カープな毎日

カープファンのひとりごと。

九里が粘りの投球で4連勝

2014年04月19日 20時13分09秒 | 試合結果
広 島 100 100 500 7
DeNA 100 000 000 1
勝利投手:九里2勝
敗戦投手:井納3勝1敗
本塁打:[広島]丸4号、堂林4号


 初回に丸が2試合連続となる本塁打を放って先制点を挙げましたが、その裏に先発九里が、2死3塁から中村紀に適時打を浴びて、同点に追いつかれてしまいました。
 
 九里は制球に苦しみ、毎回のように走者を背負う苦しい投球でしたが、変化球を駆使して粘り強く投げました。
 3回は無死1,2塁から井手と中村紀を連続三振に仕留めるも、筒香には四球を与えて満塁としてしまいましたが、バルディリスを三振に抑えて無失点で凌ぎました。4回からは立ち直りを見せて、6回までを1安打無失点に抑えました。

 打線は、井納に対して2回と3回は無安打に抑えられていましたが、4回に安打と盗塁で2死2塁として、キラが適時打を放って勝ち越し点を挙げました。
 7回には2安打と四球で1死満塁とすると、代打梵が押し出し死球により追加点を挙げて井納をKOすると、代わった高崎から堂林が満塁本塁打を放って、この回5点を挙げて試合を決定付けました。

 7回からは継投に入り、永川勝、一岡、西原がDeNA打線を無得点に封じて、2試合連続で快勝しました。チームは4連勝で、98年以来の貯金8としました。


 九里は持ち味の制球が安定せず、思ったところに制球できず苦しみましたが、要所では変化球が決まり、6回を5安打3四死球1失点に抑えました。
 初回こそ中村紀に適時打を浴びて失点しましたが、2回以降は低めを意識した投球で徐々に立ち直り、最大のピンチとなった3回も落ち着いたマウンドさばきで、直球と変化球のコンビネーションを駆使して3三振を奪い、勝ち越しを許しませんでした。この投球が試合の流れをカープに傾け、4回の勝ち越し点に繋がったと思います。
 悪い時でも大崩れすることなく、しっかりと試合を作れるところは、新人離れしていますね。先発として大切な要素なので、これからも白星が増えていきそうですね。


 今日も打線が機能して8安打で7点を挙げました。もちろん、堂林の満塁本塁打が効いていますが、それ以上に4回の得点が大きかったと思います。
 2死1塁から菊池が2盗を決めると、キラが追い込まれながらも適時打を放って勝ち越し点を挙げました。3回にDeNAが勝ち越しのチャンスを潰した直後だったので、この1点は流れを引き寄せる大きな1点だったと思います。それも機動力を絡めて、2死からチャンスメイクしての得点だったので、DeNAにとっても痛い失点だったと思います。
 最近は本塁打が多く、派手な得点が目立っていますが、4回のような渋い得点ができていれば、しばらく攻撃陣は大丈夫ですね。

 
 
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5本塁打11得点で大勝

2014年04月18日 22時56分10秒 | 試合結果
広島 101 013 005 11
DeNA 002 000 000 2
勝利投手:篠田1勝1敗
敗戦投手:三浦2敗
本塁打:[広島]丸3号、菊池2号、堂林3号、エルドレッド6号、石原1号


 打線は初回に丸が本塁打を放って先制点を挙げると、3回には菊池が本塁打を放ち追加点を挙げました。
 
 先発篠田は、初回、2回と先頭打者に四球を与えましたが、低めを丁寧に突く投球で、後続を断ち得点を与えませんでした。
 しかし、3回に2死無走者から、石川、梶谷、中村紀、筒香に4連打を浴びて2点を失い、同点に追いつかれてしまいました。
 直後の4回には打線が、無死満塁の大チャンスを併殺などで潰してしまい、嫌な雰囲気になりかけましたが、篠田は自分の投球を貫いて、DeNAに流れを渡さず5回までを2失点で凌ぎました。 

