日南キャンプの第1クール2日目は、益田、河野、長谷部の新人3投手が揃って初めてブルペン入りしました。
益田は、捕手を座らせた状態で30球、河野は変化球を全球種を交えて33球、長谷部も捕手の坂倉を座らせた状態で30球をそれぞれ投げ込みました。
投球を見ていた新井監督は、益田は強いボールを投げていた、河野も切れのあるボールを投げていた、長谷部は良い腕の振りをしていると、3投手の投球を高評価しました。
また、故障明けのため別メニュー調整をしている床田も、今キャンプ初めてブルペンに入り、捕手を座らせた状態でカーブを交えて23球を投げました。
本人は、「ある程度コントロール良く投げられたので、あとは球数を増やして、球の勢いというか、強さを出せていけたらいいかなと思います。」と投球には手応えを得ているようです。
ランニング以外は問題ないものの、第1クールは別メニュー調整を続け、早ければ第2クールから合流できそうです。
そして、WBC日本代表メンバーに選ばれている栗林も初めてブルペンに入り、WBC公式球で直球の他、カーブ6球、フォーク9球の計46球を投げました。
本人曰く、状態は50%としながらも、「改善点は多くあるけど、納得のいくブルペンだった」と、WBC公式球にも順応できてきたようで、大会に向けて調整は順調なようです。
今日は新戦力の新人3選手、故障からの復帰を目指す床田、WBCに出場する栗林と、今季のカープ投手陣のキーマンになりそうな投手が揃ってブルペンで良い投球を披露して、新井監督も投手陣の整備に手応えを得たのではないでしょうか。
まだキャンプは始まったばかりですが、序盤からブルペンに活気があることは、他の投手にも良い刺激となり、切磋琢磨して投手陣がレベルアップできると思うので、とても良いのではないでしょうか。
今年の投手陣はかなり期待が持てそうで、今から楽しみですね。