カープな毎日

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中継ぎ踏ん張り引き分け

2007年08月28日 23時16分29秒 | 試合結果
広島 100 200 000 000 3
阪神 003 000 000 000 3
広:小山田、横山、青木勇、永川、上野
神:能見、安藤、久保田、ウィリアムス、藤川、渡辺、江草
本:新井23号(広)
 
 先発の小山田が安打を打たれながらも3失点で凌ぎ、中継ぎ陣も必死のリレーで阪神の反撃を抑えていましたが、打線は新井の本塁打と前田のタイムリーで同点に追いついてから、なかなかチャンスが作れずに延長戦に突入。結局、両チームとも決定打が出ずに延長12回引き分けとなりました。

 注目の前田は1安打を放ち2000安打まで残り5本となりました。記録達成まで一歩近づきました。いよいよ最終のカウントダウンが始まりました。
 
 背水の覚悟で先発に望んだ小山田でしたが、6回8安打3失点と先発としては及第点でした。序盤は毎回走者を出す苦しい投球で、前回同様に3回に5安打されて3点を失った時には、今日もダメかと思いましたが、5回、6回を無安打で抑えました。
 今日は低目を丁寧に突くことを心がけて、持ち球を全て駆使して阪神打線を抑えました。以前のような球威はありませんが、丁寧なピッチングで結果を出せたので、長谷川が怪我による登録抹消中の苦しい先発陣に加わることができるかもしれませんね。
 後を継いだ横山、青木勇、永川、上野の4投手が無失点で凌ぎました。特に横山、青木勇の2人は今の中継陣では信頼の厚い投手らしく、試合の流れを阪神に渡さないナイスピッチグ。安心して見ていられる中継ぎ投手が出てきたことは心強いですね。

 打撃陣は阪神先発の能見を攻略しましたが、2番手以降の投手に対してあまりチャンスを作ることができませんでした。
 初回は2死1,3塁から1走アレックスが盗塁をしたところで、3走の梵がディレードスチールで本塁生還で先制しました。1死1,2塁のチャンスを潰しかけたところだったので、先制点を挙げられて良かったですね。また、こんな足を使った攻撃ができるとは思っていませんでした。本当はこんな奇策を使うよりも、新井にタイムリーを打ってもらいたい場面でしたが…。

 それにしても5回以降は点が入る雰囲気がありませんでした。それだけ阪神の投手陣が良かったのでしょうが、ちょっと寂しいです。投手陣ががんばっていたので、何とか反撃の糸口を見つけてほしかったですね。 
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