カープな毎日

カープファンのひとりごと。

エルドレッド内野手獲得へ

2012年06月18日 22時07分33秒 | 日記
 球団が、エルドレッド内野手の獲得に乗り出していることが分かりました。122㎏の巨漢で、今季は3Aで打率.309、24本塁打、65打点の成績を残しています。
 現在、身分照会を行っており、回答がありしだい獲得交渉を開始しするようです。

 交流戦終盤は、天谷、梵、岩本、堂林が打撃好調で打線を引っ張りましたが、残りの試合を考えると、これが最後まで続くとは思えません。
 調子が下降線を辿り始めた時のために、新外国陣打者の獲得は必須だと思います。

 球団も手遅れにならないように、早く補強が必要との思いが強かったからだと思いますが、予想以上に動きが早かったですね。リストアップしてあったとはいえ、ここまで早いとは思いませんでした。順調にいけば、今月中に契約し、7月上旬に来日できるでしょうから、後半戦から1軍昇格の可能性が出てきました。

 今季の3Aでの打撃成績は申し分ありませんので、期待できそうな選手ですね。守備位置は、外野もできるようですが、主に1塁とのことです。現在は岩本が守っていますが、元々は栗原ですから、誰かとぶつかることもないので問題ありません。
 唯一心配なのは、日本の野球に慣れるまでどれくらい掛かるかでしょう。また日本の蒸し暑い夏に順応できるかもポイントになります。
 栗原とニックがいない現状を考えれば、エルドレッドの打撃に賭けるしかないですね。
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交流戦6位

2012年06月17日 21時55分29秒 | 試合結果
広島 100 004 240 11
西武 000 004 000 4
勝利投手:大竹6勝2敗
セーブ投手:今井1S
敗戦投手:岸6勝6敗

 昨日終盤に猛追した打線の勢いそのままに、初回に天谷が初球を叩いて先頭打者本塁打を放って先制点を挙げると、4回には2四球と安打で無死満塁と岸を攻めたてましたが、石井が投ゴロ併殺に倒れる最悪の結果となり、嫌な空気が漂うかと思われました。
 しかし、6回に2塁打と四球などで2,3塁として、石井が2点適時打を放ち、堂林も適時打で続いて、岸をKOしました。更にこの回石原の適時打を出て、4点を奪いました。

 大竹は制球に苦しみ、球のキレも今ひとつで、毎回のように得点圏に走者を背負いました。3回は2塁打と連続四球で1死満塁として、4番中島を迎える最大のピンチを迎えましたが、一飛に打ち取り、上本を三振に抑えて無失点で凌ぐと、5回を投げて5安打4四球の苦しい投球でしたが、要所を締めて無失点に抑えました。

 点差が開いた6回からは岸本が登板するも、四球と2塁打で1点を失い、更に四球を与える乱調で、1死も取れず中田にマウンドを譲りました。中田は2死まで取るも、暴投と2点適時打を浴びて、この回4点を失い雲行きが怪しくなりました。
 しかし、勢いのある打線は、直後の7回に四球と安打などで1死2,3塁として、岩本のニゴロの間に1点を挙げ、続く赤松の適時打で2点を挙げると、8回には堂林の2試合連続本塁打をきっかけに、前田智の適時打など4安打3四球で4点を奪って試合を決めました。
 
 7回からは今井が登板し、3回を2安打無失点に抑えてプロ初セーブを挙げました。

 交流戦は10勝11敗3分で6位で終えました。勝ち越しできなかったことは残念ですが、前半戦の戦いを考えると、それほど悪い成績ではないと思います。
 終盤は打線が繋がり、敗戦でも良い戦いができたので、リーグ戦に向けて弾みがついたと思います。
 まだ首位中日までは9.5ゲーム差です。今の状態なら、まだ諦めるには早いです。まだまだ熱い夏が迎えられそうですね。

