今日は、NHK-News-Web記事より、広島・長崎代表の行動を紹介します。
ひとつは、【広島 長崎市長が米で演説「核廃絶を」】 と云う記事
もうひとつは、【広島と長崎の若者がNYで核廃絶訴え】 と云う記事
市長も若者も核廃絶に向けて行動していると云う、頼もしい記事です。
それでは、以下に引用します。
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広島 長崎市長が米で演説「核廃絶を」
(NHK-Web-News) - 2014年4月30日(水)12時09分
核軍縮などについて話し合うため、NPT=核拡散防止条約の参加国が集まってニューヨークで開かれている会議で、被爆地、広島と長崎の市長が演説し、核兵器は、非人道的な兵器の極みだとしたうえで、国境も世代も超えた核兵器廃絶への願いの結集に取り組みたいと訴えました。
この会議は、ニューヨークの国連本部で開かれている、NPT=核拡散防止条約の再検討会議に向けた準備委員会に合わせて開かれ、29日の会議では、広島市の松井市長と長崎市の田上市長が被爆地の代表として演説しました。
このうち、広島市の松井市長は、69年前、一発の原子爆弾によって、広島の街は一瞬にして破壊され、多くの命が奪われたとしたうえで、「核兵器は非人道的な兵器の極みであり、『絶対悪』だ。国境も世代も超えた核兵器廃絶への願いの結集に全力で取り組みたい」と訴えました。
また、長崎市の田上市長は、核保有国は核兵器廃絶に向けた道筋を示す議論に加わるべきだと指摘したうえで、「各国の代表は、被爆地を訪れ、被爆の現実に触れ、高齢化する被爆者の声に耳を傾けて欲しい」と訴えました。
会場では、11歳のとき、広島で被爆した山田玲子さん(80)が被爆体験を語り、「被爆者が生きているうちに核兵器が廃絶されることが、すべての被爆者の心からの願いだ」と訴えました。
会場には、アメリカやロシアなど、核保有国の政府関係者も傍聴に訪れ、被爆地の声に耳を傾けていました。
会合のあと、広島市の松井市長は、「被爆した方々の体験とともに被爆地の思いを世界に伝えることができ、会合を実りあるものにしていく要素になった」と話していました。
広島と長崎の若者がNYで核廃絶訴え
(NHK-Web-News) - 2014年4月30日(水)9時57分
被爆地、広島と長崎の若者らが「核兵器のない世界」の実現に向けた思いを披露するフォーラムがニューヨークで開かれ、参加した高校生は被爆者の高齢化が進むなか、若い世代が被爆者の思いを受け継いで世界に発信したいと訴えました。
このフォーラムは、28日からニューヨークの国連本部で始まったNPT=核拡散防止条約の再検討会議に向けた準備委員会に併せて、広島市や長崎市などで作る「平和首長会議」が開きました。
29日、国連本部で開かれたフォーラムには、核兵器廃絶に向けた活動を続けている被爆地、広島と長崎の大学生や高校生らが、自分たちがふだんから取り組んでいる活動を英語で紹介しました。
このなかで広島市の広島女学院高校の生徒は、広島を訪れる若者を平和公園に案内したり、高齢化が進む被爆者の証言を集めたりする活動を行っていることなどを紹介したうえで「将来、被爆者がいなくなっても同じような悲劇が繰り返されないよう、自分たちが、広島のメッセージを世界中に発信し続けたい」と力強く訴えました。
発表を聞いたアメリカの大学生は「核兵器廃絶に向けて、できることはまだまだあると教えてもらった。とても励まされました」と話していました。
発表を行った広島女学院高校の今井穂花さんは「発表はとても手応えがあった。広島に帰ってからも今回の体験を生かして引き続き活動を続けていきたい」と話していました。
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