日ハム 000 000 001 1
広島 000 002 01X 3
勝利投手:中田1勝
敗戦投手:金子2敗
セーブ:大道1S
スライドで先発した大瀬良は、5回を投げて日本ハム打線を1安打に封じて無失点に抑えると、6回は1軍昇格したばかりの中田が三者凡退に抑え、7回をコルニエル、8回を島内がそれぞれ無失点に抑えました。
9回は大道がマウンドに上がるも、2死後に連続長短打を浴びて1点を失いましたが、最後は渡邉を三振に斬ってプロ初セーブを挙げました。
打線は、6回無死1塁から田中広が適時3塁打を放って先制点を挙げると、正随の二ゴロの間にもう1点を追加しました。8回には高橋大が1死2,3塁から適時打を放ち追加点を挙げました。
大瀬良は、直球を軸に変化球を効果的に織り交ぜながら、日本ハム打線を翻弄し、5回を投げて1安打毎回の9奪三振で無失点と素晴らしい投球内容でした。経験があるとはいえ、スライド登板のため調整が難しかったと思いますが、その影響を感じさせない投球内容で、2回には中田、渡邉、大田を三者連続三振に斬ると、5回には中田の2塁打で無死2塁のピンチを迎えるも、渡邉を遊ゴロに打ち取り、1死3塁から大田と清宮を連続三振に斬って、ピンチを無失点で切り抜けました。
本人も直球、変化球とも良い精度で投げられたと満足のいく投球だったようです。これで対外試合3試合連続無失点と好投が続けており、調整は順調そのもので、調整が良すぎてシーズンに入ってから打ち込まれるのではないかと不安になりますね。次回は19日のソフトバンク戦で開幕前の最後の登板を行い、3年連続開幕投手を務める26日の中日戦に臨むことになりそうです。今の状態を開幕後も続けて、チームを白星に導いてほしいですね。
守護神候補の大道が9回に登板して、1回を投げて2安打2奪三振1四球1失点とプロ初の失点をするも、埔里初セーブを挙げました。簡単に2死を取るも、松本に2塁打を打たれて実戦初安打を浴びると、野村に適時打を浴びて1点を失い、続く近藤には四球を与えて1,2塁と再びピンチを招きましたが、最後は渡邉を三振に斬ってリードを守り切りました。
ここまで好投を続けていましたが、ついに打たれてしまいましたが、失点後のピンチでもしっかりと腕を振って渡邉を三振に抑えて最少失点で切り抜けました。オープン戦中に打たれなくても、シーズンが始まれば必ず打たれる時がくるので、今のうちに打たれておいて、打たれた後の切り替えができるようになっておいた方が良いと思っていたので、この失点する場面があって良かったと思います。これで真のリリーフ投手になったのではないでしょうか。