 
 打線の大量得点の影に隠れてしまいましたが、大竹は粘り強い投球で試合を作りました。
初回から球のキレが悪く、西武打線に球を捕えられていました。味方の好守もありましたが、それ以上にピンチでの気合の入った投球が良かったと思います。
 特に3回の1死満塁で中島を迎えたところは、逆転も覚悟しましたが、一飛と最高の結果でした。続く、上本も内角にズバッと直球を投げ込んで追い込むと、最後は変化球で三振に仕留めました。
 ピンチでも落ち着いた投球ができるようになったところに、昔の大竹との違いを感じました。これで前田健と並んでチームトップタイの6勝目を挙げました。
 前田健と野村に注目が集まっていますが、進化した大竹の投球も忘れてはいけないですね。
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終盤の追い上げも届かず

2012年06月16日 22時34分04秒 | 試合結果
広島 000 000 221 5
西武 020 004 00X 6
勝利投手:牧田5勝5敗
セーブ投手:長田1S
敗戦投手:バリントン3勝7敗


 昨季打てなかった牧田に対して左打者を並べましたが、序盤は効果がでませんでした。好調の天谷や岩本も、牧田のキレのある球に凡退を繰り返して、6回2死まで一人の走者を出せずパーフェクトに抑えられてしまいました。

 バリントンはいつもの制球を欠いおり、2回に2塁打と犠打で1死3塁とされると、ヘルマンに2塁強襲内野安打を打たれて先制を許すと、更に安打と2盗塁で2,3塁とされ、炭谷にスクイズを決められて2点目を失ってしまいました。
 3回以降はいつものテンポが戻りましたが、6回に2連続四球を与えてしまい、犠打で2,3塁となり、中島を敬遠して満塁策をとり、上本と勝負をするも2点適時打を打たれてしまいました。
 後を継いだ菊地原も代打平尾に2点適時打を打たれて、この回4点を失って試合が決まったかに思われました。

 しかし、ここから打線が脅威の粘りを見せました。7回1死2塁から岩本が右翼席に本塁打を放って2点を返すと、8回は安打と死球で得た無死1,2塁から、天谷が幸運な適時打を放つと、安部の犠打は牧田の失策を誘って無死満塁と攻めたてました。
 ところが、ここで梵の当たりは三ゴロとなり、三重殺かと思われましたが、1塁はセーフとなり、この間に1点を返して、この回2点を挙げて2点差に追い上げました。
 更に9回は2死から堂林が右翼へ本塁打を放って、1点差まで追い上げるも、最後は中東が中飛に倒れて追いつくことはできず、連勝は3で止まりました。
 
 この敗戦で交流戦は9勝11敗3分となり、交流戦の勝ち越しはなりませんでした。しかし、終盤に5点を返した打線の粘りは素晴らしかったと思います。この勢いで明日は勝って交流戦を締めて、リーグ戦へ向けて弾みをつけたいですね。

 
 6回までは全く牧田を打てる気配がありませんでした。この状態で6点差がついては、さすがに完敗を覚悟しましたが、野手は諦めていませんでした。
 打線に勢いを付けたのは、岩本の本塁打でしょう。外角の球を見事に捕えて、右翼席にライナーで打ち込みました。この本塁打を境に牧田の制球が甘くなり、打者が球を捕え始めたように思います。
 8回は天谷の打球が野手の間のライン際に落ちる安打なども出て、完全に押せ押せムードになりました。一気に逆転できると期待しましたが、梵の三ゴロがベースの目の前だったことが不運でしたね。あれで完全に流れが止まってしまいました。三重殺にならなかっただけ良かったかもしれないですが…。
 それでも良く1点差まで追い上げたと思います。東出とニックの穴を感じさせません。この勢いを継続させてほしいですね。

 バリントンは失点して2回と6回以外は、悪いなりに抑えていましたが、この2イニングは、完全に西武打線にかき回された印象です。走者が盗塁で揺さぶり、バリントンが打者に集中できなかったと思います。
 今日の西武に限らず、パ・リーグは良く盗塁してくると思います。来季に向けて対策をする必要がありますね。 
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投打かみ合い3連勝

