福島第1原発の1号原子炉の核燃料は、ほぼ全てがメルトダウンしていたようだ。
福島原発1号機、格納容器に漏出「打つ手なし」 核燃料100%損傷か
(産経新聞) - 2011年5月13日(金)08:00
メルトダウンが1号機だけで済むのかどうか?
最も復旧が進んでいると言われた1号炉でもこういう状態だから、殆ど核燃料の処理には手のついていない他の原子炉もどうなっているか解ったものではない。
完全にメルトダウンしているとすれば、史上最大の事故の記録をさらに更新すると言う不名誉な話である。
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不名誉な話と言えば、
【警備会社が強盗に入られ6億円を強奪される】
という笑わずにはいられない失態が明らかになった。
2人組の男が押し入り、現金が奪われた日月警備保障立川営業所が
入るマンション(灰色の4階建て=12日、東京都立川市)。
奪われた現金は約6億400万円とみられる。
現金被害の強盗事件では国内最高額
【時事通信社】 2011年5月12日(木)16:22
【防犯システムは社員の動きに反応してしまうため、動かしていなかった】(朝日)という。
その上、ニュースによると、この警備会社は度々この種の被害に会っていると言う。
私は、それを聞いて、これらの事件は、いわゆる“狂言”=『自作自演』ではないかと思った。
保険会社から保険金を引き出すためのやらせ事件ではないだろうか?
たまたまその日当直で、殴られ刺されて重軽傷を負った社員には申し訳ない話だが、一部の幹部が、その筋の人々に仕向けてやらせたのではないか? と思ってしまう訳である。 当然、当直の人はそんなことは知る由も無く、重軽傷を負わされて・・・
と言うのは、私の勝手な想像ではあるが、この警備会社の隙(スキ=脆弱性)を知り尽くして“攻撃”しているところを見ると内部犯行説も当然浮かび上がるのである。
もちろん、そんなことは捜査当局も保険会社も百も承知で捜査しているのではあろうが・・・
6億円もの現金を一時保管しているのに、当直が一人だけだったというのも解せない。 警備保障会社としては「一人で警備」など有り得ないのではないか?
その上、その一人の当直が仮眠できる時間帯があると言うのである。
完全に無防備になる時間帯があると言う事だ。
普通は、これほどの大金を預かり、また警備保障として顧客の緊急通報に応対もする必要があることを考えると、複数の当直で仮眠時間もシフト制にするべきところである。
要するに、この 「日月警備保障」 は、警備のノウハウが無く、イロハも知らない会社であるということである。
ところで、上で引用した
【防犯システムは社員の動きに反応してしまうため、動かしていなかったという。】
点について言えば、そんな当然のことを言い出せば、この会社の防犯システムは使い物にならないということになる。
社員が居る時は防犯システムは働かない。 しかし当直者は毎日居る。
すなわち、金輪際システムを稼働することは有り得ない。
強盗の思う壺だ!
