わが国の古代人、つまりメビウスの文様を理解する注口土器を作った人は、人間が死から免れることが出来ないことは経験的に知るところであったと思います。死から免れることはできないが、自らが生存する世界に多くの現象の中に「生命誕生の原理」を見出していたと考えられます。古代人にとって、その再生を叶えてくれるものは、メビウスの文様であり、注連縄状文様であり、×(あるいは+)文様であり、S字渦文であり、より紐と絡条体を使って土器に施文することである。このように理解されていたと思います。
一口メモ
漫画家の手塚治は後ろから見た人の似顔絵を書いられたと、霊能者のように透視が出来られていたようです。その手塚治の火の鳥の漫画の中に縄文人は女性が酒を作り飲んでいたとありました。2万年近く戦争をしない平和な縄文時代は女性がリーダーで政治や生活の基盤を築いていたんですね。
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