2012年06月14日 22時11分34秒 | 試合結果
広 島 102 012 000 6
ロッテ 001 000 002 3
勝利投手:前田健6勝3敗
セーブ投手:ミコライオ1勝3敗4S
敗戦投手:藤岡4勝3敗


 昨日は敗戦寸前で引き分けに持ち込み、流れを掴んだ打線は初回から着実に加点しました。
 初回に天谷の2塁打などで1死3塁とすると、梵の犠飛で先制し、3回には2四球と安打で2死満塁として赤松の適時打で2点を追加して、ロッテ先発の藤岡をKOしました。
 5回には四球と2塁打で1死2,3塁のチャンスを作ると、代打前田智の犠飛で1点を追加し、続く6回は四球と安打などで1死1,3塁として、天谷の2点2塁打でロッテを突き放しました。

 前田健は3回に安打と四球で1死1,2塁のピンチを招くと、井口に適時打を浴びて1点を失いましたが、サブローと角中を抑えて最少失点で凌ぎました。
 4回以降はロッテ打線に付け入る隙を与えず、4回から8回まで1安打に抑え、唯一走者を背負った場面も併殺で切り抜けるなど、完璧に封じました。
 8回を終えて111球を投げていたことから、9回は岸本にマウンドを譲りましたが、4安打1失点に抑える素晴らしい投球でした。

 岸本は1死から四球と2塁打で2,3塁とされると、今江の適時打で2点を失ったため、ベンチはミコライオを投入して後続を断ちました。
 あの日本ハム戦以来、前田健が先発した試合で救援投手が9回に得点を奪われると、物凄く不安になります。今日は2点を失った時点で、岸本を諦めて傷口が広がる前にミコライオを投入しました。たぶん首脳陣も同じ気持ちだったかもしれないですね。
 そろそろあの悪夢を忘れたいものです。

 これで引き分けを挟んで3連勝となり、交流戦の借金も1まで減り、順位も7位まで上がりました。交流戦は残り2試合ですから、何とか連勝して交流戦を勝ち越して終わりたいですね。


 今日も10安打6得点と打線につながりが出てきました。東出とニックが離脱してから、野手全体に必死さを感じるようになり、チャンスでも必要以上に力まなくなったと思います。これが着実に得点できるようになった最大の要因ですね。
 個々の打者は迫力がありませんが、力を合わせてれば十分に戦えることが分かりましたね。

 打線の状態は今季一番の状態になったのに、あと2試合で交流戦が終わり、1週間試合が無くなってしまうのは、少し残念です。
 大砲不在がしばらく続き、苦しい状況ですが、今のような攻撃が続けられれば、借金返済できると思います。野手には今の気持ちを忘れないでほしいですね。

 
 
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終盤粘って引き分け

2012年06月13日 22時14分27秒 | 試合結果
広 島 000 000 021 0 3
ロッテ 000 300 000 0 3

 ニックが抜けた打線は、4番に岩本を据えるなど大幅に入れ替えました。初回に天谷の安打などで1死2塁とするも、梵と岩本が凡退して先制機を逃すと、その後は4回まで無安打に抑えられるなどグライシンガーを捕えられませんでした。

 先発の野村はいつもの制球力を欠いていましたが、3回まで無安打に抑えました。しかし、4回に2安打で1死1,3塁とされると、角中、大松、里崎に適時打を打たれて3点を失い、プロ入り最短の4回で降板となりました。
 
 5回からは今井が2回を無失点に抑え、その後を菊地原、中田、岸本が無安打に抑えてロッテに追加点を与えませんでした。

 迫力の無い打線は、5回に安打とボークで無死2塁とするも後続が続かず、7回の無死1塁も梵が盗塁失敗で活かせず、このまま完敗かと思われました。
 しかし、8回に丸と石原の連打でグライシンガーを引きずり下ろすと、代わった益田から天谷が四球を選んで1死満塁として、代打前田智の犠飛と梵の適時打で2点を返しました。
 更に9回には1死1塁から堂林が2塁打を放つも、代走中東の暴走で本塁憤死となり同点機を逃したかと思われましたが、丸が四球で続いて、小窪の適時打でついに同点に追い付きました。
 10回には無死1塁から梵が犠打を失敗するも岩本の安打などで2死1,3塁の勝ち越し機を作りましたが、中東が三振に倒れてしまいました。

