6月の【新疆ウイグル自治区】の旅で、
ウルムチ市内に【BRT】レーンが設けられていることに注目していた。
その際、「BRT」の意味をガイドに訊いたが知らないとのこと。
「Bus Rapid Transportation とでもしておこう。」と私の旅メモ。
帰ってから調べてみると、「当たらずとも遠からず」で
【バス・ラピッド・トランジット(Bus Rapid Transit, BRT)とは、
バスを用いた都市域用の大量公共輸送システムを指す。
主に北米(および中南米、中国)で用いられる用語である】
とのこと。
今日のWebニュースを見ていたら、配信を受けている河北新報に
気仙沼線BRT専用道で試乗会 安全確保、定時性に課題
河北新報 - 2012年08月18日(土)
という記事があったので、早速関連記事も調べてみた。
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バス専用道の一部完成 被災のJR気仙沼線
バス高速輸送システム(BRT)の専用道を通るバス=17日午前、
宮城県気仙沼市 (共同通信) 2012年8月17日(金)12:27
東日本大震災で、壊滅的に破壊された東北地方太平洋岸のJRの中でも
被害が大きかったJR気仙沼線で、鉄道を復旧するより短期間で対応可能で
費用も半分以下で納まる【BRT】方式が注目され、この度その一部区間で
試運転を開始するという。
バス高速輸送システム(BRT)の専用道を通り最知駅に到着するバス
一般車両が進入できないように遮断機が下りている。
手前はJR気仙沼線の線路跡=17日午前、宮城県気仙沼市
MSN産経ニュース 2012.8.17 14:58
地元自治体は鉄道での復旧を求めていて【BRT】は、あくまでも仮の復旧
と捉えているようだが、鉄道での完全復旧は中々困難なようだ。
被災線路をバス専用道に 気仙沼線、JR・国が復興案
朝日新聞 - 2011年12月7日15時5分
(画像は上記朝日記事より)
(画像は上記朝日記事より)
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気仙沼線BRT専用道で試乗会 安全確保、定時性に課題
河北新報 - 2012年08月18日(土)
JR気仙沼線(柳津-気仙沼間55.3キロ)で、バス高速輸送システム(BRT)による暫定運行が20日から始まるのを前に、報道機関向け試乗会が17日、宮城県気仙沼市内の専用道区間であった。
バスは中古のノンステップタイプで、通常の乗り合い仕様。国道45号から、線路跡の舗装を終えた陸前階上-最知間(2.1キロ)の専用道に入り、最知で折り返すコースを2往復した。
専用道はバス以外は通行できない。
乗り入れる際は、自動検知装置で遮断機を上げ進入した。単線の気仙沼線の線路跡は狭く、幅員4メートル(路肩含む)の走行路でのすれ違いは不可能。一方が待避所で待つことになる。
途中、5カ所の交差点(旧踏切)を通過する。ダンプカーなどの交通量が多い「第1長磯踏切」には誘導員が配置され、安全確認のため一時停止し一般車両がバスの前を横切った。今後、信号機や遮断機を設ける予定という。
JRは高校生の通学の利便に配慮し、夏休み明けの20日に運行開始日を定めたほか、ダイヤも現行の振替バスより拡充した。ただ、当面の専用道は1区間だけで、残りは一般道となるため定時運行が最大の課題。
停留所などで運行中のバスの位置や遅れを知らせる「ロケーションシステム」を導入した。
JR盛岡支社の多田秀彰企画部長は「安全で快適な運行に努め、地元の復興に貢献したい」と話した。今後、専用道を順次延長する一方、年内にJRがバス事業者となり、ダイヤ改正やハイブリッド車両を導入するなどし本格運行を目指す。
河北新報 - 2012年08月18日土曜日
仮復旧のバス専用道を公開=津波被災のJR気仙沼線―宮城
(時事通信) - 2012年8月17日(金)15:56
JR気仙沼線の線路跡地に敷かれたバス高速輸送システム
(BRT)の専用道を走るバス。
周囲には東日本大震災の津波被災地が広がっていた
=17日午前、宮城県気仙沼市
東日本大震災の津波で被災した JR気仙沼線を、BRT(バス高速輸送システム)で仮復旧 することを目指しているJR東日本は17日、一部完成したバス専用道を報道陣に公開した。2.1キロの区間に、専用道と二つの駅が整備された。20日に運行が始まる。
BRTは、不通区間の線路を撤去して舗装し、一般車両が乗り入れられないバス専用の道路とする方式。完成したのは、宮城県気仙沼市の陸前階上~最知駅間で、線路跡に真新しい1車線の道路が敷かれた。最終的には不通区間(55キロ)の約6割が専用道となる予定。
気仙沼線BRT試運転 陸前階上-最知、20日から暫定運行
(河北新報) - 2012年8月14日(火)08:15
JR東日本が20日から暫定運行するJR気仙沼線のバス高速輸送システム(BRT)で、専用道を使った試運転が13日、宮城県気仙沼市で始まった。運転手がバスに乗り込み、専用道を走行する際の注意点を確認した。
試運転は、専用道が完成した陸前階上-最知間(2.1キロ)で始めた。運転手ら約20人が赤い車体の専用バスに乗り、専用道に出入りする交差点や、バス同士がすれ違う待避所での運転方法を確認。駅ではホームに降り停車位置を確かめた。
運転業務を担うミヤコーバス(仙台市)の菊地徹安全管理部次長は「安全安心を第一に運転訓練を重ね、万全な態勢で運行したい」と語った。
20日からは、専用道と国道45号を使った暫定運行がスタート。柳津-気仙沼、本吉-気仙沼間などで1日上下計49本を走らせる。
JR東日本は、柳津-気仙沼間(55.3キロ)の6割を専用道にする計画。今後は最知-松岩、不動の沢-気仙沼の一部区間でもレールの撤去や舗装工事を始める。
BRT導入、仮復旧へ〜震災で壊滅的被害の気仙沼線
IWANICHI - 岩手日日新聞(2012/05/22)
被災線路をバス専用道に 気仙沼線、JR・国が復興案
朝日新聞 - 2011年12月7日15時5分
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