日ハム 000 100 001 2
広島 000 000 000 0
勝利投手:伊藤1勝1敗
敗戦投手:九里1敗
セーブ:村田1S
本塁打:[日本ハム]中田2号
先発の九里は、4回2死から中田に本塁打を浴びるも、直球の他、カットボール、ツーシーム、カーブなど多彩な変化球で日本ハム打線に凡打の山を築かせ、5回を投げて4安打1失点の好投で順調な仕上がりをアピールしました。
2番手で登板した遠藤は、9回2死2塁から適時打を浴びて1点を失うも、4回を投げて4安打1失点と上々の結果を残しましたが、試合後に2軍降格が決まりました。
打線は、鈴木誠や堂林が欠場したこともあり、日本ハム先発の新人伊藤に7回を4安打に抑えられて7三振を喫して得点を奪えず、今季オープン戦初の零封負けを喫しました。
遠藤は、4回4安打1失点と結果としては悪くありませんでしたが、直球の球速は140km台前半と球威が無く、佐々岡監督は「球の力やキレはないように見えた。コントロールもアバウトだった。逆球でたまたま抑えていた」と厳しい評価をしており、奮起を促すために2軍降格になったと思われます。
他のローテ候補の出来と遠藤の巻き返し次第では開幕ローテ入りの可能性が残されているようですが、2軍で今日の評価を覆す一発回答の投球をしないと難しいと思われます。残りは3枠で候補に残っているのは、床田、野村、中村祐となったことから、開幕ローテがほぼ固まったと見て良いと思われます。
堂林が2試合続けてベンチから外れました。昨日に続き、今日も全体練習に姿を見せなかったとのことで、蔦木トレーナーによると、コンディション不良で少し別メニューで調整することになり、16日からの関東遠征には同行せず、治療に専念するようです。この時期に1週間以上実戦から遠ざかることになるため、開幕1軍は微妙な状況となってしまいました。
堂林が開幕に間に合わないことを想定して、メヒアが1軍に合流し、3塁のスタメンには2試合続けてクロンを起用しました。今日はフル出場して守備機会は1回ながら難なく処理しました。
首脳陣は堂林の3塁スタメン起用を想定していたはずであり、ここまでのオープン戦は全体的に打線が低調で、今日は零封されているだけに、堂林がこの時期に離脱するのは痛いです。代役がメヒアでは少し心許ないだけに、堂林には早く復帰してほしいですね。