 篠田の好投に応えて、5回には堂林が本塁打を放って勝ち越すと、6回にはエルドレッドの本塁打と、石原の2点本塁打で3点を追加して、三浦をKOしました。
 更に9回には3番手土屋を攻めて、丸の犠飛、エルドレッドと赤松の連続適時2塁打、廣瀬の犠飛で4点を奪って、試合を決定付けました。

 篠田は5回で降板するも、6回からは中田が2イニングを、8回は永川勝、9回は今村が無失点に抑えて、DeNAに大勝しました。
 

 昨日は10安打を放って上向き始めた打線が、14安打11得点でようやく爆発しました。序盤から中盤は、4本塁打が全てソロ本塁打と繋がりを欠いて、数の割には得点が増えず、効率の悪い得点でした。しかし、石原が2点本塁打を放って、感じていたモヤモヤが吹っ切れました。
 打線も同じだったのか、ようやく9回に繋がり、小窪の2塁打をきっかけにして4長短打などで5点を奪いました。
 やはり本塁打に頼った攻撃は、カープの目指す野球ではないので、終盤のようや繋いで得点できたことは、打線の状態が上向いてきた兆しだと思います。今日をきっかけに打線が、投手陣をしっかりと援護してほしいですね。


 篠田が5回を投げて4安打2失点に抑えて、登板3試合目で復活星を挙げました。低めへの制球を意識して、粘り強く投げ抜きました。3回に4連打を浴びて2点を失いましたが、会心の当たりばかりではなかったので、少し不運なところもありました。
 2点を失っても、自分を見失うことなく、丁寧な投球を心掛けていたことで、その後は無失点に抑えることができたと思います。
 この投球が続けられれば、もっと白星が増えるはずです。先発ローテに穴が無くなりそうですね。
 
 
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投打かみ合い阪神に連勝

2014年04月17日 23時59分18秒 | 試合結果
阪神 000 100 001 2
広島 202 002 20X 8
勝利投手:バリントン2勝2敗
敗戦投手:メッセンジャー1勝2敗
本塁打:[阪神]ゴメス1号
[広島]エルドレッド5号

 阪神との首位攻防戦は、カープの投打ががっちりとかみ合って連勝して、貯金を今季最多の6としました。貯金6は14年ぶりとのことですが、もっと貯金を増やしてもらいたいですね。

 打線は制球に苦しむメッセンジャーに対して、初回2死から丸の中前打をきっかけに連続四球で満塁とすると、松山が適時打を放って2点を先制しました。
 3回には無死3塁からエルドレッドの2点本塁打で追加点を挙げると、6回には1死2塁から堂林の適時3塁打とバリントンの犠飛で2点を追加して、阪神を突き放しました。
 更に7回にも2死1塁からエルドレッドの適時2塁打とキラの適時打で2点を加えて、ダメ押しをしました。

 バリントンは、8回を投げて好調阪神打線を散発5安打に封じて、ゴメスの本塁打による1失点に抑える好投で、2勝目を挙げました。


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大瀬良プロ初白星&初適時打

2014年04月16日 20時44分11秒 | 試合結果
阪神 000 001 000 1
広島 010 020 00X 3
勝利投手:大瀬良1勝1敗
敗戦投手:岩崎1勝1敗
セーブ:ミコライオ6S


 大瀬良は、立ち上がりから力強い直球を軸に好調阪神打線に真っ向勝負を挑みました。多少制球がばらつき、甘い球もありましたが、力でねじ伏せました。
 初回の1死2塁では、主軸の鳥谷とゴメスを抑えると、3回の2死1,2塁では菊池の好守に助けられて阪神に得点を与えませんでした。

 大瀬良を援護したい打線は、阪神の新人岩崎に対して、2回に連続単長打で無死2,3塁とすると、梵の併殺の間に1点を先制しました。
 3回と4回は三者凡退の終わるも、5回に2死3塁から石原が敬遠されて1,3塁となり、大瀬良が2点2塁打を放って、待望の追加点を大瀬良が自らのバットで叩き出しました。
 
