6月4日の豪州戦、勝ったわけではないのに、劇的な形で出場権を決めたので、幸福感が増幅した。本田圭祐の気持ちの強さも、あらためて日本全国に知れわたった。
いろいろなメディア・ジャーナリストが書き連ねていたように、本田とそれ以外の選手の差が際立ち、世界で戦える選手は本田一人だけという風潮にまでなっている。それはないだろうと思う。
香川だって長友だって、試合による出来ふできはあるもので、いろいろな大会を乗り切るために彼らの力がチームを救うことは、これからも多いにあるだろう。
特に香川は、まだ中心選手と言われて間もない。むしろ、この先一年で堂々たる中心選手になっていくことだろうことは、これまでの多くの選手の辿った道と同じだと思う。
祝・日本代表の記事が満載になっていた翌朝のスポーツ紙、そして、代表の共同記者会見で本田圭祐選手がチームメイトの名前を次々にあげながら、今後の課題をあけたことで、翌々日のスポーツ紙も、その話題が大きく取り上げられていたが、その日になってめくった中程のページで「韓国がグループ首位に」という記事を見つけた。
韓国と同組でないアジア予選が、これほど心穏やかなのだということを、あらためて感じた。韓国と同組で戦いたくないのは、もはや理屈抜きの感情になっている。もし同組だったら予選期間中、ずっとさざ波がたったまま過ごさなくてはならないことが目に見えている。
アジアカップなど域内の大会は致し方ないとしても、次の1018年ロシアW杯予選、あと3年後ぐらいに始まる時にどうなるかだ。
まずは、心穏やかな中での出場決定、誠にめでたし、めでたし。
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