2022年カタールW杯、日本の初戦ドイツ戦、11月23日(木)深夜0時頃、2-1の逆転で見事な勝利、日本サッカー史に燦然と輝く快挙でした。
それにしても森保監督の采配は劇的でした。これまでの手遅れ気味の采配からは考えられない素早さと大胆さでした。
前半0-1でリードされても監督・イレブンとも冷静沈着なようでした。後半開始から久保選手をさげて冨安選手を投入、吉田麻也選手、板倉滉選手と組む3バックにして、長友選手、酒井宏樹選手は少し上げ気味にして、時には5バックで対応できる体制にしましたが、イレブンも「これで修正が効いた、いける」という気持ちになったといいます。
そして、前線の入れ替えも比較的早いタイミングで、しかも理にかなっていました。後半12分には、長友選手、前田選手をさげて、三笘選手、浅野選手を、後半26分には田中碧選手をさげて堂安選手、最後のカードは酒井宏樹選手をさげて南野選手といった具合です。
結果、交代選手が出そろった後半30分に、三笘選手、南野選手が絡んで堂安選手が同点ゴール、そして後半38分には板倉選手のロングバスに反応した浅野選手がドイツGK・ノイアー選手の左肩上をぶち抜く逆転ゴールをあげました。
ブンデスリーガでプレーする選手たちが多いとは言え、選手たちが口にしていた「強い相手ではあるけれど、勝てない相手ではない」という言葉や、森保監督が毅然として掲げた「目標はベスト8、まだ目にしたことのない景色を見たい」という言葉は、しっかりとした準備に裏打ちされた自信から来ているもので、決して身の丈に合わない話ではなかったということが、この勝利によって証明されました。
ゴールを決めた堂安選手や浅野選手。森保監督が11月1日の代表発表会見で語っていた「経験のある選手たちの力に頼るという選択肢もありますが『この大会で何かをやってのけたい』という若い選手たちの野心に期待します」という言葉。まさに、この二人はギラギラした野心を胸に交代のピッチに入り「何かをやってのけたい」という思いを結果に結び付けた二人です。
森保監督は、そういう選手が必ずこのチームから出てくるという確信にも似たものを感じていたのでしょう。
冒頭にも書きましたが、森保監督の戦略家としての能力が現れた、この采配には驚きました。
監督・選手たちが口々に話していたように「まだ一つ勝っただけ、何も成し遂げていない」わけですから、私たちも浮足立たないで応援していかなければなりません。
2010年南アW杯や、2018年ロシアW杯では初戦の勝利を「よくまぁ勝てた」と驚きの思いが強い勝利でしたが、今回は、ある意味、理にかなった勝利、十分日本は強くなったことを実感させる勝利です。
やはり、だてに7大会連続出場を果たしているわけではなく、過去の経験を積み上げて、よりグレードアップ、バージョンアップされたチームで臨んでいることを実感しました。
私の今大会に対する見立ては「「日本代表がベストメンバーのコンディションがMAXであれば、ドイツ戦、勝てないまでも引き分けに持ち込めることは十分可能」というものです。
けれども「ベストメンバーのコンディションがMAX」という条件が整わないとすれば、かなり神頼みになってしまうと考えなければならないと思います。」」というものです。
ドイツ戦後半、吉田選手、板倉選手、冨安選手のDFが揃い踏みしたのを見て、まさにベストメンバーだと感じましたし、あとは守田英正選手と遠藤航選手が組むボランチが実現して、鎌田大地選手、伊東純也選手、久保建英選手、三笘薫選手といった前線が躍動できれば、「ベストメンバーのコンディションがMAX」と考えていいと思います。
次の1戦を楽しみにしたいと思います。
それにしても森保監督の采配は劇的でした。これまでの手遅れ気味の采配からは考えられない素早さと大胆さでした。
前半0-1でリードされても監督・イレブンとも冷静沈着なようでした。後半開始から久保選手をさげて冨安選手を投入、吉田麻也選手、板倉滉選手と組む3バックにして、長友選手、酒井宏樹選手は少し上げ気味にして、時には5バックで対応できる体制にしましたが、イレブンも「これで修正が効いた、いける」という気持ちになったといいます。
そして、前線の入れ替えも比較的早いタイミングで、しかも理にかなっていました。後半12分には、長友選手、前田選手をさげて、三笘選手、浅野選手を、後半26分には田中碧選手をさげて堂安選手、最後のカードは酒井宏樹選手をさげて南野選手といった具合です。
結果、交代選手が出そろった後半30分に、三笘選手、南野選手が絡んで堂安選手が同点ゴール、そして後半38分には板倉選手のロングバスに反応した浅野選手がドイツGK・ノイアー選手の左肩上をぶち抜く逆転ゴールをあげました。
ブンデスリーガでプレーする選手たちが多いとは言え、選手たちが口にしていた「強い相手ではあるけれど、勝てない相手ではない」という言葉や、森保監督が毅然として掲げた「目標はベスト8、まだ目にしたことのない景色を見たい」という言葉は、しっかりとした準備に裏打ちされた自信から来ているもので、決して身の丈に合わない話ではなかったということが、この勝利によって証明されました。
ゴールを決めた堂安選手や浅野選手。森保監督が11月1日の代表発表会見で語っていた「経験のある選手たちの力に頼るという選択肢もありますが『この大会で何かをやってのけたい』という若い選手たちの野心に期待します」という言葉。まさに、この二人はギラギラした野心を胸に交代のピッチに入り「何かをやってのけたい」という思いを結果に結び付けた二人です。
森保監督は、そういう選手が必ずこのチームから出てくるという確信にも似たものを感じていたのでしょう。
冒頭にも書きましたが、森保監督の戦略家としての能力が現れた、この采配には驚きました。
監督・選手たちが口々に話していたように「まだ一つ勝っただけ、何も成し遂げていない」わけですから、私たちも浮足立たないで応援していかなければなりません。
2010年南アW杯や、2018年ロシアW杯では初戦の勝利を「よくまぁ勝てた」と驚きの思いが強い勝利でしたが、今回は、ある意味、理にかなった勝利、十分日本は強くなったことを実感させる勝利です。
やはり、だてに7大会連続出場を果たしているわけではなく、過去の経験を積み上げて、よりグレードアップ、バージョンアップされたチームで臨んでいることを実感しました。
私の今大会に対する見立ては「「日本代表がベストメンバーのコンディションがMAXであれば、ドイツ戦、勝てないまでも引き分けに持ち込めることは十分可能」というものです。
けれども「ベストメンバーのコンディションがMAX」という条件が整わないとすれば、かなり神頼みになってしまうと考えなければならないと思います。」」というものです。
ドイツ戦後半、吉田選手、板倉選手、冨安選手のDFが揃い踏みしたのを見て、まさにベストメンバーだと感じましたし、あとは守田英正選手と遠藤航選手が組むボランチが実現して、鎌田大地選手、伊東純也選手、久保建英選手、三笘薫選手といった前線が躍動できれば、「ベストメンバーのコンディションがMAX」と考えていいと思います。
次の1戦を楽しみにしたいと思います。