 5回まで無失点に抑えていた大瀬良でしたが、6回に無死1塁からゴメスの安打に丸の失策が絡んで1点を失ってしまいました。しかし続く無死2塁のピンチは、マートン、新井良、福留と凡打に打ち取り最少失点で切り抜けました。
 大瀬良は7回まで投げてマウンドを降りると、8回は一岡が、9回はミコライオが無安打無失点に抑える完璧なリリーフで阪神に反撃を許さず、大瀬良に待望のプロ初勝利が付きました。


 大瀬良が投打で光りました。投げては7回を散発5安打5奪三振1失点(自責点は0)に抑え、打ってはプロ初安打を放ち、プロ初打点を挙げました。
 持ち味の力強い直球で昨日12安打を放った阪神打線を抑えました。甘い球でも抑えることができたのは、球のキレが良く、力がある証拠でしょう。
 前2試合は甘い球を本塁打されていましたが、今日は直球のキレが良く、変化球も活きたことで抑えられたと思われます。調子の悪い時でも抑えるためには、制球面の向上は不可欠だと思います。これは今後の課題ですね。とは言え、今の投球内容は新人としては十分だと思いますけどね。


 打線は新人の岩崎に対して、1番に堂林を起用する新オーダーで臨みましたが、6回を5安打に抑えられて、攻略したとは言い難い結果でした。3点を挙げたとはいっても、1点は併殺の間、2点は大瀬良の適時打なので、野手には適時打が出ていません。 
 不調だったキラには当たりが戻り始めているのは、明るい兆しですが、梵や丸は上向く気配がありません。やはり2人が打たないと打線として機能しませんね。
 投手陣に頼ってばかりではいけないので、早く復調のきっかけを掴んでほしいですね。

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野村も阪神を止められず

2014年04月15日 22時48分01秒 | 試合結果
阪神 001 041 200 8
広島 010 001 000 2
勝利投手:藤浪1勝2敗
敗戦投手:野村2勝1敗
本塁打:[阪神]新井良2号、藤浪1号
    [広島]エルドレッド4号

 低調なカープ打線は、立ち上がりに調子が上がらない藤浪を捉えきれませんでした。初回は三者凡退に終わり、2回はエルドレッドの本塁打で1点を先制するも、その後の無死1塁では後続が凡退して追加点を奪えませんでした。
 
 先発の野村も制球に苦しみ、毎回走者を背負う苦しい投球でした。初回と2回は何とか無失点で凌ぎましたが、3回に1死1,2塁からゴメスに適時打を浴びて同点に追いつかれてしまうと、5回には大和と鳥谷の連続2塁打で1点を勝ち越され、更に2死1,2塁から新井良に3点本塁打を浴びてしまい、この回限りでマウンドを降りました。

 6回からは九里が登板するも、6回には投手の藤浪に本塁打を浴びて追加点を許すと、7回には2死2,3塁から上本に2点適時打を打たれて、ダメ押しをされてしまいました。

 打線は、同点の4回に無死2塁の勝ち越し機を作りながら、頼みのエルドレッドが右飛に倒れるなど後続が続かず、無得点に終わりました。
 5点差の6回に2死3塁からキラが適時打を放って1点を返すも反撃が遅く、7回以降は阪神の継投に無安打に抑えられて、阪神に完敗しました。
 
 阪神は6連勝となり、カープとのゲーム差が無くなりました。明日は大瀬良と岩崎のルーキー対決です。大瀬良のプロ初勝利と阪神の連勝ストップを期待しましょう。


 巨人を3タテした好調阪神との首位攻防戦でしたが、野村は5回を投げて7安打5四球で5失点と阪神の勢いに飲み込まれてしまいました。
 3回は鳥谷に四球を与えた後に、ゴメスに適時打を打たれており、5回はマートンを敬遠気味に歩かせた後に、新井良に3点本塁打を浴びてしまいました。
 5回の四球は仕方ないと思いますが、次打者に本塁打を打たれてはいけません。阪神は打線が絶好調ということで、制球を気にし過ぎて投球を苦しくしたのかもしれませんが、制球の良い野村らしくありませんでした。
 次回対戦する時には、今日の借りをしっかりと返してほしいですね。


 2番手登板した九里も阪神打線の勢いを止められませんでした。野村をKOして勢い付いた阪神打線を止めるのは、少し酷だったかもしれませんが、投手の藤浪に本塁打を浴びたのは反省点ですね。
 負け試合での中継ぎ登板で、プロの洗礼を浴びたのは良い経験になったのではないでしょうか。この反省を次回の先発登板に活かしてほしいですね。
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九里も雨男?

