2年前の今日、6月14日から始めたサッカー映像のデジタル変換、HDDへの取り込み作業が、丸2年になります。
最初の1年は、VTRテープを何本変換したか、本数で進み具合をレポートしていました。1年間でちょうど1000本変換を達成したというレポートを書いたのが、昨年6月7日でした。
その後は本数カウントをしておらず、何年度まで進んだかで進み具合を把握しています。
サッカー映像が急増したのは1993年のJリーグスタートの年です。それ以前はサッカー映像といっても、ワールドカップがあった年に多少まとまった映像があったぐらいです。Jリーグスタートの前年、最初の公式戦であるナビスコカップがあったり、日本代表が初優勝を果たしたアジアカップもあったわけですが、それでも試合映像、番組映像とも1993年以降の量と比べれば、天と地ほどの差です。
さて、丸2年で何年まで進んだかというと、1996年分をほぼ終えたところまで来ました。1996年分の主な映像は、Jリーグ、ナビスコカップ、アトランタ五輪サッカー、96欧州選手権などです。この年は番組関連の映像も多く、実は番組関連の10月~12月あたりをまだ残している状態です。
Jリーグについては1997年シーズンの変換作業に入っています。
ここまで進んできて、いろいろなレポートができます。まずHDDの容量が3TB、4TB時代に入ったということです。始めた当初は2TBまでがコスト的に精一杯でしたが、半年前ぐらいから3TBを主体にしています。120分VTRに収録した試合映像は、デジタル変換すると平均的に6~7GBのメモリーが必要です。
2TBというと、自己消費メモリーを差し引いて約1.8TB、つまり1800GB容量ですが、3TBになると自己消費を差し引き2700GB使えます。約900GBの差ということは120分VTRの試合映像で約140本程度多く取り込めます。
年々映像量が増えていますので、1993年から1996年Jリーグまでは2TBのHDD一個に各年ごと格納していたのですが、1997年Jリーグは3TBで格納を始めています。この1個で十分間に合うとは思いますが、結果はいずれまたレポートしたいと思います。