今日土曜日はJリーグデー、くつろいでいるお昼過ぎにスカパーチューナーをふと見ると、予約録画ランプが点灯したので、リモコンスイッチを入れてみました。すると、U-18プレミアリーグの試合が始まっています。
開幕戦の放送らしく、FC東京ユースと清水ユースのカードを昨日のうちに録画予約していたようです。
このカテゴリーの目玉選手・久保建英選手が出場できたことを、実況の鈴木健アナウンサーは「J3の試合が今日なくてよかったですねぇ」と表現していました。
なるほど。久保選手はJ3にも出場できるので、もし今日、J3の試合があれば、ユースの試合には帯同しないでしょうから、U-18プレミアファンにはうれしいスケジュールになったみたいです。
その開幕戦、前半は清水が距離40mもの超ロングシュートを決めて先制すると、ほどなく久保建英選手がゴール正面からのフリーキックを見事に決めて同点。すると直後に清水もフリーキックを直接決めて勝ち越す展開、3本のゴールいずれもスーパーゴールといえるハイレベルな試合になっています。
14時からNHK-BSで放送予定の川崎vs甲府戦の待ち時間を、くつろいで見ていたつもりが、こちらの試合を見続けたほうがいいという状況になってきました。
さて、今日の本題はJリーグ新加入選手です。もうリーグ戦も5試合消化して少しづつ新加入選手のフィット具合が見えてきました。
今シーズンは、例のDAZNによるJリーグ放映権の獲得により、リーグに多額の資金が支払われ、その分配金がシーズン成績によって雲泥の差が出るシステムになったことを見越して、各チームが積極的な補強を実施しました。
その中でも大久保嘉人、高萩洋次郎、太田宏介各選手らを補強したF東京。中村俊輔、川又堅碁両選手らを補強した磐田。そしてスペインリーグから復帰した清武弘嗣選手のC大阪が話題になりましたが、リーグ戦が始まってから移籍交渉がまとまった細貝萌選手の柏入りが、今シーズンのベスト補強かもしれません。
そのあたりを敏感に察知して、さっそく「ドンピシャの補強。「戦える」細⾙萌が、 若い柏レイソルの救世主に(by浅⽥真樹●取材・⽂)」というコラムがネットに流れました。
柏レイソルは、昨年、GKのリオ五輪代表・中村航輔選手をはじめ、20歳前後のDF陣が話題になりました。当ブログでも昨年5月9日の書き込み「ゴールデンウィーク、サッカーの話題満載」の中で、序盤2敗1分だったチームが、その後7連勝、「いつの間にか柏」と題して取り上げています。
昨シーズンの柏は結局、年間順位8位でフィニッシュ、若手DF陣が経験を積んだ今シーズンに大いに期待がかかっています。
それがフタを開けてみると、開幕戦勝利のあと3連敗、スタメンの平均年齢24歳という若いチームが陥りやすい、自信喪失による泥沼の危機が迫った矢先の細貝萌選手の加入発表です。
浅田さんのコラムが本質を突いて指摘しています。「だからこそ、細⾙のような経験豊富な選⼿が価値を持つ。しかも、細⾙のプレースタイルが、決してテクニシャンではなく、激しくボールを奪いにいけるファイターであるという点も、若い柏にとっては⼤きいだろう。(中略) 年齢的にもプレースタイル的にも、細⾙は柏における、いわば”異分⼦”だと⾔っていい。しかし、だからこそ、周囲とうまく化学反応を起こすことができれば、柏という若いチームが⼤きく変 わることにつながるはずだ。」
この分析を読んだだけでも、細貝萌選手の獲得が今シーズンのJリーグ各チームの補強の中で「ベスト補強」と言えるのではないでしょうか? まだ「結果」という名の答えが出たわけではないですから断定しませんが、思わず膝を打ちたくなる補強であることは間違いありません。
こう書いているうち、U-18プレミアリーグのFC東京ユースvs清水ユース戦、後半も見ごたえ十分で、昨年のU-16アジア選手権でも活躍したF東京の平川玲選手が40mのドリブル疾走を見せてそのままシュートを放ちゴールを決めて同点、これで試合終了かと思われたアディショナルタイムには、清水が一瞬のスキから抜け出してゴールを決め、劇的な開幕戦勝利を飾るという結末に終りました。
本題を凌ぐほどのバリューを提供してくれたU-18プレミア開幕戦に感謝して、本日はここまでにします。
