今朝のNHKニュースで、各省庁から天下り団体への補助金の額が、天下りしている人数に応じてほぼ比例して増額していることを報道していた。
天下り人数ごとの補助金額を一覧表で示していたが、如何にものお手盛りだった。
残念ながら、その数字までは覚えていないが、
NHK 公式サイトによると、
【OBが天下っている法人への支出額を常勤のOBの人数と比べてみると、
1人の法人では1億8000万円、
2人では2億6000万円、
3人では3億8000万円、
4人では6億4000万円、
5人以上では11億5000万円と、
天下りの人数が増えるに従って多くなる傾向が見られました】
とのことである。
*******************************************
(左のアイコンをクリックして
もらえたら嬉しいです)
*******************************************
NHK-TVニュース 10月15日 4時50分
国の省庁が所管する公益法人に支出した補助金などの実態を会計検査院が調べたところ、OBが天下りしている公益法人への支出額はOBのいない法人の7倍に上っていることがわかり、会計検査院は「支出の透明性を確保すべきだ」と指摘しました。
会計検査院は、平成18年度か19年度に所管する省庁から補助金の交付や契約による支払いを受けた1521の公益法人を対象に、OBの天下りの人数と省庁から支出された金額などについて調べました。
その結果、去年4月の時点で、76%に当たる1163の公益法人に9900人のOBが天下っていることがわかりました。所管する省庁から支出された金額を見ると、平成19年度ではOBが天下りをしている法人への平均支出額は4億7000万円で、OBのいない法人の7倍に上っていました。
さらに、OBが天下っている法人への支出額を常勤のOBの人数と比べてみると、1人の法人では1億8000万円、2人では2億6000万円、3人では3億8000万円、4人では6億4000万円、5人以上では11億5000万円と、天下りの人数が増えるに従って多くなる傾向が見られました。会計検査院は「OBの再就職先への支出は透明性を確保し、その必要性について十分に説明責任を果たすべきだ」と指摘しました。
天下り法人は補助金7倍超=受け入れOB数に応じ増加
-もたれ合い鮮明・会計検査院
時事通信 2009年10月14日(水)18:03
中央省庁OBの天下り先となっている公益法人が所管省庁から受けた補助金などの国費支出額は、天下り職員がいない法人に比べ、平均で7倍を超えていることが14日、会計検査院の調べで分かった。常勤OBの在籍者が多いほど金額も多く、中央省庁と天下り法人のもたれ合いの関係が浮き彫りになった。
鳩山政権は、行政の無駄を一掃する中で「天下りの根絶」を掲げており、公益法人の存廃なども含め、補助金支出の在り方が問われそうだ。
検査院は参院の要請を受け、内閣府や国土交通省、厚生労働省など14府省庁が所管する6661法人を調査。それによると、2006~07年度に所管省庁から補助金や随意契約金の形で国費支出を受けたのは1521法人に上り、このうち08年4月時点で1163法人に延べ9900人のOBが再就職し、常勤や非常勤役職員として在籍していた。
07年度の支出状況と天下りの関係を分析したところ、OBの再就職を受け入れていない法人への支出額は平均6200万円だったのに対し、天下り職員がいる法人は同4億7200万円を受け取っており、約7.6倍の開きがあった。
厚労省、1600億円の支出停止
天下り法人への補助金など
共同通信 2009年10月15日(木)14:02
天下り、5代続く法人は補助ゼロに
長妻厚労相方針
朝日新聞 2009年10月10日(土)05:30
「天下り団体」の補助金2割削減
=長妻厚労相
時事通信 2009年10月9日(金)14:03