カープな毎日

カープファンのひとりごと。

併殺地獄で借金20に逆戻り

2007年08月05日 22時40分03秒 | 試合結果
阪神 004 000 000 4
広島 000 200 000 2
勝:杉山3勝4敗
セ:藤川3勝2敗29S
敗:黒田10勝6敗
本:鳥谷6号(神)

 中4日で黒田が先発するも4回4失点で早々に降板。中継ぎ陣が必死に無失点で切り抜けましたが、肝心の打線が4併殺で2点を返すのがやっとの状態で、同一カード3連敗となってしまい、借金も今季最多タイの20まで戻ってしまいました。

 序盤4回までは6安打を放つも、4回まで毎回併殺を記録する拙攻。特に2回と4回の併殺は痛かったです。2回は1死1,2塁で倉の中直で2走の新井が帰塁できず併殺に、4回は2点を返してなおも1死満塁の大チャンスで代打嶋が最悪の二ゴロ併殺。4回は山崎に代えて嶋を打席に送って、勝負に出た場面だっただけに残念でした。
 5回以降は阪神の4投手の前に7回に廣瀬、石原の放った2安打のみ。この7回も1死2,3塁でしたが、東出、梵が連続三振1で無得点。この場面も梵が見逃し三振でしたが、これはいけませんね。せめてバットは振ってもらいたいです。

 7月31日の中日戦で右スネに打球を受けて、2回で降板した黒田が中4日で先発でした。予想では初先発の宮崎だと思っていましたが、右肩の違和感で登録抹消中の大竹のところで先発させるため、黒田を中4日で起用したのでしょう。
 その黒田は序盤からピンチの連続。2回を除いて毎回得点圏に走者を背負う苦しい投球でした。結局、4回95球を投げて被安打8、与四球3、失点4(自責点は1)と黒田らしくありませんでした。コントロールが悪く、調整が上手くいかなかった可能性が高いですね。打球を受けて翌日は走れなかった状態だったことを考えると、中4日登板では調整期間が短すぎたと思われます。先発ローテの佐々岡、大竹が登録抹消中で苦しい先発事情は分かりますが、無理に起用する必要があったかどうか疑問を感じます。2軍で調子の良い投手を先発で起用することも考えられたと思います。ただ、その選択肢が採用されなかったところをみると、昇格できるような投手がいなかったのでしょうね。カープ投手陣の選手層の薄さを痛感しました。

 一方の中継ぎ陣は、黒田の後を受けた広池、青木勇、梅津、永川が5回を無失点リレーで凌ぎ、明るい光明を感じました。特に、梅津は1回を無安打、1四球で抑えて完全復活を感じさせました。また、永川は1回を投げて2安打を打たれましたが、無失点で抑えました。とにかく、永川の場合は内容よりも結果が必要だと思うので、これを自信にしてもらいたいですね。
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