第1クール最終日となりましたが、黒田アドバイザーが本格的に始動しました。球団のジャージー姿でグラウンドに登場すると、練習前に投手陣の前で「皆さんが質問したいことがあればしっかりした答えを出せます。勉強しながら皆さんのサポートをしたい」と挨拶をしました。
アップ中にはコーチとコミュニケーションを取ると、その後はキャッチボール中の栗林にWBC公式球へ対応について助言をしました。
その後は、ブルペンへ移動してケムナには球の握り、九里にはフォームを助言すると、松本には3種類のフォークの握りを伝えました。また、右足関節骨折からの復活を目指す床田の投球を見守り、アドバイスを送りました。
合流初日から精力的に動きまわり、投手陣に対して積極的に声を掛けました。黒田アドバイザーが加わったことで、投手陣のモチベーションも上がったようで、新井監督は投手陣が凄く嬉しそうに練習していたと感じたとのことでした。
初日ということで、選手達は緊張感があったと思われ、昨日、新井監督が指令した黒田アドバイザーへの質問攻めは無かったようで、黒田アドバイザーも「全然話したりないところもありますし、まだまだみんなとしっかり話ができていない。僕も勉強してサポートできればいいかなと思っています。」とコメントしており、これから対話を重ねていき、さらに突っ込んだ指導が行われると思います。
7日からは2軍も日南に移動して2次キャンプがスタートすることから、黒田アドバイザーは1軍と2軍の両方を見て回ることになるので、忙しくなると思いますが、一人でも多くの投手を指導して、レベルアップのきっかけを与えてほしいですね。