 9回から登板した今村は、10回もマウンドに上がり、1死から丸が落球して走者を背負い、盗塁で2塁に進まれましたが、サブローを三振に抑えてミコライオにマウンドを譲りました。ミコライオは角中を三振に仕留めて無失点に抑えました。

 延長10回特別ルールで引き分けとなりました。終盤はカープに流れが傾いていたので勝ち越せなかったのは残念でしたが、7回までは完全に完敗ムードだったことを考えれば、引き分けに持ち込めたことは良かったと思います。
 前回の対戦では、反対に9回にサファテが打たれて引き分けに持ち込まれたので、今回は反対にやり返せましたね。

 
 東出とニックが長期離脱の緊急事態で、打順をみると明らかに迫力がありません。長打は岩本以外期待できない打線なので、繋いで得点をあげるしかありませんが、7回まで散発3安打に抑えられて全く得点を挙げる雰囲気がありませんでしたが、8回以降はロッテ中継ぎ陣の不調に付け込んで見事に打線が繋がりました。
 特に見逃せないのは天谷の四球ですね。1死1,2塁の場面で、ファールなどで10球も粘って最後は四球を選びました。絶対に繋ぐという天谷の強い思いを感じました。これが反撃のきっかとなり2点を返して、9回の同点へと繋がりました。
 この四球が試合の流れをカープに傾けたように思います。迫力が無くても、天谷のように次に繋ぐ意識を強く持てば、東出とニックの抜けた穴をカバーできるはずです。
 また、野村が早々に降板しましたが、今井、菊地原、中田、岸本がしっかりと無失点に抑えたことも見逃せない点です。打線の粘りに目が行って目立ちませんが、中継ぎ陣の奮投も素晴らしかったですね。
 
 タラレバを言ってはいけませんが、9回の中東の暴走は残念でした。完全にアウトのタイミングだったので、3塁で止まって1死2,3塁と成っていれば…。と思ってしまいますね。
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緊急補強

2012年06月12日 23時15分02秒 | 日記
 球団は、広島市内の病院で東出とニックが検査を受けて、東出は右手中指末節骨骨折、ニックは左膝の前十字靱帯損傷および内側半月板損傷と診断されたと発表しました。
 東出は本格的な練習再開まで2カ月掛かり、ニックの全治は数日間経過を見てからの判断になるということです。
 東出の長期離脱は確実となり、ニックもその可能性がかなり高いですね。

 東出の代役は木村でカバーできると思いますが、栗原も欠いている現状ではニックの穴は埋められないですね。まだシーズンは半分以上残っており、現有戦力だけで戦うのは、かなり厳しい状況です。
 
 球団も緊急事態ということで、外国人野手の緊急補強に動くとのことですが、いくらリストアップしている選手がいても、これから交渉して獲得となると7月になってしまい、来日して1軍合流は早くてもオールスター明けになってしまうでしょう。
 そこから日本の野球に慣れて、実力を発揮するまでにはもう少し時間が掛かるでしょうから、実質的には8月下旬までは、あまり期待できないと思います。また、これから獲得交渉に動いて、合意できるかという根本的な問題もあります。

 とは言っても何もしない訳にはいかないので、せめて日本でのプレー経験のある選手を中心に人選した方が、獲得もし易いでしょうし、慣れるまでの時間も短くなると思います。
 球団も単純に実力だけでなく、日本での実績も加味して、早めの補強をお願いしたいですね。

 右肘故障の栗原に続いて主力2選手が離脱する事態に、球団幹部は新外国人選手の補強に言及し「リストの中から何人か探していく。取れる取れないの問題はあるが、努力はする」と話した。
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堂林3打点の大当たり

