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NHK教育「ETV」 歴史は眠らない 【地震列島・日本の教訓】 で警鐘!

2011-05-07 23:57:27 | 政治
2011年5月7日(土)

 ここに1冊のETVテキストがある。

シリーズ歴史は眠らない 【地震列島・日本の教訓】 

今年の1月4、11、18、25日に放映されたようだが、私は先週テキストを見つけて買った。

 このテキストが強調しているのは、過去の経験を風化させずに世代から世代へ伝えてゆく重要性である。

 過去に多大な犠牲を払った経験も世代が3代ほど進むと危機感が薄れてゆくので、文書だけではなく、口伝や定期的な活動によって伝えてゆく努力が不可欠であるということである。

 また、別の側面からは、科学的に解明されつつあるが、確定は困難な大地震や大津波について科学的知見も活用しながら、備えることの重要性を訴えている。

 この番組が終わって1ヵ月半の処で「東日本大震災」が発生したが、このETV番組を担当した、関西学院大学教授・室崎益輝氏の憂いは、そのまま悪いほうに的中してしまった。 

 結局、この番組の訴えは活かされず、大惨事を招く結果となった。



徳島県で震度3 震源は紀伊水道、M4.1
 (朝日新聞) - 2011年5月7日(土)22:30
 

 
 7日午後9時47分ごろ、紀伊水道を震源とする地震があった。気象庁によると、徳島県那賀町と美波町で震度3を観測した。震源の深さは約40キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4.1と推定されている。 



 おりしも、紀伊水道で、M4.1の地震が発生したと言う。

 M4.1だから、たいしたことはないと考えるか、東海・中南海・南海地震の予震と考えるか? ETVの番組から想定すると、これは重要な予兆ではないかと思われる。

 今、東海大地震が起こったら、静岡の浜岡原発は一たまりもないであろう。

 そう言う意味では、昨日菅総理が、浜岡原発の全ての原子炉の停止を要請したのは、当然のことである。


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浜岡原発停止持ち越し…中部電、需給さらに検討
 (読売新聞) - 2011年5月7日(土)22:26
 

 中部電力は7日、臨時取締役会を開き、菅首相から浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)のすべての原子炉の運転停止を要請されたことについて、対応を協議した。

 浜岡原発を全面停止した場合、管内の電力供給に支障が生じる懸念があることや、住民や企業、株主などの関係者に多大な影響を与えることから、結論を持ち越した。8日以降に改めて取締役会で議論する方針だ。

 ただ、社内には「法的根拠はないが、首相の要請を断るのは困難」との見方が強く、原発が停止しても電力を安定的に供給できる道筋をつけた上で、要請を受け入れる方向だ。

 浜岡原発が全面停止すれば、中部電は2011年度の電力供給力の12%にあたる約360万キロ・ワットを失う。今夏に想定される最大電力需要(2560万キロ・ワット)に対し、供給力は2637万キロ・ワットに落ち込み、余力はほとんどなくなる。万一、昨年を上回る猛暑になって冷房需要が増加すれば、電力が不足して「計画停電などの対策を考えなければいけない」(幹部)事態に陥る恐れがある。

 中部電は、停止中の火力発電所の再開を含めた代替発電を検討しているが、そのためには発電燃料のLNG(液化天然ガス)が大量に必要で、LNGを追加調達できるか慎重に見極める考えだ。調達が可能な場合でも、浜岡原発3~5号機が停止した場合の代替燃料コストは1日7億円に上り、業績の悪化は避けられない。