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市長選挙応援リスト捏造事件 橋下は居直り!松井知事は「勇み足」

2012-03-28 23:42:51 | 政治
2012年3月28日(水)

 嘱託職員が、元市長を応援する労組員のリストを捏造し、これを元に維新の会

の杉村幸太郎市議が市議会で取り上げた事件について、大阪市議会で責任追及の

論議が行われたようだが、橋下市長は居直りを決め込み、

「維新の指摘を受けて市が調査し、組合のぬれぎぬを晴らした。何の問題もない」

と人を馬鹿にしたような答弁をしたらしい。

この『組合のぬれぎぬ』を元に口を極めて組合を批判し、選挙でも利用したし、

例の【思想調査強制アンケート】を正当化する口実とされてきたのにである。

これまでの「組合攻撃」を謝罪し、【思想調査強制アンケート】の誤りを

正式に認め、返却されたアンケートを完全・確実に廃棄することを約束する

必要がある。

 嘱託職員は捏造・流出をようやく認めたと云う。

 非常勤職員、捏造・流出認める 市長選リスト 交通局、解雇へ
 (産経新聞) - 2012年3月27日(火)15:38


 一方松井知事は同市議の「勇み足だった」と認めたらしい。

橋下市長は擁護するが…知事「市議団が勇み足」
 (読売新聞) - 2012年3月28日(水)22:32


 この嘱託職員は、維新の会の「政治塾」にも参加を申し込んでいたと云うから

背景は今や明らかである。

リスト捏造認めた元大阪市職員、維新塾に応募していた
 (朝日新聞) - 2012年3月28日(水)21:58

 
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橋下市長は擁護するが…知事「市議団が勇み足」
 (読売新聞) - 2012年3月28日(水)22:32
 

 大阪市交通局の元嘱託職員が労組名義の職員リストを 捏造 ( ねつぞう ) していた問題で、大阪維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は28日、リストを基に議会で労使関係をただした維新市議団の対応を「勇み足だった」と認めた。

 市議会他会派から謝罪を求める声が強まる中、維新市議団は30日に経過説明の記者会見を開く。

 リストは、昨秋の大阪市長選での前市長への支援を求める職員労組名義で作成されていたが、同局の元嘱託職員(32)が捏造し、維新の杉村幸太郎市議に提供したとされる。
 杉村市議は2月の市議会委員会でリストを示し、労使の癒着関係を追及した。労組側は「偽造だ」と、関与を否定してきた。

 維新代表の橋下徹市長は、「維新の指摘を受けて市が調査し、組合のぬれぎぬを晴らした。何の問題もない」と市議団を擁護してきたが、松井幹事長はこの日の記者会見で「リストが本物か、偽物かというところまでの調査能力がなかったということ。議員が勇み足で走ってしまった」とした



リスト捏造認めた元大阪市職員、維新塾に応募していた
 (朝日新聞) - 2012年3月28日(水)21:58

 選挙支援名目の職員リストを捏造(ねつぞう)したとして解雇された大阪市交通局の元非常勤嘱託職員が、大阪維新の会が衆院選候補の養成をめざす「維新政治塾」に応募していたことがわかった。元職員は1次選考から漏れていたが、問題発覚後も強硬な姿勢を崩さない維新側には、市議会内でも批判が高まっている。

 維新の会大阪市議団によると、元職員からリストの提供を受けた杉村幸太郎市議は、維新政治塾に応募したが不合格だったと伝えられていたという。市議団幹部が名簿を確認したところ、応募者の中に元職員が含まれていたという。

 元職員は杉村市議とリスト提供前から接触を重ね、維新の会や代表の橋下徹市長を「応援している」と話していたという。市議団幹部は「政治塾の応募者の中に内部告発者がいたという認識はなかった」としている。  


橋下市長「これが市議会、最低でしょ」未明採決
 (読売新聞) - 2012年3月28日(水)08:20
 

 大阪市議会は最終日の27日、 捏造 ( ねつぞう ) された職員リストを基に市交通局の労働組合を追及した大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)の市議への対応などを巡って紛糾。

 原発住民投票条例案は否決したものの、橋下市長の就任後初の編成となる2012年度一般会計予算案など主要議案の採決は28日未明にずれ込んだ。

 (中略)

