トヨタ車の暴走事故に対して、遺族がトヨタを提訴したと言う。
読売新聞によると、
という。米運輸省は2日、トヨタ自動車の車による急加速が原因とユーザー側から訴えがあった死傷事故が、2000年から今年2月末までで43件に上り、死者数は52人に達したと明らかにした。
時事通信によると、
という。トヨタ車の不意の急加速を訴える米道路交通安全局(NHTSA)への苦情件数が3300件を超えており
今後も、この種の訴訟が頻発することは避けられない。
何しろ『訴訟社会USA』なのだから。
トヨタは、これら訴訟対応とは別の次元で原因究明と再発防止処置に力を注いで欲しい。
それは第一にユーザーのためであるが、そのことがトヨタの品質改善に大きな役割を果たすし、【日本品質】の復権にも繋がるのだから。
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「レクサス」暴走事故、遺族がトヨタを提訴
読売新聞 2010年3月3日(水)13:17
【ロサンゼルス=飯田達人】
米国でのトヨタ自動車の大規模リコール(回収・無償修理)問題が深刻化するきっかけとなった昨年8月の高級車「レクサス」の暴走事故で、死亡した一家4人の遺族が2日、同社とその米国法人、販売店などを相手取り、損害賠償を求める訴えをカリフォルニア州サンディエゴ郡上級裁に起こした。
訴状によると、トヨタ側は事故発生を予見できたにもかかわらず、適切な処置を怠り、欠陥車の販売などをしていた。地元警察はアクセルペダルがフロアマットにひっかかったことが原因とみているが、訴状ではペダル問題には触れていない。
この事故では、レクサスが時速約190キロで高速道路の壁に激突。直前に同乗者が携帯電話で「アクセルが動かない」などと緊急連絡していた。
トヨタ車加速の苦情3300件超
=届け出の死亡者数58人-米紙
時事通信 2010年3月3日(水)06:03
【ワシントン時事】
米紙デトロイト・フリー・プレス(電子版)は2日、トヨタ車の不意の急加速を訴える米道路交通安全局(NHTSA)への苦情件数が3300件を超えており、不意の急加速が原因で発生した可能性のある交通事故での死亡者数が58人に達したと報じた。
トヨタが1月下旬に米国内でアクセルペダルが戻りにくいなどの不具合による大規模リコール(回収・無償修理)の実施を発表して以来、NHTSAに報告された死亡者数は2倍以上に増えたという。
苦情のすべてがトヨタ車の欠陥を意味するかは不明だが、米政府や議会はNHTSAに寄せられる苦情を基にトヨタ車の急加速問題を追及している。
[時事通信社]
トヨタ車急加速で死者52人…ユーザー申し立て
読売新聞 2010年3月3日(水)00:25
【ワシントン=岡田章裕】
米運輸省は2日、トヨタ自動車の車による急加速が原因とユーザー側から訴えがあった死傷事故が、2000年から今年2月末までで43件に上り、死者数は52人に達したと明らかにした。けが人も38人に上ったという。ただ、ユーザーからの申し立てによるもので、米運輸省が確認した数字ではないとしている。
また、43件のうち4分の3はトヨタが昨年10月に大規模リコール(回収・無償修理)を発表して以降に起きており、米運輸省は、「リコールの後には、申し立てが急増する」とも指摘している。