「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

なでしこジャパン、国内での1年1ケ月ぶりの試合

2017年04月09日 19時17分15秒 | サッカー・ユース年代、女子
なでしこジャパン。なんだか遠くにいってしまったようなチームに感じられました。今日のチームを見るまでは。

3月のアルガルペ杯はフジテレビ系で全試合放送してくれたようですが、1試合も見ないで録画もし損なったこともあり、今日のキリンチャレンジ・コスタリカ女子代表戦が、ひさしぶりの試合のように感じました。

国内での試合はいつ以来かと調べてみましたら、昨年3月9日以来みたいです。1年1ケ月ぶりということになります。これまでこんなこと、あったっけというぐらいの空白です。

高倉麻子監督就任後、今日で8試合目のようですが、過去7試合すべて海外での試合ということです。ゴールデンタイムにテレビ観覧席で見れないのは残念ですが、海外での試合経験は多ければ多いほどいいと思います。新体制の方針なのかも知れません。

テレビ画面には、ここ数年のなでしこジャパンの成績が映し出されていましたが、2011年の歓喜の女子W杯優勝から4年連続で国際大会のタイトルを争った時代が、完全に過去のものになったことを実感します。

高倉体制になってから8試合目にして国内にお披露目となった「なでしこジャパン」は、私たちに過去の栄光を完全にリセットさせてくれるチームです。

2020年東京五輪がもっとも大切なターゲットであることを思えば、23歳の横山久美選手が先制点、22歳の田中美南選手が追加点、途中出場の21歳の籾木結花がダメ押し点という展開は、まずまずの成果でしょう。

最後に、将来のチームリーダーを期待されている猶本光選手が登場してくれて、新生なでしこ国内初のお披露目は完結した感じです。

澤穂希、宮間あやといった「厳しく激しいなでしこジャパン」のDNAを受け継ぐ闘う女・阪口夢穂、熊谷紗希両選手から、若い選手たちが、そのDNAを引き継いで欲しいですし、当分は、これらの選手たちが軸になることを感じさせた試合です。

とはいっても、世界経験の豊富な岩渕真奈、センス溢れる京川舞両選手にも、忘れられないよう頑張って欲しいと願う私です。


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