2014年04月13日 21時48分08秒 | 日記
 今日の中日戦は、雨のため早々に中止が決定しました。先発は九里でしたが、2回連続で雨の影響により登板が流れてしまいました。
 前回は6日のDeNA戦で先発予定でしたが、登板日が雨天中止となった前田健が先発したため登板機会が飛んでしまいました。3月29日の中日戦以来先発の機会が巡ってきません。

 前田健と共に九里も雨男なのかもしれませんね。登板がイレギュラーになって調整が難しいと思いますが、次回登板に備えてしっかりと準備してほしいですね。
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前田健緊急降板も中田が救う

2014年04月12日 22時52分35秒 | 試合結果
中日 000 000 000 0
広島 200 000 03X 5
勝利投手:前田健2勝
敗戦投手:大野2敗


 左腕大野に対して昨日の殊勲者である木村とキラを外して、1番梵、5番廣瀬、6番小窪、7番堂林と3番丸以外は右打者を並べた打線は、初回に大野の乱調に付け込み3連続四死球で1死満塁のチャンスを貰うと、廣瀬が2点適時打を放って先制点を挙げました。
 しかし、2回以降は立ち直った大野を攻略できず7回まで無得点に抑えられました。

 前田健は初回に荒木の2塁打をきっかけに2死1,3塁のピンチを招くも、森野を右飛に打ち取り無失点で切り抜けると、2回以降は5回まで無安打に抑える好投でしたが、5回の打席に立ちながらも右ひじに張りを感じて緊急降板しました。
 6回から急遽、中田がマウンドに上がると、先頭の大島に四球を与えるも2連続三振を奪うなど後続を抑え、7回も無安打に抑えてリードを守りました。
 8回は永川勝が三者凡退に抑えると、その裏には2番手田島を攻めて、1死満塁から石原の適時打に敵失が絡んで3点を追加して、試合の行方を決めました。
 5点差の9回は西原が登板し、1安打を打たれるも無失点に抑えて、中日を零封しました。
 中日に連勝し、同率で並んでいた巨人が敗れたため、単独首位に立ちました。

 
 前田健は、試合前から右ひじに違和感があったそうですが、耐えて5回までを投げ抜きましたが、耐えきれなくなり自ら降板を申し出たとのことです。
 前田健にしては、制球がバラついている印象だったのは、このためだったのですね。状態が悪くても、5回を1安打無失点に抑えるところは、エースの意地だったかもしれないですね。
 野村監督によると、病院には行かず2,3日様子を見て、今後の登板予定を決めることになるようです。本人によると、これまでも感じたことがあるそうで、長期離脱に繋がることは無さそうですが、まだ安心はできませんね。
 次回登板まで少し間隔をあけるかもしれないので、他の先発投手には奮起してもらいたいですね。 

 前田健の緊急降板というピンチを救ったのは中田でした。急遽マウンドに上がり、しかも1番からという厳しい場面でも、エースの力投が乗り移ったかのような気持ちの入った強気の投球で中日打線を抑えました。
 今季の中田はここまで6試合に登板し、9回1/3を投げて無失点と好調をキープしています。投球にも自信を持っているようで、安心して見ていられるようになってきました。中継ぎ陣の層が厚くなりましたね。
 中田のような中継ぎ投手がベンチに入ってるのは、首脳陣としても心強いことでしょうね。
 
 
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バリントン初勝利で連敗止まる

2014年04月11日 22時47分33秒 | 試合結果
中日 000 030 000 3
広島 100 210 00X 4
勝利投手:バリントン1勝2敗
敗戦投手:川上2敗
セーブ:ミコライオ5S

