大惨事？

ある日15:00頃、メダンのオフィスで停電がありました。

「また、いつもの電力会社の策略停電か。」と思っていました。いつもは30秒くらいで代替ジェネレーターで回復します。
ところが　1分・・2分・・3分・・。　今日は長いのです。

すると突然ローカルの一人が騒ぎ出しました。見ると血相を変え、パニック状態なのです。ローカルたちは自分のカバンを持って1ヶ所しかないドアに殺到し出しました。

「アパ？、アパ？、アパ？（何、ナニ、なに？）」

「火事だあー」とローカルの誰かが叫びました。（私には意味が分かりませんでしたが・・。）　
8階建てのビルが大パニックです。

廊下は真っ暗、エレベーターは止まり、ライターを頼りに、ここ5階の非常階段から1階まで列ができました。
アメリカ映画みたいです。
出口付近では煙がモクモクです。

日本人スタッフは皆パソコンをカバンに入れて持って出ました。非常に冷静です。
仮に火災が小規模でもガラ空きのオフィスでは高価品は盗み放題です。
さすが海外のベテラン揃いです。

火事は1階の機械室から火が出たようです。漏電とかオーバーヒートとかでしょうか。
救急車、消防車がたくさん来ましたが幸いケガ人は一人もいませんでした。
消火後も電気は回復せず、その日は解散でした。

ネシアはいろいろ楽しませてくれます。

じゃらん、じゃらん

写真は住宅地の通りの名前「ジャラン・ブラウィジャヤ」のサインです。

「ジャラン」は「道」のことで「ジャラン、ジャラン」は「散歩をする」です。
日本の旅雑誌「じゃらん」はここから来ています。

休日、ゴルフがないとぼんやり過ごします。宿舎の窓から隣のバナナの成長を確認したり、緑の多い住宅地をブラブラ通って、日本食スーパー「コスモ」に行ったりします。

この住宅地は結構古くからあるようで、樹齢100年前後と見られる立派なが木々が強い陽射しを和らげています。

先日の休日にはリスが2匹、電線を伝って道路を渡るのを見ました。