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終盤ヒヤヒヤも3連勝

2012年06月02日 22時24分11秒 | 試合結果
広島 000 000 022 4
楽天 000 000 003 3
勝利投手:前田健5勝3敗
セーブ投手:今村1S
敗戦投手:塩見5勝5敗


 交流戦後半戦はエース前田健が先発し、チーム3連勝を狙いましたが、球のキレが悪くピンチの連続でした。初回は2死から連打に失策が絡んで1,3塁とされましたが、中村を遊ゴロに打ち取り無失点で凌ぎました。
 4回も2死から連打と死球で満塁としてしまいましたが、小山桂を三振に仕留めて失点を防ぎました。6回は2塁打と四球で無死1,2塁とされましたが、投前犠打を3塁で封殺し自ら進塁を防ぐと、テレーロと枡田を抑える粘り強い投球で先制点を与えませんでした。

 左の塩見に対して、今日も2番赤松、3番小窪を起用するも不発に終わり、6回まで散発2安打に抑えられて、2塁すら踏めませんでした。5回に廣瀬が四球を選んで、この試合初めて先頭打者を出すも、堂林は三振、石原が併殺と活かすことができませんでした。
 7回に2死から安打と死球で初めて得点圏に走者を進めるも、堂林が三振に倒れて得点できませんでしたが、8回にようやく塩見を捕え、1死から天谷と梵の連続2塁打で先制点を挙げると、更に2死3塁から代打東出の適時打でこの回2点を挙げました。

 8回もマウンドに上がった前田健は、1死から四球で安打で1,2塁のピンチを迎えるも、中村をニゴロ、テレーロを三振に抑えて、ここでも得点を許しませんでした。

 9回には敵失と安打で2死1,2塁として、天谷の適時2塁打で2点を追加して、試合を決めたかと思われましたが、9回に登板したミコライオが乱調でした。1死から3連打で1点を失うと、三ゴロの間にも1点を失い、更にフェルナンデスに適時内野安打を打たれて1点差に追い上げられてしまいました。
 ベンチは慌てて今村をマウンドに送ると、代打小斉を三球三振に仕留めて何とかリードを守り切って、チームは3連勝となりました。


 前田健は調子が良くないなか、8回を投げて7安打浴びて、毎回のように走者を背負って、4度も得点圏に走者を背負いましたが、無失点に抑えました。チームが連勝しており、何としても3連勝に導くため、絶対に先制点を与えないという強い思いを感じました。また、楽天先発が同級生の塩見ということもあり、負けたくないという意地もあったのでしょう。
 打線が全く塩見を捕えられず、中盤まで得点できる気配が全く無い状態でしたから、かなり苦しい投球だったと思います。調子が悪く、大きなプレッシャーを受けながらも、勝利に繋がる投球ができるのは、凄いことだと思います。最後は5月20日の悪夢の再現かと思われましたが、今村が前田健の力投に応えて、勝てたことは良かったと思います。もし負けていたら…と思うとゾッとします。

 ミコライオが大乱調でした。最初はそれほど悪いとは思いませんでしたが、徐々に球が甘くなったように感じました。今日のような投球では、競った場面では使いづらいですね。今村が抑えてくれたから助かったものの、追いつかれていたら、せっかくの良い流れが途切れるばかりか、またも最悪の状態に逆戻りしてしまいます。
 今村の状態が良さそうなので、今村を抑えで起用しても良いと思いますが、セットアッパーがいなくなるので、やはりミコライオには安定感を取り戻してほしいですね。
 
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