 昨日までの巨人戦では元気の無かった打線は、1番木村、3番丸、6番キラと打順を大幅に入れ替えました。これが的中し、初回に2死2塁からエルドレッドが適時打を放って先制点を挙げました。
 川上に2回と3回は三者凡退に抑えられるも、4回に2連打などで1死2,3塁とすると、キラが2点適時打を放って追加点を奪いました。

 バリントンは、立ち上がりから球が高く、全体的に制球が甘かったですが、中日の拙攻にも助けられて3回まで無失点に抑えました。しかし、5回に2連打と四球で1死満塁のピンチを招いてしまい、内野ゴロと荒木の2点適時3塁打で同点に追いつかれてしまいました。

 嫌な展開になりましたが、その裏に木村の3塁打と菊池の適時打で1点を挙げて、勝ち越しに成功しました。
 バリントンは6回まで投げてマウンドを降りると、7回は一岡、8回は永川勝がそれぞれ三者凡退に抑える好リリーフで繋ぎ、9回はミコライオが三者凡退に抑えて1点差を守り切って、チームの連敗を2で止めるとともに、バリントンが今季初勝利を挙げました。


 打線の組み替えが的中しました。初回は3番に入った丸の四球をきっかけに先制点を挙げて、4回にはまたも丸の安打からチャンスを作って、6番に降格したキラが2点適時打を放ちました。そして追いつかれた直後には、1番に起用された木村の3塁打から勝ち越し点を挙げました。
 4得点の全てが打順を入れ替えた選手に絡んでいます。選手にとっても刺激になったのかもしれないですね。巨人戦では不振だったキラに適時打が出たことで、復調のきっかけになってほしいですね。
 そして木村が好守で光りました。普段は控えとしてベンチスタートですが、しっかりと準備ができているからこそ、スタメン起用されても結果を残せるのでしょう。
 今日の木村のプレーは他の選手にも刺激になったと思います。明日は左腕の大野が先発なので、スタメン入りは難しいかもしれませんが、これからも木村のスタメン起用する機会を増やしてほしいですね。
 

 バリントンは6回を投げて5安打3失点と好投しました。打たせて取るバリントンらしい投球でしたが、全体的に制球が甘かったことは気にりました。
 特に5回は残念でした。キラと木村の好守に助けられて3失点で済みましたが、逆転されていてもおかしくありませんでした。
 1死1,2塁から投手の川上に四球を与えて満塁とピンチを広げてしまうという、大量失点に繋がる悪いパターンでした。幸いにも同点で済んだのは木村の好守のおかげでした。バリントンは野手に感謝しないといけませんね。
 まだ本来の姿ではありませんが、この1勝が立ち直るきっかけになってほしいですね。
  

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今季初の連敗

2014年04月10日 21時41分30秒 | 試合結果
広島 000 011 000 2
巨人 001 101 01X 4
勝利投手:菅野3勝
敗戦投手:篠田1敗
セーブ:西村1勝4S
本塁打:[広島]松山2号、丸2号
    [巨人]坂本2号

 篠田は、低めに球を集める丁寧な投球でしたが、3回に2死1,2塁からアンダーソンに適時打を浴びて先制点を奪われると、4回には2死1,2塁から菅野に適時打を浴びて追加点を奪われました。

 打線は、苦手菅野に対して走者を出しても2度の盗塁死などでチャンスを潰して、4回まで無得点に抑えられましたが、5回に松山の本塁打で1点を返すと、6回には丸の本塁打で同点に追い付きました。
 しかし、直後の6回に篠田が坂本に本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。更に連続短長打を浴びるも、エルドレッドの好返球により追加点は許しませんでした。

 6回途中から登板した中田が7回までを無失点に抑えて、打線の反撃を待ちましたが、8回に登板した一岡が、四球とキラの失策で1死1,3塁のピンチを招いて阿部の中犠飛で、痛い追加点を奪われてしまいました。

