カープな毎日

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12安打9得点快勝で3連勝

2019年04月20日 23時00分32秒 | 試合結果
DeNA 000 001 010 2
広島 001 600 02X 9
勝利投手:床田3勝1敗
敗戦投手:井納2勝1敗
本塁打:[DeNA]筒香5号、6号


 先発の床田は、初回に安打と犠打で1死2塁のピンチを招くも、ソトを三振、筒香の四球を挟んでロペスを三飛に打ち取って無失点で切り抜けると、3回には連打で無死1,2塁とされながら、桑原、ソト、筒香を三者連続三振に斬ってDeNAに得点を与えませんでした。

 打線は、井納対策として5番西川、7番安部、8番野間と左打者を起用しましたが、2回無死2塁では西川が三振、會澤が遊直、安部は二ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。
 しかし、3回に2塁打と犠打で1死3塁とすると、田中の犠飛で先制点を挙げて、続く4回には四球と安打で1死1,2塁として安部が適時2塁打を放ち、更に野間が敬遠されて満塁となり、2死後に田中の2点適時打、菊池の適時2塁打、バティスタの適時打と3連続適時打が飛び出して、この回6点を挙げました。

 床田は、5回の2死2塁も桑原を中飛に打ち取って無失点に抑えましたが、6回に筒香に本塁打を浴びて1点を失いました。それでも7回まで投げて5安打8奪三振1失点の好投でマウンドを降りました。

 5回から7回は無得点に抑えられましたが、8回1死後に3塁打と死四球で1死満塁として菊池が2点適時打を放って試合を決めました。
 8回は一岡が登板して筒香に本塁打を浴びて1点を失いましたが、9回は菊池保が三者凡退に抑えて、DeNAに快勝してチームは今季初の3連勝、そして今季初のカード勝ち越しとなり、阪神と並んで5位タイとなりました。


 今日は序盤から打線が繋がり、4回には6点を挙げるビッグイニングを作って試合の主導権を握りましたが、この打線の奮起を呼び込んだのは床田の気迫溢れる投球だったと思います。
 初回に1死2塁の先制機を作られるも、ソトとロペスを抑えて無失点で凌ぐと、3回には投手井納の安打から無死1,2塁とされて、上位打線に繋がる嫌な展開にも関わらず、ギアを一段上げて切れのある直球を投げ込み、三者連続三振に斬るという最高の投球をしました。
 この投球が直後の田中の先制犠飛を呼び込み、試合の流れをカープに傾かせて、4回の6点に繋がりました。

 床田の投球をきっかけにして、打線に繋がりや粘りが出てきており、徐々にではありますが、昨季までのような相手の嫌がる攻撃が見られるようになってきました。
 ここからカープの逆襲が始まる雰囲気が出てきました。この勢いで今季の初の3タテといきたいですね。


 今日の試合で8回に代打で出場した松山が、平田の投じた146㎞直球がヘルメットの側頭部を直撃しました。松山は起き上がることができず、頭部を固定されて担架で退場し、病院で検査を受けた結果、脳振とう、右側頭部打撲と診断されました。
 球場に戻った松山は、広報を通じて「大丈夫です」と話しており、重症ではないようですが、松原トレーナーによると、脳振とうの特例措置を適用して、復帰プログラムを進めていくとのことで、明日に出場選手登録を抹消される見込みです。
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