2012年06月11日 21時56分07秒 | 試合結果
オリックス 000 000 100 1
広 島 014 100 00X 6
勝利投手:大竹5勝2敗
敗戦投手:マクレーン3勝3敗

 昨日は良い勝ち方で流れを掴みそうな気配を感じましたが、初回に2死3塁から三ゴロを放ったニックが負傷して交代するという波乱から試合が始まりました。
 このピンチにも野手が奮起して、2回に2死1塁から石原が適時2塁打を放って先制点を挙げると、3回には1死2塁からニックの負傷で途中出場の赤松が適時打を放ち、続く岩本がエンドランを成功させて1,3塁とすると、2死後に堂林が左翼へ3点本塁打を放ってこの回4点を追加しました。
 更に4回には敵失などで1死3塁とすると、暴投により無安打で1点を追加しました。

 先発の大竹は、毎回走者を背負う苦しい投球でしたが、変化球を有効に使う投球が冴えて、オリックス打線に得点を与えませんでした。
 初回と2回は1死2塁、3回は1死1,2塁と得点圏に走者を背負いましたが、後続を断ち得点を与えない粘り強い投球でした。7回2死まで投げて無失点に抑えました。

 打線は4回以降1安打に抑えられてしまい、7回無死2塁も、天谷、赤松、岩本が凡退してオリックスにダメ押しすることができませんでした。

 7回2死から菊地原がマウンドに上がり、内野安打と3塁打で1点を失いましたが、8回は岸本が、9回は今村が無失点に抑えてオリックスに快勝して対戦成績を2勝2敗の5分に持ち込みました。

 
 堂林が昨日の4打点に続いて、今日は3打点と大当たりです。昨日の試合で何かを掴んだことで、当たりが戻ってきたかもしれません。ここ最近はチャンスで凡退する場面が目立ちましたが、それでも気持ちを強く持って打席に入り、自分のスイングを見失わなかったことが良かったのかもしれません。
 野村監督もその姿勢を買ってスタメン起用を続けてきたので、堂林も結果を出して監督の期待に応えられたことは嬉しいでしょうね。次はこの打撃をキープできるようになってほしいですね。

 ニックが1回の走塁で1塁へ駆け込んだ際に左膝を負傷して交代しました。左膝関節靱帯損傷の疑いがあるため、12日以降に検査を受けるとのことです。野村監督によると軽傷ではないようで、長期離脱の可能性も示唆したそうです。
 昨日は東出が骨折して、今日登録を抹消されており、連日の負傷者発生となってしまいました。更に栗原も長期離脱中と、主力に故障者が相次いでいます。
 東出の代役には木村がいますが、栗原とニックの代わりとなるバーデンも故障中のようですから、4番を任せられる長距離砲がいなくなってしまいました。岩本の調子が上向いてきたことは救いですが、それだけでは不安です。何とかニックが軽症であることを願うだけですね。
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堂林4打点逆転勝ち

2012年06月10日 21時30分06秒 | 試合結果
オリックス 000 002 000 2
広 島 000 000 32X 5
勝利投手:バリントン3勝6敗
セーブ投手:ミコライオ1勝3敗3S
敗戦投手:寺原2勝4敗


 苦手寺原に対して、初回に2安打で1死1,2塁とするも、ニックと岩本が凡退して先制機を逃すと、2回から6回までニックの2塁打1本に抑えられて、全く打てる気配を感じませんでした。

 バリントンは球のキレが良く、4回まで無安打に抑える素晴らしい投球で、5回に2安打で1死1,2塁とされるも、齋藤を遊ゴロ併殺に打ち取りピンチを脱しました。
 しかし、6回に木村の失策と安打で1死1,2塁とされて、スケールズに2塁打を浴びて2点の先制を許してしまいました。直も続くピンチは、李大浩とバルディリスを連続三振に抑えて追加点は許しませんでした。
 
