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jucon Solo Exhibitions
 メカ・ワンダーランド
(あなたの知らない海の世界)

まずは「行動」でしょう!

2011-04-09 11:44:17 | 震災
僕がサラリーマンを辞めて、この仕事をするようになって、本当によかったなって思えるのは、僕を作ったものを直接お客さんにお渡しできること。
サラリーマンの時は、誰が作ったものかもわからず、誰が使うのかもわからないで売るということが日常的にありました。

だから、この「直接」っていうのが、すごいいいなって。
使う人のことを考えながら作り、実際に使っている様子を見たりも出来る。


そして、その仕事の成果を、お金と言う形でいただく。
このお金は、僕が一生懸命モノ作りをした結果であり、とても大事なお金なんです。


だから、このお金を支払って、マズイものを食べた時、すぐ壊れるものを買っちゃった時、すご~く後悔するんです。
頑張って稼いだお金を、無駄なモノに使っちゃったような気がして・・・・





震災の被害に遭われた方々の募金活動があちこちで行われています。
孫さんは100億円も寄付した!素晴らしいと思います。


でも、僕はお金を寄付するのに抵抗があります。
寄付したお金の行方がよくわからないからです。
そして、そのお金がどのように使われるのかを知らないで寄付するということは、その場限りの自己満足で終わってしまうような気がするんです。
「あ~、僕はいいことしちゃった!」みたいな。
でも、それじゃあ、ちょっと無責任?

一生懸命働いた得たお金が、何に実際使われるのかわからない(支援に使われるのはわかります)のは、どうも気が進まない。
そして、そのお金がいろいろなルートで、誰かに渡るというのは、サラリーマン時代の感覚に似ています。
本来なら、今の仕事のように「直接」渡したいところ。自分の大事なお金を寄付したら、こんな人のこんなことに使われているって知りたい。






でも・・・
だったら、被災地に直接乗り込んで支援すればいいんです。


でもね、今の自分では往復の燃料や、その間の食料にかかるお金、また仕事を休んでまでして支援に行くだけの余裕がないです。



募金もしない、支援にも行けない。
けっきょく、何にもしないんじゃん。
あれ、これって最低じゃない?

だったら、「僕、いいことしちゃった」の方が、まだましじゃないの? だって誰かのためになっているんだから・・・

「jucon、ゴチャゴチャ言っている前に、まず何かしろ!」






というわけで明日、聖蹟桜ヶ丘で行われるseiseki sun marcheのチャリティーイベントに参加することにしました。売上げの10%を支援金として寄付します。






10%だから、たいしたお金にはならないと思います。
3000円しか売れなかったら300円。
でも、風呂がない僕にとっての300円は温泉に1回行ける貴重な金額なんです。たぶん、みなさんの300円と違うと思います。


実際に、juconに寄付している余裕なんてあるの?
とも、思いますが、今行動しないでどうするの!

まあ、風呂なんて1回入らなくても死にはしません。僕にはドラム缶風呂もあるし!(笑)


「寄付」という本来はどうかな?って思うことを、今回しようと思うのは「今、何かしなくちゃ」って気持ちです。
ぶっちゃけって言えば、被災者のためというよりも、自分のためかも。
自分の気持ちを納得させるためにやるのだと思います。
それが被災者のためにもなるならば、この寄付は僕にも被災者の方にも良いことではと思うんです。




でも、根が貧乏性なので、一度ポケットに入ったお金は出したくなくなる可能性が・・・(笑)
だからブログに書いちゃったし、こんなのも作りました。
















売上げがあったら、すぐその場でこの箱に10%入れます。
それだったら、僕もちゃんと寄付出来ます。(笑)



急な出展ですが、お時間がある方は、明日ぜひ遊びに来てください。
juconの作品をお買い上げいただかなくて、募金箱にお金を入れてもらうだけでもOKですよ。(笑)





自分のために行動することが、誰かの役に立つ時もあると思います!








http://www8.plala.or.jp/jucon