開幕戦の放送らしく、FC東京ユースと清水ユースのカードを昨日のうちに録画予約していたようです。
このカテゴリーの目玉選手・久保建英選手が出場できたことを、実況の鈴木健アナウンサーは「J3の試合が今日なくてよかったですねぇ」と表現していました。
なるほど。久保選手はJ3にも出場できるので、もし今日、J3の試合があれば、ユースの試合には帯同しないでしょうから、U-18プレミアファンにはうれしいスケジュールになったみたいです。
その開幕戦、前半は清水が距離40mもの超ロングシュートを決めて先制すると、ほどなく久保建英選手がゴール正面からのフリーキックを見事に決めて同点。すると直後に清水もフリーキックを直接決めて勝ち越す展開、3本のゴールいずれもスーパーゴールといえるハイレベルな試合になっています。
14時からNHK-BSで放送予定の川崎vs甲府戦の待ち時間を、くつろいで見ていたつもりが、こちらの試合を見続けたほうがいいという状況になってきました。
さて、今日の本題はJリーグ新加入選手です。もうリーグ戦も5試合消化して少しづつ新加入選手のフィット具合が見えてきました。
今シーズンは、例のDAZNによるJリーグ放映権の獲得により、リーグに多額の資金が支払われ、その分配金がシーズン成績によって雲泥の差が出るシステムになったことを見越して、各チームが積極的な補強を実施しました。
その中でも大久保嘉人、高萩洋次郎、太田宏介各選手らを補強したF東京。中村俊輔、川又堅碁両選手らを補強した磐田。そしてスペインリーグから復帰した清武弘嗣選手のC大阪が話題になりましたが、リーグ戦が始まってから移籍交渉がまとまった細貝萌選手の柏入りが、今シーズンのベスト補強かもしれません。
そのあたりを敏感に察知して、さっそく「ドンピシャの補強。「戦える」細⾙萌が、 若い柏レイソルの救世主に(by浅⽥真樹●取材・⽂)」というコラムがネットに流れました。
柏レイソルは、昨年、GKのリオ五輪代表・中村航輔選手をはじめ、20歳前後のDF陣が話題になりました。当ブログでも昨年5月9日の書き込み「ゴールデンウィーク、サッカーの話題満載」の中で、序盤2敗1分だったチームが、その後7連勝、「いつの間にか柏」と題して取り上げています。
昨シーズンの柏は結局、年間順位8位でフィニッシュ、若手DF陣が経験を積んだ今シーズンに大いに期待がかかっています。
それがフタを開けてみると、開幕戦勝利のあと3連敗、スタメンの平均年齢24歳という若いチームが陥りやすい、自信喪失による泥沼の危機が迫った矢先の細貝萌選手の加入発表です。
浅田さんのコラムが本質を突いて指摘しています。「だからこそ、細⾙のような経験豊富な選⼿が価値を持つ。しかも、細⾙のプレースタイルが、決してテクニシャンではなく、激しくボールを奪いにいけるファイターであるという点も、若い柏にとっては⼤きいだろう。(中略) 年齢的にもプレースタイル的にも、細⾙は柏における、いわば”異分⼦”だと⾔っていい。しかし、だからこそ、周囲とうまく化学反応を起こすことができれば、柏という若いチームが⼤きく変 わることにつながるはずだ。」
この分析を読んだだけでも、細貝萌選手の獲得が今シーズンのJリーグ各チームの補強の中で「ベスト補強」と言えるのではないでしょうか? まだ「結果」という名の答えが出たわけではないですから断定しませんが、思わず膝を打ちたくなる補強であることは間違いありません。
こう書いているうち、U-18プレミアリーグのFC東京ユースvs清水ユース戦、後半も見ごたえ十分で、昨年のU-16アジア選手権でも活躍したF東京の平川玲選手が40mのドリブル疾走を見せてそのままシュートを放ちゴールを決めて同点、これで試合終了かと思われたアディショナルタイムには、清水が一瞬のスキから抜け出してゴールを決め、劇的な開幕戦勝利を飾るという結末に終りました。
本題を凌ぐほどのバリューを提供してくれたU-18プレミア開幕戦に感謝して、本日はここまでにします。
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