 沈黙していた打線は7回に、ニックと岩本の連続短長打で無死2,3塁とすると、1死後に堂林が2点適時打を放って同点に追いつき、続く代打前田智も適時打を放って勝ち越しに成功して寺原をKOしました。

 8回からは2番手今村が登板し、2安打で1死1,3塁のピンチを招くも、李大浩を三ゴロ併殺に打ち取り無失点で凌ぐと、その裏には、2安打と四球で無死満塁として、1死後に堂林が2点適時打を放って、待望の追加点を挙げました。
 9回はミコライオが連続三振を奪うなど三者凡退に抑えてオリックスに鮮やかな逆転勝利を挙げるとともに、好投したバリントンに久々の3勝目が付きました。


 堂林が昨日の借りを返しました。昨日はチャンスで凡退を繰り返して、敗因の一つと言われてしまいました。しかし、野村監督はバットは振れているとのことで、起用し続けてチャンスを与えると、堂林はその期待に直ぐ応えられたところは素晴らしいですね。
 7回の同点打は、何としても打って走者を返すいう強い気持ちを持って打席に入ったことが好結果に繋がったと思います。更に8回には、自分で決めてやるという思いを持って打席に入って、貴重な追加点を叩き出しました。
 カープの攻撃陣全体に言えることですが、チャンスで凡退する場面が多いのは、気持ちの弱さが原因だと思うので、今日の堂林のような強い思いを持って打席に入ってほしいですね。

 また、前田智が勝ち越し打を放って、これが白星に繋がったのは久々ではないでしょうか。前田智が打って得点を挙げると、なぜか逆転されるなど白星に繋がりませんでした。ようやく勝ち試合で打てて、前田智も気分が良かったでしょうね。これからも勝負を決める一打を期待しましょう。

 バリントンは本当に根気強く投げてくれました。味方は初回に先制機を逃してから得点を挙げる気配を感じないうえ、6回の2失点は失策から始まっており、気持ちが切れてもおかしくないですが、続く1死2塁のピンチは気合で連続三振に抑えて、追加点を許しませんでした。
 その姿がチーム全体に刺激を与えたことは、堂林や前田智のコメントからも分かります。今日はバリントンの投球が報われて本当に良かったと思います。前田智の言うとおり、まだまだバリントンには借りがあるので、これから返していってほしいですね。
 
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ソフトバンク戦7連敗

2012年06月09日 22時04分15秒 | 試合結果
S B 022 011 010 7
広島 000 000 021 3
勝利投手:摂津6勝2敗
敗戦投手:齊藤2勝3敗

 初回に昨日と同じミスを繰り返してしまいました。1死から東出が安打で出塁するも、牽制死でチャンスの芽を摘んでしまうと、2回からは摂津のペースで投げさせてしまいました。
 
 齊藤は初回は三者凡退に抑えるも、2回に先頭カブレラに本塁打を打たれると、1死後にペーニャにも本塁打を浴びてしまいました。続く3回には2死から梵の悪送球で出塁を許すと、四球後にカブレラと松田に連続適時打を打たれて2点を失ってKOされてしまいました。
 
 2番手の今井も不安定で、4回の無死1,3塁は無失点で凌ぐも、5回2死から松田に本塁打を打たれ、6回には赤松のまずい守備も絡んで先頭長谷川に3塁打を打たれると、続く細川に簡単に犠飛を打たれて、試合を決める6点目う失いました。
 7回から登板の3番手中田も、8回に連続2塁打でダメ押し点を失ってしまいました。

 かみ合わない打線は、4回は梵の安打、5回は岩本の2塁打で、6回は代打丸の四球で先頭打者を出塁させるも、後続が全く続かず進塁させることさえできませんでした。
 試合が壊れた8回にようやく繋がり、梵と代打前田の安打で2死1,3塁として、ニックと岩本の連続適時打で2点を返し、9回にも天谷の2塁打と丸の四球で1死1,2塁として、2死後に代打廣瀬の適時打で1点を返すも、時すでに遅くソフトバンクに完敗でした。