 8回に中東の安打と盗塁で2死2塁として、菅野をマウンドから引きずり降ろしましたが、丸が山口に対して三振に倒れると、9回には西村から1死2,3塁の同点機を作りましたが、エルドレッドと梵が連続三振に倒れて追いつくことができませんでした。

 今季初の連敗を喫して、チームの開幕からのカード勝ち越しが3で止まり、首位タイから2位に後退しました。
 昨日のような完敗ではありませんでしたが、あとひと押しができないところは昨季と変わっておらず、スコア以上に実力の差を痛感した試合でした。
 今季初対戦で、カード勝ち越しは成らず、巨人への苦手意識は払しょくしきれませんでしたが、きっかけを掴めば互角に戦えると思うので、次回対戦ではカードの勝ち越しをして、苦手意識を消してほしいですね。

 篠田は強力巨人打線に対して、6回2/3を投げて9安打3失点と役割は果たしました。四球が1個で、前回に続き課題の制球が安定していました。2試合続けて結果を残したことで、ローテとして計算できるようになったことは収穫でした。
 しかし、3失点のうち2失点はもったいない失点でした。3回は2死2塁から片岡に四球を与えて、好調のアンダーソンに打席を回してしまい適時打を浴びました。更に4回には2死1,2塁から投手の菅野に適時打を浴びてしまいました。
 3失点のうち2点は防ぐことができた可能性がありました。無駄な失点を減らさないと勝てないので、この点は次回に向けての反省点ですね。

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大瀬良プロ初黒星

2014年04月09日 22時10分17秒 | 試合結果
広島 000 000 001 1
巨人 020 000 12X 5
勝利投手:セドン1勝
敗戦投手:大瀬良1敗
セーブ:西村1勝3S
本塁打:[巨人]ロペス5号、橋本1号、アンダーソン3号、村田2号


 大瀬良は直球のキレが良く、制球も安定していましたが、変化球の制球が甘く、2回はロペスに高めに浮いたカーブを捉えられて先制2点本塁打を浴びてしまいました。
 3回以降は走者を背負っても粘り強く投げて連打を許さず、6回まで2失点に抑えました。
 しかし、7回に橋本にも高めのチェンジアップを捉えられて痛恨の本塁打を浴びて3点目を失ってしまいました。
 大瀬良は8回の打席で代打を送られて、この回限りでマウンドを降りました。

 8回からは今村が登板するも、アンダーソンと村田に連続本塁打を浴びて2点を失って試合が決してしまいました。

 打線は、初対戦のセドンに対して、3回まで無安打に抑えられていましたが、4回に菊池の2塁打で無死2塁としながら、キラ、エルドレッド、梵の主軸が3者連続三振に倒れてしまいました。
 6回には菊池とキラの連打で2死1,3塁のチャンスを作りましたが、またもエルドレッドが三振に倒れてしまいました。
 9回も菊池が出塁しながらも、キラとエルドレッドが連続三振を喫してしまいました。完封負け目前のところで、梵と廣瀬の連続安打で1点を返して、セドンをマウンドから引きずり降ろしましたが、反撃もここまでで完封を免れるので精いっぱいでした。


 大瀬良は、7回を投げて7安打6奪三振で3失点と先発の役割を果たしましたが、打線の援護が無くプロ初黒星を喫してしまいました。
 直球には力があり、巨人の強力打線にも十分通用することを示しましたが、変化球の制球に課題を残しました。ロペスと橋本に浴びた本塁打は、共に高めに浮いた変化球でした。
 オープン戦でも甘い変化球を打たれており、変化球の精度が良くない時は、配球を工夫するとか、対策をしないといけませんね。


 打線は初対戦のセドンを全く攻略できず、15三振を喫してしまいました。直球が早い訳ではありませんが、キレの良い変化球とのコンビネーションが絶妙で、制球も素晴らしく付け入る隙がありませんでした。
 今日はセドンが素晴らしかったと諦めるしかありませんが、次回の対戦に向けて対策を練らないといけませんね。次回こそは攻略してほしいですね。

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