発は難しいのかもしれません。
余程、発想や物好きならともかく普通に競争しても同じようなものしか作れないのも現実です。
更に問題なのは日本のメーカーが高付加価値の製品、医療用品、工作機械、検査機械などへとシフトして家電などの量産品を扱える機会が減り、当然のごとく雇用の機会も減ります。
システム込みで制御が難しい製品くらいか
本当に希少な物だけが残るのかと思います。
それと割に大きい物は輸入しても運賃やその説明で結構儲からないからまだ日本で作る方が都合よく、またメンテなどの必要な物は緊急時で入手しやすい方が良く、それに英語などの取扱説明書だと訳すだけで時間もかかりますから。
結局、今もそうですが日本代理店で日本のカタログや取扱説明書を用意してメンテ用品も在庫するなどの必要がありますから。
あとはアメリカのファーウェイを排除しているような国内事情の流出懸念で国産品を使うのかどうかです。
国内生産が戻るのはあるとしても機械化や海外生産部品等でなかなか人手を安定して確保するだけの状況になるのか分かりません。
仮に国内での生産を増やすとしてもハイレベルな生産方式を採用しないと海外に対抗できません。
それと海外もそんなに年功序列のような年々増加する賃金体系ではありませんからそれでも働きたがる人がいるのかです。
要するにこんな言い方は失礼ですが、便利屋が要るだけでなかなか専念して良い品にするような仕事をさせて貰えるのかは期待薄でしょう。
良い品を設計してもパクられるのがオチでなかなか決めてに欠くのかと思います。
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