 これで対ソフトバンクは2分を挟んでの7連敗となりました。今日の試合を見ていると、カープの方が8連敗中のチームに見えてしまうくらい、動きが悪く感じました。
 いくら苦手にしているとはいえ、交流戦最下位で8連敗中の相手に3敗1分は寂しすぎます。ソフトバンクの4勝中3勝がカープという事実を見ると、更に悲しくなりますね。
 1シーズンでの対戦はたかが4試合ですが、これだけ苦手にしているのは大きな問題ですね。来季に向けて対策を練らないといけませんね。
 

 初回の牽制死が試合の流れを変えてしまいました。しかも昨日も同じようなミスをしており、2日続けて同じミスをするのはいけませんね。
 今日は東出だったので、何かしらサインが出ていた可能性が高く、逆を突かれたのでしょうが、昨日の失敗を糧にして活かしていれば、もう少し緊張感を持てたと思います。さすがに、これ以上同じミスをすることはないと信じたいですね。
 これで主導権を自ら手放すと、その後の攻撃に覇気を感じれらませんでした。4回から6回まで3イニング連続で先頭打者を出しながらも、中途半端な打撃や、ボール球に手を出すなど走者を進めることさえできず、摂津を追い込むことができませんでした。
 終盤に3点を返し、零封されなかったことは唯一に救いですね。あのまま終わっていたら、明日の試合にも影響していたかもしれません。
 明日こそは、序盤から得点を挙げて投手陣を援護してほしいですね。しかし、オリックスの先発は苦手の寺原というのは気になりますね。 
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降雨コールド引き分け

2012年06月08日 22時30分41秒 | 試合結果
S B 100 000 00 1
広島 100 000 00 1


 雨が降る悪コンディションでしたが、前田健はソフトバンク打線から10奪三振を奪う好投でした。初回に、内野安打と犠打で1死2塁とされると、内川に適時打を打たれて先制点を奪われてしまいました。しかし、2回以降はスライダーの切れが良く、次々と三振を奪いました。
 3回の2死3塁のピンチでもスライダーで三振に仕留め、6回の2死2塁でもペーニャをスライダーで一邪飛に打ち取り、無失点で凌ぎました。
 8回まで投げて6安打されながらも、10個の三振を奪う力投で、初回の1失点に抑えました。

 打線は、初回に梵の先頭打者本塁打で早々に追いつきましたが、その後は攻撃がかみ合いませんでした。2回は無死1塁で岩本が牽制死、5回1死1塁では、エンドランを仕掛けるも、天谷が空振りして、堂林が盗塁死してしまいました。更に6回には1死1塁で、赤松が三振し、守備妨害も取られて併殺となってしまいました。
 最大のチャンスだった8回は、1死1,3塁と大隣を攻めましたが、赤松が二飛、代打小窪が遊ゴロに倒れて勝ち越すことができませんでした。

 8回が終わった時点で、雨脚が強くなり8回降雨コールドゲームとなり、8回までながら完投した前田健の好投に応えることができませんでした。


 雨が降り続いて、中断を繰り返した状況を考えると、初回に梵の本塁打で直ぐに追いついたのは良かったのですが、その後の拙攻が痛かったですね。
 特に2回の岩本の牽制死はいけないですね。エンドランのサインが出ていた訳でもないようで、単なる凡ミスのようです。無死の走者は、得点に繋がる可能性が高いだけに悔やまれますね。岩本は同じミスを繰り返さないように反省してほしいですね。

 8連敗中のソフトバンクに、エース前田健を立てても勝つことができませんでした。試合は終始カープペースでしたが、最後まで勝ち越すことができませんでした。
 どうもソフトバンクは苦手なイメージが強いですね。ソフトバンクは交流戦で3勝していますが、そのうち2勝がカープというのは、少し悲しいですね。
 ソフトバンク戦の負け越しは決まってしまいましたが、明日こそは勝って、一矢報いて少しでも良いイメージを残したいですね。
 
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