2011年12月26日(月)
九州電力の原子力発電所の全てが停止を確認された今日12月26日
真部 利応・九電社長が、引責辞任を表明したが、遅きに失する上に、
【早ければ来春にも任期途中で辞任する意向を示した。】
と、幾ら早くても、来春までは引続き居座る というのが本筋のようだ。
やらせメールで九電社長、辞任意向…来春にも
(読売新聞) - 2011年12月26日(月)12:40
何しろ、『早ければ来春にも』 ということは、これまでの経緯を考えると
最も早い時点でも、2012年の3月末であり、来春め一杯なら5月末である。
そのうえ、『早ければ』 ということであるから、遅ければ任期満了
まで、さらには、再任してでも永遠に居座ることも文脈的には可能である。
おそらく、来春になったら、「『早ければ来春にも』と言っておりましたので、
引続き社長を続けさせていただきます」 と云うに違いない。
枝野が不快感を示した時点から、真部 社長は、度々『辞任』を口にはしてきた
が、今に至るまで全く辞任の気配はないという有言不実行体質だから。
おそらく、今日の記者会見も、「5%節電」を顧客に要請するための
見せかけ『辞任表明』に過ぎないであろう。
取り敢えず、頭を下げて 『反省』の素振り を見せておかないと、
「節電要請も空回りに成りかねない」 との『商売上の判断』に違いない。
******************
上の記事を修正します。 (2011/12/26, 23:55)
NHK報道によると、真部社長は、辞任時期を具体的には何も示さなかったとのこと。
すなわち、読売新聞報道の
【早ければ来春にも任期途中で辞任する意向を示した。】
と言うのも誤報で、来春などと言った覚えはないらしい。
NHK報道では、「一定の目処がついてから」 と言ったらしいが、
その目処も何かを明確にはしていないようだ。
NHK報道では、その目処のひとつとして 「原発の再稼働」 を上げていたが、
真部社長が、明確にそう言った訳でも無いようだ。
しかし、もしその目処が本当に 「原発の再稼働」 ならば、
これほどの “アイロニー” は無い。
周辺住民や九州の人々は、あの無責任な真部社長や現在の経営陣に、
老朽化で全国でも極めて危険な状態にある原発の管理は、絶対任せられない!
政府でさえ、真部が社長である間は、とても原発の再稼働は認めにくいであろう。
我々周辺住民は、原発を必ず廃炉に追い込みたい が、
真部社長が「国民に電力を安定的に供給したい」「そのためには原発を再稼働させたい」
と真剣に考えているのであれば、また少なくとも「九州電力のために」であっても
「原発を再稼働させたい」のであれば、まずは自らが辞めるというけじめが必要だ。
真部社長が居座っているのは「愛する九州電力のため」でもなく、株主のためでもなく
ましてや国民のためでもなく、自らの権益のためであるに過ぎない。
まさしく、横柄で利己的で見苦しい様である。
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話は、東京電力・福島第一原発事故の古くて新しい情報であるが、
(古くてというのは、今年3月の測定結果。新しいというのは今日判明!)
【東京都世田谷区で今年3月に採取された大気中から、東京電力福島第一原子力発電所の事故で飛散したとみられる放射性物質のストロンチウム89が検出されたことが26日、都への取材でわかった。
文部科学省によると、ストロンチウム89が検出されるのは関東地方では初めて。】
(読売 2011年12月26日 16時06分)
世田谷で原発由来ストロンチウム89…3月採取
(読売新聞) - 2011年12月26日(月)16:06
【ストロンチウム89は半減期が50日と短いため、原発事故由来とみられる。】
とのこと。
ストロンチウムは、生体がカルシウムと誤認して骨に定着するらしい。
この測定結果は、実は『恐ろしい事態を示すもの』であるような気がする。
だからして、3月に測定して解っていたのに、今日まで隠蔽してきたのであろう。
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食品の放射線への心配は増すばかり-何かいい方法は?
