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野村1回5失点KOでカード初戦を落とす

2019年06月11日 23時21分50秒 | 試合結果
広島 110 000 020 4
日本ハム 500 000 00X 5
勝利投手:上沢5勝2敗
敗戦投手:野村3勝3敗
セーブ:石川直1勝1S
本塁打:[広島]バティスタ18号

 6番DH會澤、8番捕手磯村を起用してテコ入れを行った打線は、初回に2死1塁から鈴木誠が適時2塁打を放って先制点を挙げましたが、先発の野村が、1回裏に連打と四球で無死満塁のピンチを背負うと、中田の2点適時2塁打、続く王柏融の2点適時打で1死も取れずに4点をうしないました。更に2死後に安打で1,3塁とされて、中島に適時打を浴びて5失目を失いましたが、一走清水が3塁を狙ってアウトとなり、相手の走塁ミスに助けられてました。
 野村はこの回限りで降板し、1回を投げて6安打1四球5失点でプロ最短でのKOとなりました。

 それでも打線は、2回に内野安打と悪送球で1死2塁として、磯村が適時2塁打を放って1点を返し、なおも1死2塁の追加点機でしたが、田中と野間が凡退して追加点を奪えませんでした。

 2回からは島内がマウンドに上がり、いきなり先頭打者に四球を与えるも、大田、近藤、中田を凡打に打ち取って無失点に抑えると、3回と4回は三者凡退に抑えました。
 しかし、5回に田中の失策と連続四球を与えて無死満塁のピンチを招いたところでマウンドを菊池保に譲りました。
 リリーフした菊池保は、この大ピンチで王柏融を三振、渡邉を浅い右飛、清宮を三振に斬って無失点で凌ぎました。

 打線は、立ち直った上沢に3回から5回まで無安打に抑えらえていましたが、6回に2安打で2死1,2塁としながら、會澤が三振に倒れて得点を奪えず、7回も三者連続三振に倒れました。

 6回からは遠藤が登板して三者凡退に抑えると、7回も続投して、無死2塁のピンチを背負いましたが、近藤を二ゴロ、中田を三ゴロ、王柏融を左飛に打ち取って2回を無失点に抑えました。
 打線が、8回に2番手ロドリゲスから、2塁打などで1死3塁として、バティスタの2点本塁打で1点差に追い上げ、更に鈴木誠が四球を選んでロドリゲスをマウンドから引きずり下ろしましたが、3番手宮西に西川が三振、會澤が右飛に打ち取られて追いつくことができませんでした。
 8回裏は中崎が登板して三者凡退に抑えて、9回の攻撃に望みを繋ぎましたが、石川直に三者凡退に抑えられて追いつくことができず、日本ハムに惜敗を喫して、交流戦は3カード連続で初戦を落としました。


 野村が初回にまさかの大乱調で5点を失って、序盤で試合が壊れそうな展開となりましたが、島内、菊池保、遠藤、中崎がピンチを迎えながらも日本ハムに追加点を与えず、あと1点というところまで追い上げたのは素晴らしかったと思います。
 特に5回に無死満塁で登板した菊池保は凄かったです。ここで1点でも失えば、完全に試合が日本ハムのペースになって、試合が決まってしまう場面でしたが、王柏融を三振という最高の結果を出して、後続の渡邉と清宮も抑えて、攻撃に良い流れを作ったと思います。
 
 中継ぎ陣が踏ん張って耐え忍んで、攻撃に良い流れを作りながら、打線がその流れに乗り切れず、あと1点が届きませんでした。打線全体の状態が下降気味であることもありますが、DHが入った打線が上手く機能していないと思います。
 普段と攻撃のリズムが違うことが、流れに乗り切れないのかもしれませんね。何とかDHを上手く活かせるようになってほしいですね。
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