 最ももめたのは、職員リストの捏造問題だ。午後4時半すぎに開かれた交通水道委員会の代表者会議。

 自民市議は、この問題について維新代表である橋下市長に記者会見を開いて説明するよう要求。民主系市議も2006年の民主党の偽メール問題を持ち出し、「(偽メールを国会で取り上げた)議員は辞職した」と畳みかけ、共産市議も維新市議の責任を追及する協議会の開催を要請した。

 維新側が「いったん持ち帰って対応を協議する」としたため、2時間以上中断。
 最終的に、交通局長から捏造の経過説明と謝罪を求めることで各会派が合意したものの、維新市議や橋下市長への対応についてはまとまらず、28日に再協議することになった。維新幹部は「なぜ予算を審議する委員会でそんな話を持ち出すのか」と憤った。

 (後略)



非常勤職員、捏造・流出認める 市長選リスト 交通局、解雇へ
 (産経新聞) - 2012年3月27日(火)15:38

 大阪市交通局の職員リスト捏造(ねつぞう)問題で、交通局がリスト作成者と断定した鉄道事業本部の男性非常勤嘱託職員が、同局の事情聴取に対し、捏造と外部への流出を認めたことが27日、関係者への取材でわかった。交通局は解雇する方針。

 職員は26日の聴取に対しては作成を否定し、職員が日常使うパソコンの履歴など具体的な証拠が提示されても、あいまいな説明をしていた。

 交通局は27日も引き続き聴取を実施。関係者によると、その中で捏造を認めたという。

 一方、橋下徹市長は27日、報道陣に対し、この職員と大阪維新の会にリストを“内部告発”した人物との同一性について「客観的証拠からすれば高い蓋(がい)然(ぜん)性(確率)で認められる」「維新はもう当然視しているんだろう」と述べ、職員が維新にリストを提供したとの認識を示した。

 一方、維新市議がリストをもとに、市議会で交通局と労働組合が不適切な政治活動をした可能性を追及したことについては「何も追及しなかったら捏造の事実すら出てこなかった。捏造ということで組合のぬれぎぬをはらしたのだから問題ない」と話した。 



大阪市職員、リスト捏造認める 「労組告発したくて」
 (朝日新聞) - 2012年3月27日(火)15:23

 昨秋の大阪市長選で前市長の支援者拡大を職員労働組合が徹底させる内容の職員リストが捏造(ねつぞう)された問題で、架空の文書を作成した疑いがもたれていた市交通局の非常勤嘱託の男性職員が27日、同局の事情聴取に対し、捏造を認めたことが分かった。職員は「文書を大阪維新の会の市議に持ち込んだ」とも話しているという。取材に対し、同局が認めた。同局はこの職員を27日付で解職するとともに、刑事告発を検討する方針。

 捏造と判明した文書「知人・友人紹介カード配布回収リスト」について、男性職員は27日、交通局の調べに「誰かに作成を依頼されたものではなく、自分が作った」と説明しているという。

 動機については、昨秋の市長選では職場内で労組による紹介カードが配られているのを目撃したと主張。そのうえで「ひどいと思い、何かしらの形で告発したいと思った。正義感からやったがだめなことをしてしまった」「明るみに出れば、騒ぎになると思っていた」などと話しているという。文書を送った維新市議については「以前から面識があった」と説明しているという。 



労組の「選挙関与名簿」捏造 大阪市、嘱託職員を特定
 (朝日新聞) - 2012年3月27日(火)05:52
 

 平松邦夫・前大阪市長の後援会への参加を職員労働組合が市職員に徹底させる内容の職員リストが見つかった問題で、市交通局は26日、同局の非常勤嘱託職員が人事データを流用して文書を捏造(ねつぞう)していたと発表した。大阪維新の会市議はこの職員から文書の提供を受け、2月の市議会で「労組の選挙活動への関与が裏付けられた」などと市側を追及していた。偽の情報を労組攻撃の材料に使った維新側の姿勢も問われそうだ。

 非常勤職員は捏造を認めていないが、交通局は偽計業務妨害の疑いもあるとして刑事告発を検討する。

 発表によると、文書を捏造したのは、昨年5月に非常勤嘱託として採用され、庶務を担当していた30代の男性職員。  


 
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