(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版) 2011年12月26日 10時00分
この記事はリンクのみ御紹介します。
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やらせメールで九電社長、辞任意向…来春にも
(読売新聞) - 2011年12月26日(月)12:40
世田谷で原発由来ストロンチウム89…3月採取
(読売新聞) - 2011年12月26日(月)16:06
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九州電力の原子力発電所の全てが停止を確認された今日12月26日
真部 利応・九電社長が、引責辞任を表明したが、遅きに失する上に、
【早ければ来春にも任期途中で辞任する意向を示した。】
と、幾ら早くても、来春までは引続き居座る というのが本筋のようだ。
やらせメールで九電社長、辞任意向…来春にも
(読売新聞) - 2011年12月26日(月)12:40
何しろ、『早ければ来春にも』 ということは、これまでの経緯を考えると
最も早い時点でも、2012年の3月末であり、来春め一杯なら5月末である。
そのうえ、『早ければ』 ということであるから、遅ければ任期満了
まで、さらには、再任してでも永遠に居座ることも文脈的には可能である。
おそらく、来春になったら、「『早ければ来春にも』と言っておりましたので、
引続き社長を続けさせていただきます」 と云うに違いない。
枝野が不快感を示した時点から、真部 社長は、度々『辞任』を口にはしてきた
が、今に至るまで全く辞任の気配はないという有言不実行体質だから。
おそらく、今日の記者会見も、「5%節電」を顧客に要請するための
見せかけ『辞任表明』に過ぎないであろう。
取り敢えず、頭を下げて 『反省』の素振り を見せておかないと、
「節電要請も空回りに成りかねない」 との『商売上の判断』に違いない。
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上の記事を修正します。 (2011/12/26, 23:55)
NHK報道によると、真部社長は、辞任時期を具体的には何も示さなかったとのこと。
すなわち、読売新聞報道の
【早ければ来春にも任期途中で辞任する意向を示した。】
と言うのも誤報で、来春などと言った覚えはないらしい。
NHK報道では、「一定の目処がついてから」 と言ったらしいが、
その目処も何かを明確にはしていないようだ。
NHK報道では、その目処のひとつとして 「原発の再稼働」 を上げていたが、
真部社長が、明確にそう言った訳でも無いようだ。
しかし、もしその目処が本当に 「原発の再稼働」 ならば、
これほどの “アイロニー” は無い。
周辺住民や九州の人々は、あの無責任な真部社長や現在の経営陣に、
老朽化で全国でも極めて危険な状態にある原発の管理は、絶対任せられない!
政府でさえ、真部が社長である間は、とても原発の再稼働は認めにくいであろう。
我々周辺住民は、原発を必ず廃炉に追い込みたい が、
真部社長が「国民に電力を安定的に供給したい」「そのためには原発を再稼働させたい」
と真剣に考えているのであれば、また少なくとも「九州電力のために」であっても
「原発を再稼働させたい」のであれば、まずは自らが辞めるというけじめが必要だ。
真部社長が居座っているのは「愛する九州電力のため」でもなく、株主のためでもなく
ましてや国民のためでもなく、自らの権益のためであるに過ぎない。
まさしく、横柄で利己的で見苦しい様である。
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話は、東京電力・福島第一原発事故の古くて新しい情報であるが、
(古くてというのは、今年3月の測定結果。新しいというのは今日判明!)
【東京都世田谷区で今年3月に採取された大気中から、東京電力福島第一原子力発電所の事故で飛散したとみられる放射性物質のストロンチウム89が検出されたことが26日、都への取材でわかった。
文部科学省によると、ストロンチウム89が検出されるのは関東地方では初めて。】
(読売 2011年12月26日 16時06分)
世田谷で原発由来ストロンチウム89…3月採取
(読売新聞) - 2011年12月26日(月)16:06
【ストロンチウム89は半減期が50日と短いため、原発事故由来とみられる。】
とのこと。
ストロンチウムは、生体がカルシウムと誤認して骨に定着するらしい。
この測定結果は、実は『恐ろしい事態を示すもの』であるような気がする。
だからして、3月に測定して解っていたのに、今日まで隠蔽してきたのであろう。
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食品の放射線への心配は増すばかり-何かいい方法は?
(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版) 2011年12月26日 10時00分
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やらせメールで九電社長、辞任意向…来春にも
(読売新聞) - 2011年12月26日(月)12:40
九州電力の真部 利応社長は26日午前、福岡市の九電本社で記者会見し、玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)の再稼働を巡る「やらせメール」問題の責任を取り、早ければ来春にも任期途中で辞任する意向を示した。
真部社長はこれまで定例記者会見などをキャンセルしており、記者会見するのは2か月ぶりだ。
九電は22日、経済産業省に対し、再提出の予定だったメール問題の最終報告書の代わりに、再発防止策の文書を提出した。真部社長は「大臣に受け取ってもらった。一定の区切りと思っている」と述べた。
そのうえで、真部社長は「信頼回復には本来なら新しい体制がいい」とし、業績見通しや電力の需給状況などを見極めた上で「1~2か月後をメドに(進退を)判断したい」と述べ、来春にも後任人事を決める方針を示した。
世田谷で原発由来ストロンチウム89…3月採取
(読売新聞) - 2011年12月26日(月)16:06
東京都世田谷区で今年3月に採取された大気中から、東京電力福島第一原子力発電所の事故で飛散したとみられる放射性物質のストロンチウム89が検出されたことが26日、都への取材でわかった。
文部科学省によると、ストロンチウム89が検出されるのは関東地方では初めて。
都は3月15日に同区の都立産業技術研究センターで大気を採取し、浮遊物質の詳細検査を実施。その結果、1立方メートルあたり0・1ベクレルの微量のストロンチウム89を検出したという。ストロンチウム89は半減期が50日と短いため、原発事故由来とみられる。半減期が約30年のストロンチウム90は、すでに都内や横浜市で微量ながら検出されていた。ストロンチウムは体内に取り込まれると骨に蓄積されやすいが、都は「ごく微量なので人体への影響はない」としている。
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