10月6日、リーガ・エスパニョーラ(ラ・リーガ)が「9月の月間MVPにレアル・ソシエダの久保建英選手を選出した」と発表しました。何という快挙、何という衝撃でしょう。
レアル・マドリー、バルセロナの2強に代表される魅惑のスペインリーグに日本人が魅了されるようになってから約25年、城彰二選手が日本人として初めてリーガのピッチに立ってから22シーズン、その後も多くの日本人選手が挑戦し続けてきたラ・リーガ、イタリアリーグセリエAやブンデスリーガとは異なり、日本人選手がなかなか思うような活躍ができない場、それがラ・リーガでした。
その大きな要因とされたのが、言葉の壁をはじめとした文化の違いからくる「なじむ苦労」だと言われてきました。そうしたハンディキャップを少年の頃からのスペイン生活で払拭してきた久保建英選手が、とうとうラ・リーガを代表する選手に成長した証が、今回の受賞だと思います。
小柄な久保建英選手が、いかにテクニックに優れていても、なかなかラ・リーガを代表する選手という評価を得るのは難しいのではないかと一抹の懸念を抱いていましたが、いまや1対1で負けない力強さと判断のスピードを兼ね備え、単なるテクニシャンの域からチームの大黒柱に成長しました。
凄いことですね。単にラ・リーガでプレーしている選手というレベルから「ラ・リーガを代表する選手」と見られるんです。サッカーを愛する日本人にとって、そして海外でのプレーを目指して日々頑張っている日本人選手にとって、どれだけ夢のようなことで、どれだけ誇らしいことか。
このラ・リーガ月間MVPという表彰がいつから始まったのか知らなかったのですが、調べてみましたら2013-14シーズンから、ちょうど今シーズン10シーズン目になるようです。これまでの歴代受賞者を見ていくと、まさにワールドクラスの選手たちのオンパレードです。
その中で目を引くのは2019-2020シーズン以降、毎シーズン、レアル・ソシエダの選手が必ず一人は受賞していることです。レアル・マドリー、バルセロナ、アトレチコといった優勝を争う強豪チームの選手たちの受賞が多い中で、レアル・ソシエダの選手が入れ替わり受賞しているということは、レアル・ソシエダが安定したチーム力を誇っていることの証明でもあります。
久保建英選手が、まだシーズン序盤とはいえ上位につけるチームの中心選手として、少しでも安定したパフォーマンスを出し続けることを願ってやみませんし、どうかケガに見舞われないよう、神様には特段のお願いしたいと思います。
また一つ、日本サッカーは階段を上った気がいたしますが、そうなると自然と関心は、日本代表・森保監督の、いわゆる「序列の変更」があるかどうかに向かいます。森保監督は、風聞だけで動くことは決してせず、必ず実戦を見てからしか動きませんから、次の代表ゲームが楽しみです。
10月開催のテストマッチ2ゲームに招集されたメンバーで目を引くのは、鎌田大地選手と堂安律選手が外れていることです。二人とも「コンディション不良」というだけで、それ以上の詳細な事情はわかりませんが、そうなると久保建英選手が2試合ともベンチスタートという選択肢はなくなります。
初戦のカナダ戦はもちろんですが2戦目のチュニジア戦も相手の力を考えればスタメンのような感じです。9月シリーズ(ドイツ戦、トルコ戦)で強烈なインパクトを残した直後の2試合だけに、あまり凡庸な結果だと、かえって評価を下げかねない、やりにくい2試合です。
今後の序列変更にもかかわるという点で、久保建英選手にとっては大事な2試合と言えると思います。
頑張れ、久保建英選手!!!!
レアル・マドリー、バルセロナの2強に代表される魅惑のスペインリーグに日本人が魅了されるようになってから約25年、城彰二選手が日本人として初めてリーガのピッチに立ってから22シーズン、その後も多くの日本人選手が挑戦し続けてきたラ・リーガ、イタリアリーグセリエAやブンデスリーガとは異なり、日本人選手がなかなか思うような活躍ができない場、それがラ・リーガでした。
その大きな要因とされたのが、言葉の壁をはじめとした文化の違いからくる「なじむ苦労」だと言われてきました。そうしたハンディキャップを少年の頃からのスペイン生活で払拭してきた久保建英選手が、とうとうラ・リーガを代表する選手に成長した証が、今回の受賞だと思います。
小柄な久保建英選手が、いかにテクニックに優れていても、なかなかラ・リーガを代表する選手という評価を得るのは難しいのではないかと一抹の懸念を抱いていましたが、いまや1対1で負けない力強さと判断のスピードを兼ね備え、単なるテクニシャンの域からチームの大黒柱に成長しました。
凄いことですね。単にラ・リーガでプレーしている選手というレベルから「ラ・リーガを代表する選手」と見られるんです。サッカーを愛する日本人にとって、そして海外でのプレーを目指して日々頑張っている日本人選手にとって、どれだけ夢のようなことで、どれだけ誇らしいことか。
このラ・リーガ月間MVPという表彰がいつから始まったのか知らなかったのですが、調べてみましたら2013-14シーズンから、ちょうど今シーズン10シーズン目になるようです。これまでの歴代受賞者を見ていくと、まさにワールドクラスの選手たちのオンパレードです。
その中で目を引くのは2019-2020シーズン以降、毎シーズン、レアル・ソシエダの選手が必ず一人は受賞していることです。レアル・マドリー、バルセロナ、アトレチコといった優勝を争う強豪チームの選手たちの受賞が多い中で、レアル・ソシエダの選手が入れ替わり受賞しているということは、レアル・ソシエダが安定したチーム力を誇っていることの証明でもあります。
久保建英選手が、まだシーズン序盤とはいえ上位につけるチームの中心選手として、少しでも安定したパフォーマンスを出し続けることを願ってやみませんし、どうかケガに見舞われないよう、神様には特段のお願いしたいと思います。
また一つ、日本サッカーは階段を上った気がいたしますが、そうなると自然と関心は、日本代表・森保監督の、いわゆる「序列の変更」があるかどうかに向かいます。森保監督は、風聞だけで動くことは決してせず、必ず実戦を見てからしか動きませんから、次の代表ゲームが楽しみです。
10月開催のテストマッチ2ゲームに招集されたメンバーで目を引くのは、鎌田大地選手と堂安律選手が外れていることです。二人とも「コンディション不良」というだけで、それ以上の詳細な事情はわかりませんが、そうなると久保建英選手が2試合ともベンチスタートという選択肢はなくなります。
初戦のカナダ戦はもちろんですが2戦目のチュニジア戦も相手の力を考えればスタメンのような感じです。9月シリーズ(ドイツ戦、トルコ戦)で強烈なインパクトを残した直後の2試合だけに、あまり凡庸な結果だと、かえって評価を下げかねない、やりにくい2試合です。
今後の序列変更にもかかわるという点で、久保建英選手にとっては大事な2試合と言えると思います。
頑張れ、久保建英選手!!!!
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