「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

ロシアW杯に向けて日本代表は・・・。でも心は2022W杯アジア予選の心配。

2018年01月06日 19時40分22秒 | サッカー選手応援
書き込み予定テーマの第4弾です。元日に書いた時は、
・ロシアW杯に向けて日本代表は何ができるのか。
・心は2022年W杯アジア予選を勝ち抜ける監督選びに。

という具合に別々に考えていましたが、本音はロシアW杯のほうをあきらめている関係で、二つをまとめることにしました。

ロシアW杯に関しては、ハリルホジッチ監督の、ここ一番に賭けるゲームプランの冴えに期待するところは残っています。

私は、昨年3月25日「冴えわたる「チーム・ハリル」の事前準備」という書き込みをしています。アジア最終予選のアウェー・UAE戦に、サプライズのように今野泰幸選手を招集し、またしばらく実戦から遠ざかっていたGK・川島永嗣選手を起用した采配です。

相手の攻撃の生命線が司令塔・オマル選手であることをスカウティングによって把握、最良の「封じ役」として今野選手をもってきたハリル監督の冴えを、多くの評論家が称賛したものです。

そのチーム・ハリルの事前準備によって、どんな対策が練られるか、楽しみですが、それでも初戦・コロンビア戦は難しい試合になると思います。

前回アルジェリア代表を率いたハリル監督、初戦のベルギー戦は落としました。しかし第二戦の韓国戦に勝利、最終戦のロシア戦を引き分けて勝ち点4で2位通過したのです。

しかし、今度の組み合わせはそううまく行かないでしょう。初戦のコロンビア戦を落としてから立て直すのは大変ですし、他のチームの出来もありますから、コロンビア戦は勝ち点1を拾いたいところです。

今回のチームの何が問題かは明白です。守備戦術にあります。世界と戦うにはディフェンダーの個の力が足りないこと、前線の選手も含めた全員の守備意識で、そのハンディをカバーしてきたとはいえ、そのまま世界に出ていっては勝ち切る戦いができないということてです。

では、どうすべきか。私は1ケ月前の12月4日に「W杯グループリーグ突破に向けて、やるべきは、ただ一つ「世界基準の守備確立」」と書き込みました。

具体的には「吉田麻也選手、槙野智章選手、酒井宏樹、長友佑都選手を中心としたDF陣の個の能力をこれ以上高めろといっても無理な話です。そういう問題をいっているのではなく、デュエルの部分にしてもカバーリングの部分にしても、守備戦術にたけた世界のトップチームのノウハウを取り入れる余地があるということなのです。

ボランチを含めた5枚から6枚の守備というものを、優れたノウハウによって「世界基準」に高めていこうという意味です。

では、どうすればいいのか。ハリル監督と一緒にやれる一流の守備コーチを一人、できれば二人欧州もしくは南米から招くべきです。本来なら「守備重視型」チームの監督をやれるぐらいの力量のあるコーチをです。」

と提言しました。
しかし、そんな動きもありません。上にあげた4人に昌司源選手を加えて3バック+2の陣形をとることもないでしょう。

となればコロンビア戦は、前回と同じスコアになる可能性を感じてしまいます。そのようなわけで、どうにも展望が開けないロシアW杯ですので、心は、その次のアジア予選に向いてしまうのです。

ロシアW杯が終わる7月には、その話が浮上します。つまり誰にその指揮を託すのかです。アジアからの出場枠はロシアW杯と同じとのことですが、アジア予選を勝ち抜く難しさは一層増すことでしょう。

もはや突破は当然などという幻想を捨てないと、今回のイタリア、オランダ、アメリカのように地獄を見ることになります。

では、誰に託すか。絶対だと言える日本人監督はいません。外国人監督の誰にお願いするか、前回のようにアギーレ監督でスタートしながら、途中で何とかハリル監督に来てもらって事なきを得たのですから冷や冷やものです。

そういったことに関する情報が出てこないので困ります。せめて固有名詞は出せなくても協会が動いて、目星がつきそうなのか、まだなのかぐらいは情報があってもいいのではないかと思います。

次の4年間を託す監督です。選定に半年以上かけても何の不思議もありません。わずか1ケ月や2ケ月でバタバタと決めることだけは止めて欲しいものです。

というわけで、心配な次のアジア予選です。
では、また。


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