いずれにせよ、この無能な警備会社 「日月警備保障」 に警備を委託する個人や会社や郵便局などは激減するだろう。
そう言えば、数年前に元野球選手の長嶋茂雄さん宅に泥棒が入った時の警備システムは、最大手の【SECOM】だった。
要するに、家人が居る時には(夜中に熟睡している場合でも)作動できない警備システムは何の役にも立たないという話である。
最大手の【SECOM】 であれ、無能な【日月警備保障】 であれ・・・
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6億強奪犯、カメラ死角に駐車…勤務体制熟知か
(読売新聞) - 2011年5月13日(金)17:01
立川の警備会社強盗、被害6億円 国内最高額
(朝日新聞) - 2011年5月12日(木)16:53
6億400万円、大半が郵便局用 東京・立川の強盗事件
(朝日新聞) - 2011年5月13日(金)03:00
東京都立川市の「日月(にちげつ)警備保障立川営業所」で12日未明、金庫室から現金が奪われ社員が重傷を負った事件で、被害額は約6億400万円に上ることがわかった。大半が郵便局用の資金。警視庁は同日、強盗傷害事件として立川署に捜査本部を設置した。警察庁によると、国内の現金強奪事件の被害額としては過去最多という。
捜査本部によると、12日午前3時ごろ、宿直の男性社員(36)が営業所内で仮眠していたところ、2人組の男に襲われた。男らは「金庫室の金を出せ」と脅迫。金庫室のドアの解錠に必要な暗証番号を聞き出し、中から現金入りのバッグなど計約70個を奪って逃げたという。捜査本部は、犯行時間は20~30分程度だったとみている。
同営業所は、東京中央郵便局が保険や貯金の引き出し用として多摩地区の郵便局に渡す現金の配送を請け負っている。毎日現金を運び込んで金庫室で保管、翌日朝から各局を車で回っていた。奪われた現金のうち約5億9千万円はこうした資金だったという。
捜査本部は「毎週月曜と水曜は他の日より運び込む金が多い」との証言を得ているといい、内部の事情に詳しい人物が関与した可能性があるとみている。
営業所北側の窓の錠は以前から壊れており、警察官が駆けつけた際、2カ所ある出入り口のうち東側は無施錠だった。社員は宿直時は施錠していたと説明し、事件直後に車が発進する音を聞いたという。
こうした状況から捜査本部は、男らが窓から侵入後、営業所の東側出入り口から現金を車に運び出し、車で逃げたとみている。
男らはいずれも身長約170センチで、比較的若いとみられる。捜査本部が営業所内にある防犯カメラの映像を調べたところ、マスクをつけた黒っぽい2人の人影が映っていたという。
民間の信用調査会社によると、日月警備保障の従業員は約200人。2010年3月期の売上高は31億円だった。
同社では03年10月、立川営業所から現金を運んだ現金輸送車を東京都新宿区の営業センターの駐車場に止めておいた際、約1億5千万円を盗まれたことがある。08年12月にも杉並区で、現金輸送車から約6900万円を盗まれている。
防犯カメラの死角に車、撮影範囲を把握か 6億円強盗
(朝日新聞) - 2011年5月13日(金)15:01
東京都立川市の「日月(にちげつ)警備保障立川営業所」に12日未明、2人組の男が侵入し、国内過去最多の現金約6億円を奪った事件で、事件直後、営業所の防犯カメラに営業所前の道路を走り出す車が映っていたことが、捜査関係者への取材でわかった。それまでは車は映っていなかったといい、男らがカメラの撮影範囲を事前に把握して死角に車を止め、犯行に及んだ可能性があるとみられる。
立川営業所では、人の侵入を検知する防犯システムがあるのに普段から作動させておらず、事件1時間前の午前2時以降は宿直の社員の仮眠時間になっていたことも判明。警視庁は、こうした内部の事情に詳しい人物が関与した可能性があるとみている。
立川署捜査本部は13日午前、強盗傷害容疑で営業所の現場検証を始めた。
捜査本部によると、男らは12日午前3時ごろ、営業所に侵入、仮眠していた宿直の男性社員(36)に刃物などで襲いかかり、金庫室から現金入りのバッグなど計約70個を奪って逃走したという。
捜査関係者によると、社員から110番通報があった午前3時20分ごろ、車のテールランプが点灯した直後に北の方向に動き出す様子を、営業所駐車場の防犯カメラがとらえていた。だが停車した車は映っていなかったという。
捜査本部は、男らが営業所北側の鍵が壊れていた窓から侵入したとみている。現金を運び出す際には営業所東側の駐車場に面した出入り口を使ったとみられ、黒っぽいジャンパーを着た男が出入りを繰り返す姿がカメラに映っていた。ただし、車に現金を積み込んでいるところは映っていなかったという。
当時、駐車場には同社が現金輸送に使うワゴン車が止まっており、カメラの視野を遮っていた。だが短時間で積み込むことができるよう、出入り口から一番近い路上に車を止めた場合は映る状況だったという。
一方、営業所では、午後8時から翌日午前8時までが宿直時間帯で、当番の社員1人だけになり、午前2時以降は仮眠していいことになっていた。防犯システムは社員の動きに反応してしまうため、動かしていなかったという。
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